石見銀山の南西に位置する標高634mの矢滝城山に残る城館跡。築城年代は不詳だが、戦国時代に石見銀山の支配権をめぐっての争奪戦があり、享禄元年(1528)には大内義興が、3年後には小笠原氏が奪い取って銀山を支配した。矢滝城山北側には石見銀山から温泉津 [ゆのつ] 港に至る銀山街道が通り、街道を挟んで矢筈 [やはず] 城跡がある。山頂部は南北2つの曲輪[くるわ]群で構成され、北側には枡形の虎口[こぐち](入口)や竪堀、南側には堀切などが残って中世山城の形態を留めている。日本海や遠く三瓶山など眼下の眺望は抜群。国指定史跡で、世界遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」の構成資産の一部。
住所 | 島根県大田市温泉津町西田・祖式町矢滝 |
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TEL |
0854-88-9950 (大田市観光協会) |
営業時間 |
見学自由 |
定休日 |
見学自由 |
料金 |
見学自由 |
アクセス |
公共交通:JR温泉津駅→車30分で矢滝城跡登山口下車、徒歩1時間 車:山陰道江津ICから国道9号、県道201号経由28km40分 |
駐車場 |
なし |
文化財情報(観光) |
世界遺産(構成資産含む) |
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島根県大田市温泉津町温泉津ロ202-1
島根県大田市温泉津町温泉津ロ32