玉名市天水町小天の湯の浦地区に湧く小天温泉。明治時代には、夏目漱石も滞在したという歴史ある温泉地だ。現在は、「那古井館」という温泉旅館が1軒、公共の日帰り入浴施設「草枕温泉てんすい」がある。「那古井館」は、小説「草枕」に出てくる那古井の温泉場にちなんで屋号を改名したもので、那古井とは小説の中で小天の代りに漱石が創作した地名だ。平成9年(1997)には、「草枕温泉てんすい」が建設され、現在は2つの温泉が楽しめる。泉質は、無色透明で無味無臭。アルカリ性単純温泉で、神経痛や関節痛、疲労回復などに効能があるといわれる。漱石が入浴したという、前田家別邸の浴場跡を見学した後は、現代の小天温泉の湯を満喫したい。
住所 | 熊本県玉名市天水町小天 |
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TEL |
0968-82-4500 (草枕温泉てんすい) 0968-82-2035 (那古井館) |
アクセス |
公共交通:JR熊本駅から九州産交バス河内経由玉名行きで45分、バス停:小天温泉那古井館前下車、徒歩すぐ 車:九州道菊水ICから県道16号、国道208号、県道1号、国道501号経由18km |
温泉固有情報 |
泉温:38℃ 源泉:1 泉質:アルカリ性単純温泉 効能:神経痛、筋肉痛、疲労回復、冷え性、打ち身、アトピー、慢性皮ふ病、切り傷、婦人病など 宿泊施設数:1 日帰り温泉施設数:1 湯量:300リットル/分 飲用:可 |
※店舗・施設の定休日は原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
※情報は変更になる場合があります。おでかけ前に必ず現地・施設へご確認ください。
※温泉の泉質・効能等は、各施設からの回答をもとに原稿を作成しています。
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