平成10年(1998)に、国の登録有形文化財となった農業用水施設。江戸時代、多摩川の2カ所から取り入れられたニケ領用水は久地で合流、久地分量樋[くじぶんりょうひ]へと導かれた。さらに下流の4方向へ、耕地面積に応じて用水の幅を分割する樋(水門)だったが、水量をめぐる争いが絶えなかったという。昭和16年(1941)、サイフォンの原理を応用した現在の久地円筒分水が完成。円筒の切り口の角度で分水量を一定に調節する仕組みは、農業用水の施設として当時の科学技術の粋を集めた優れものだった。
住所 | 神奈川県川崎市高津区久地1-34 |
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TEL |
044-200-2903 (川崎市建設緑政局道路河川整備部河川課) |
営業時間 |
見学自由 |
定休日 |
見学自由 |
料金 |
見学自由 |
アクセス |
公共交通:東急溝の口駅・JR武蔵溝ノ口駅→川崎市バス向ケ丘遊園南口行きで8分、バス停:新平瀬橋下車、徒歩2分。またはJR久地駅→市営バス第三京浜入口行き、または東急バス二子玉川行きで3分、バス停:新平瀬橋下車、徒歩2分 |
駐車場 |
なし |
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