正式名称は「日本十六聖人教会」。大浦天主堂に次ぐ約120年の歴史をもつ古教会だ。キリシタン大名大村純忠ゆかりの大村藩蔵屋敷跡に、明治29年(1896)、「西中町教会堂」として建立。当初は大きな尖塔をシンボルとしたロマネスク様式の聖堂だったが、昭和20年(1945)の原爆投下で尖塔と側壁だけに。現聖堂は世界中からの献金をもって礎石、レンガの外壁はそのままに、鉄筋コンクリートの白亜の教会として昭和26年(1951)に再建されたもの。中央尖塔の両脇には2本の小塔が加えられ、天井は筒形ヴォールトになっている。祭壇中央の十字架は、スペイン・バスク地方のザビエル城にあるフランシスコ・ザビエルゆかりの「ほほえみの十字架」のレプリカ。キリストの生涯を描いたステンドグラスも美しく印象的だ。敷地内には教会名の由来となった「聖トマス西と15名の殉教者(長崎十六聖人)の碑」がある。
住所 | 長崎県長崎市中町1-13 |
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TEL |
095-893-8763 (長崎巡礼センター) |
営業時間 |
9~17時(ミサや冠婚葬祭時は拝観不可の場合あり) |
定休日 |
無休 |
料金 |
拝観無料 |
アクセス |
公共交通:長崎電気軌道(路面電車)桜町電停→徒歩4分。またはJR長崎駅→徒歩6分 車:長崎道長崎ICからながさき出島道路経由5km10分 |
駐車場 |
あり/事前許可制。ミサ時は一般観光客使用不可 |
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