日下部民藝館の北隣にある吉島家は、両替商と造り酒屋として手広く事業を行ってきた豪商。軒下には杉玉が下がり、酒造業時代の名残りをとどめている。現在の建物は明治40年(1907)に名棟梁西田伊三郎によって再建されたもので、国の重要文化財に指定されている。飛騨地方の町屋建築の様式を明確に保ち、完成された美しさで知られる。見どころは玄関を入った土間の吹き抜け空間。大黒柱を中心に、梁と束で幾何学的に組まれた空間を造りあげ、高窓から差し込む光が美しいシルエットを描く。所要30分。井戸端ギャラリーは篠田桃紅展常設。
住所 | 岐阜県高山市大新町1-51 |
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TEL |
0577-32-0038 |
営業時間 |
9~17時(12~2月は~16時30分) |
定休日 |
12~2月の火曜 |
料金 |
入館500円 |
アクセス |
公共交通:JR高山駅→徒歩20分 車:東海北陸道飛騨清見ICから高山清見道路経由20km30分 |
駐車場 |
なし |
文化財情報(観光) |
重要文化財(建造物) |
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