天平神護元年(765)、称徳天皇の発願で東大寺に対する西の大寺として創建された官大寺で、堂宇100以上の大伽藍を誇った。鎌倉時代に中興の祖と呼ばれる叡尊[えいそん]が復興し、今も境内には江戸中期建立の国指定重要文化財の本堂のほか、愛染堂や四王堂などの堂舎が立ち並ぶ。本堂前の巨大な基壇は東塔跡。本堂の本尊木造釈迦如来立像は叡尊が京都嵯峨・清凉寺の釈迦如来像を模刻させたもので、四王堂の四天王像の下に踏まれている邪鬼は創建当初のものだ。春と秋には叡尊ゆかりの大茶盛式も行われる。
住所 | 奈良県奈良市西大寺芝町1-1-5 |
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TEL |
0742-45-4700 |
営業時間 |
入山5~16時。本堂・四王堂・愛染堂は8時30分~16時30分(拝観受付けは~16時) |
定休日 |
入山無休(本堂・四王堂・愛染堂も準ずる)。行事・災害時など臨時に閉門する場合あり |
料金 |
入山・拝観は本堂・四王堂・愛染堂共通で一般800円、中学・高校生600円、小学生400円 |
アクセス |
公共交通:近鉄大和西大寺駅南口→徒歩3分 車:第二阪奈道路宝来ICから国道369号経由2km10分 |
駐車場 |
あり/80台/1時間300円 |
文化財情報(観光) |
重要文化財(建造物) |
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