源頼朝の菩提を弔うために妻の北条政子が創建。建暦元年(1211)の創建当時は禅定院とよばれていたが、貞応2年(1223)、現在の寺号に改めて、多宝塔(国宝)を建立。鎌倉時代には、高野版とよばれる経典による教学の拠点で、高野山の中心的存在であった。大火の類焼を免れた寺の境内には、運慶作といわれる五智如来坐像(重要文化財)を安置する多宝塔のほか、鎌倉・室町時代の建築物が残る。客殿(重要文化財)は、江戸時代の建築だが、大広間にある襖絵『金地著色梅花雉子図』は雄大華麗な作風が見事で、秘仏の十一面千手観音像、本尊愛染明王像とともに国の重要文化財に指定。寺は宿坊も兼ねており、宿泊者は客殿内部の見学も可。所要1時間。
住所 | 和歌山県伊都郡高野町高野山425 |
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TEL |
0736-56-3838 |
営業時間 |
8~17時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
拝観300円(特別拝観時は500円)、11月末~3月中旬は拝観料無料(詳しくは要問合せ) |
アクセス |
公共交通:高野山ケーブル高野山駅→南海りんかんバス大門南駐車場方面行き、奥の院方面行きで10分、バス停:千手院橋下車、徒歩5分 車:京奈和道紀北かつらぎICから国道24・480号経由25km40分(金剛峯寺前駐車場まで) |
駐車場 |
あり/30台 |
文化財情報(観光) |
世界遺産(構成資産含む)・国宝(建造物)・重要文化財(建造物) |
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