法隆寺の絵殿・舎利殿の後方にある東院の講堂。夢殿と同じころの創建とみられる。聖武天皇の夫人であった橘古那可智[たちばなのこなかち]の住宅を仏堂に改造したもので、天平期の住宅遺構として貴重。正面7間、側面4間。本瓦葺きの緩やかな切妻屋根を上げる。側壁の虹梁[こうりょう]と蟇股[かえるまた]の架構が美しい。天井は化粧屋根裏で、天蓋が吊られ、床は当時としては珍しい板敷。堂内には3組の阿弥陀三尊像(重要文化財)など多くの仏像を安置する。
住所 | 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1 法隆寺境内 |
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TEL |
0745-75-2555 (法隆寺) |
営業時間 |
法隆寺:8~17時(11月4日~2月21日は~16時30分) |
定休日 |
法隆寺:無休 |
料金 |
法隆寺:境内無料(西院伽藍・大宝蔵院・東院伽藍内は共通拝観一般1500円、小学生750円) |
アクセス |
公共交通:JR法隆寺駅→徒歩20分。またはエヌシーバス(奈良交通バス)法隆寺参道行きで8分、終点下車、徒歩すぐ。または近鉄筒井駅→奈良交通バス62王寺駅北口行きで12分、バス停:法隆寺前下車、徒歩2分 車:西名阪道法隆寺ICから県道5号、国道25号経由2.5km15分 |
駐車場 |
なし |
文化財情報(観光) |
国宝(建造物) |
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奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺1-5-32
奈良県北葛城郡王寺町王寺2-5-7