開山以来、表玄関の役割を果たす高野山一山の総門。九度山町の慈尊院から続く町石道の表参道を上ると、ここからが山内となる。開創当時は現在の位置から500m下の九折谷の谷底に木の鳥居があった。高さ約25mの現在の朱塗の楼門は、宝永2年(1705)に再建されたもの。昭和61年(1986)にも大がかりな解体修理が行われた。大門の両脚に構える高さ4.8mの力強い金剛力士像は、阿形像を仏師康意が、吽形像を法橋運長が造ったとされている。ここからの眺望がよく、晴れた日には山並みの向こうに紀淡海峡から淡路島まで望める。また、大門の左の赤い鳥居から原生林に囲まれた山道を約600m登ると、高野山最高峰の弁天岳に至る。
住所 | 和歌山県伊都郡高野町高野山 |
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TEL |
0736-56-2011 (総本山金剛峯寺) |
定休日 |
拝観自由 |
料金 |
拝観自由 |
アクセス |
公共交通:高野山ケーブル高野山駅→南海りんかんバス大門南駐車場行きで16分、大門下車、徒歩すぐ 車:京奈和道紀北かつらぎICから国道24・480号経由24km35分(大門南駐車場まで) |
駐車場 |
なし |
文化財情報(観光) |
重要文化財(建造物) |
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