奥之院御廟の前室として、真然[しんぜん]が創建。奥之院参道正面の石段上にあり、弘法大師へ献上するたくさんの灯籠が堂内いっぱいに下げられている。なかでも長和5年(1016)、祈親[きしん]上人が高野山の復興を祈念して献灯した祈親燈は、貧しいお照という娘が髪を切って売り、献じたものと伝えられ、俗称「貧女の一灯」ともいわれる。寛治2年(1088)に白河法皇が献じた白河燈とともに「消えずの燈明」とよばれ、絶えることなく燃え続けている。建物は昭和中期の改築で、地下には多数の奉納燈籠が並ぶ「地下法場」もある。
住所 | 和歌山県伊都郡高野町高野山550 |
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TEL |
0736-56-2002 (高野山 奥之院) |
営業時間 |
6~17時(地下法場参拝は~16時45分) |
定休日 |
無休 |
料金 |
参拝無料 |
アクセス |
公共交通:高野山ケーブル高野山駅→南海りんかんバス奥の院前行きで14分、バス停:一の橋口下車、または同バス奥の院口行きで14分、終点下車、いずれも御廟まで徒歩30分。または同バス奥の院前行きで21分、終点下車、御廟まで徒歩15分 車:京奈和道紀北かつらぎICから国道24・480号経由25km45分(中の橋駐車場まで) |
駐車場 |
あり/200台 |
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