東室は法隆寺西院回廊の東側の国宝の僧坊。天平以前の創建とみられ、当初は正面4間・側面18間だったが、保安2年(1121)の改造で南3分の1を改め、聖徳太子を祭る聖霊院とした。現在の建物は、鎌倉時代後期の弘安7年(1284)にやや規模を大きくして新造されたもので国宝。切妻造の前面に付く吹放しの庇[ひさし]、蔀戸[しとみど]など、平安時代の寝殿造の対屋[たいのや]形式を連想させる。内部には3つの厨子があり、中央の厨子には聖徳太子坐像(国宝)を安置。3月下旬の「お会式」で厨子が開帳される。
住所 | 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1 法隆寺境内 |
---|---|
TEL |
0745-75-2555 (法隆寺) |
営業時間 |
法隆寺:8~17時(11月4日~2月21日は~16時30分) |
定休日 |
法隆寺:無休 |
料金 |
法隆寺:境内無料(西院伽藍・大宝蔵院・東院伽藍内は共通拝観一般1500円、小学生750円) |
アクセス |
公共交通:JR法隆寺駅→徒歩20分。またはエヌシーバス(奈良交通バス)法隆寺参道行きで8分、終点下車、徒歩すぐ。または近鉄筒井駅→奈良交通バス62王寺駅北口行きで12分、バス停:法隆寺前下車、徒歩2分 車:西名阪道法隆寺ICから県道5号、国道25号経由2.5km15分 |
駐車場 |
なし |
文化財情報(観光) |
国宝(建造物) |
※店舗・施設の定休日は原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
※情報は変更になる場合があります。おでかけ前に必ず現地・施設へご確認ください。
素敵なスポットを見つけ、自分だけのおでかけプランを作っちゃおう
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺1-5-32
奈良県北葛城郡王寺町王寺2-5-7