インドから熊野の海岸に漂着した裸形上人[らぎょうしょうにん]が開山した寺。本尊は千手千眼観世音菩薩像(重要文化財)で、平安時代に作られたもの。補陀洛とは古代サンスクリット語の「ポータラカ」の音訳で、観音菩薩の住む浄土を意味する。かつて那智の浜は補陀洛浄土に通じていると信じられ、この寺の住僧は臨終間際になるとわずかな食料を屋形付きの小舟に積み、扉を封印して、補陀洛へと旅立った。これを補陀洛渡海[ふだらくとかい]という。境内には渡海船が復元されているほか、隣には熊野詣の際、潮垢離[しおごり]をしたといわれる浜ノ宮王子跡に、熊野三所大神社[おおみやしろ]が立つ。
住所 | 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町浜の宮 |
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TEL |
0735-52-2523 |
営業時間 |
8時30分~16時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
境内自由 |
アクセス |
公共交通:JR那智駅→徒歩3分 車:阪和道南紀田辺ICから国道311号経由98km2時間 |
駐車場 |
あり/30台 |
文化財情報(観光) |
世界遺産(構成資産含む) |
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[和歌山県][食料品・地酒]
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字勝浦1179-9
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦1165-2