【沖縄】開館20周年「沖縄美ら海水族館」の魅力を徹底解説。ジンベエザメやイルカショーなど楽しみ満載!割引チケットやおみやげ情報も
沖縄県を代表する人気スポット、「沖縄美ら海水族館(おきなわちゅらうみすいぞくかん)」が、2022年11月で開館20周年を迎えます。ジンベエザメやマンタが泳ぐ大水槽やイルカショーが楽しめるオキちゃん劇場など、沖縄美ら海水族館の魅力を徹底解説します!
Summary
- 沖縄人気No.1スポット「沖縄美ら海水族館」ってどんなどころ?
- 2022年10月から新料金に。最新のチケット料金や割引情報、アクセスなど
- 沖縄美ら海水族館の魅力① ジンベエザメが泳ぐ!世界最大級の水槽「黒潮の海」はやはりすごかった
- 沖縄美ら海水族館の魅力② これぞ沖縄の海!「熱帯魚の海」がカラフル過ぎる
- 沖縄美ら海水族館の魅力③ 不思議な生き物がたくさん「深海への旅」
- 沖縄美ら海水族館の魅力④ 推しの生き物を間近に観察「サンゴ礁への旅 個水槽」
- 沖縄美ら海水族館の魅力⑤ 浅瀬の生き物やサメなど沖縄近海にすむ生き物を紹介する水槽がいっぱい
- 館外施設もみどころたっぷり。イルカショーに赤ちゃんマナティーなど
- カフェ「オーシャンブルー」でジンベエザメやマンタを見ながらドリンクや軽食を
- ぜったいに欲しくなる、オリジナルのおみやげベスト5
沖縄人気No.1スポット「沖縄美ら海水族館」ってどんなどころ?
「沖縄美ら海水族館」は、「国営沖縄記念公園(こくえいおきなわきねんこうえん)」(海洋博公園(かいようはくこうえん))内にあり、世界最大級の水槽「黒潮の海」など大小67の水槽に約680種の生き物を展示しているスケールの大きな水族館です。太陽光が届く浅瀬から水深約700mの深海まで、沖縄周辺の海域を再現。世界初記録、日本初記録も多数保持し、ここでしか見ることができない生き物も展示されています。 また、水族館外には、イルカショーが楽しめるオキちゃん劇場やアメリカマナティーが飼育されているマナティー館、ウミガメ館などもありみどころもたっぷり。時間をかけてじっくりと楽しみたい水族館です。
2022年10月から新料金に。最新のチケット料金や割引情報、アクセスなど
沖縄美ら海水族館のチケット料金が2022年10月1日から改定されました。新料金は下記の通りです。
大人 2180円
高校生 1440円
小・中学生 710円
6歳未満(未就学児)無料
また、16時以降の入館時に適用される「4時からチケット」も料金が改訂されます。大人 1510円
高校生 1000円
小中学生 490円
6歳未満(未就学児)無料
通常料金よりも割安 で入館できる、園外販売券(前売り券)は引き続き沖縄本島内の一部のコンビニや道の駅などで購入できます。値引き金額は販売場所によって異なりますので各自ご確認ください。
「沖縄美ら海水族館」へのアクセスは、レンタカーの場合、那覇空港から沖縄自動車経由で約2時間です。沖縄自動車道の終点、許田ICからは国道58号、449号、県道114号経由で約50分かかります。最寄りの駐車場は「P7」駐車場で、県道114号沿いに駐車場への入口があり警備員が誘導してくれるので分かりやすいです。 バスの場合は、那覇空港から高速バス、沖縄エアポートシャトル、やんばる急行バスなど数社が運行しています。いずれも沖縄自動車道を経由する高速バスで、「沖縄美ら海水族館」の最寄りのバス停は「記念公園前」となります。なお、記念公園前バス停から沖縄美ら海水族館へは徒歩約15分です。
【主な交通手段と費用】
・高速バス(系統番号117番) 所要時間約2時間15分 運賃2550円
・沖縄エアポートシャトル(特急) 所要時間約1時間55分 運賃2000円
・やんばる急行バス 所要時間約2時間15分 運賃2000円
沖縄美ら海水族館の魅力① ジンベエザメが泳ぐ!世界最大級の水槽「黒潮の海」はやはりすごかった
ここからは、館内をご案内!まずご紹介するのは、「沖縄美ら海水族館」のシンボル的な存在の大水槽「黒潮の海(くろしおのうみ)」 で、水族館の2階「黒潮への旅」エリアにあります。深さ10m、幅35m、奥行き27mと世界最大級の規模を誇り、ジンベエザメやナンヨウマンタなど、大きな魚が悠々と泳ぐ姿につい見とれてしまいます。 ジンベエザメは全長8.8mあり飼育下の動物としては世界最大。また2022年9月現在、飼育27年で世界最長飼育記録も更新中。またナンヨウマンタも、世界最長飼育記録、世界初となる飼育下での繁殖など、世界記録を複数保持しています。
「黒潮の海」は正面からだけでなく、いろんな角度から見ることができます。正面から少し進んだところにある「アクアルーム」 は、「黒潮の海」の水槽の一角が半ドーム状になっていて、まるで海底から見上げているような眺めが楽しめます。頭上を泳ぐジンベエザメやマンタは、正面から見た姿とは違った迫力がありますよ!
1階ジンベエ・マンタコーナーから専用エレベーターで4階へ上がると「黒潮の海」を真上から観察することもできます。水上デッキでは、足元をジンベエザメやマンタが泳ぎ、ジンベエザメの背中の模様をくっきりと見ることが可能。なお、観覧時間は8時30分~11時(入場締め切り10時45分)、17時30分~閉館まで(入場締め切りは閉館の15分前まで)となります。 「黒潮の海」をじっくり見てから「黒潮探検(水上観覧コース)」へ足を伸ばしてみるのがおすすめです。
沖縄美ら海水族館の魅力② これぞ沖縄の海!「熱帯魚の海」がカラフル過ぎる
水族館の入口から近い所にある「熱帯魚の海」 は太陽の光が届く浅瀬から砂地、そして薄暗い洞窟までサンゴ礁の海をひとつの水槽で再現しています。浅瀬では赤や黄色、青などカラフルな熱帯魚が泳ぎ、「これぞ南国の海!」といった感じが素敵です。ナポレオンフィッシュの名で知られるメガネモチノウオやカクレクマノミなど約160種の生き物が展示されています。
沖縄美ら海水族館の魅力③ 不思議な生き物がたくさん「深海への旅」
水族館の1階にあるエリアで水深200m以深の深海を再現した「深海への旅」 。「沖縄美ら海水族館」にあるほかのエリアよりも暗くなっていて、これまであまり知られていなかった神秘に満ちた深海を「深海への旅 個水槽」や「深層の海」など5つのコーナーで紹介しています。展示されている生き物も個性的なので、じっくり観察したくなること間違いなしです。
「深海への旅」エリアの一角にある「海のプラネタリウム」では、ホタルのように光る魚や紫外線を反射して発光するサンゴなどを観察できます。真っ暗な空間で光る様は、まるで星空のよう。神秘的な世界をじっくりと堪能してみてください。
沖縄美ら海水族館の魅力④ 推しの生き物を間近に観察「サンゴ礁への旅 個水槽」
サンゴ礁に生息する生き物を大小30点の個水槽で展示したエリアが「サンゴ礁への旅 個水槽」 です。「熱帯魚の海」から少し進んだところにあり、いろいろな生き物が水槽ごとに展示されています。大きな水槽に比べ、間近に観察できるのが特徴です。エビ類を展示する水槽やコブシメが泳ぐ「海草藻場に暮らす生き物」などの水槽もありみどころたっぷりです。
このエリアのアイドル的存在がチンアナゴとニシキアナゴです。砂地から顔を出してキョロキョロと辺りを見渡すような姿がかわいく、多くの人の心をつかんでいます。実はこの動きは水槽内の水の流れに合わせてエサを摂食しているためだとか。タイミングが合えば、砂地から全身を出して泳ぐチンアナゴやニシキアナゴの姿を見ることができますよ♪
チンアナゴだけでなく、このエリアにはキュートな魚がいっぱいいるので、「推し魚」を探すのも楽しいかも!
沖縄美ら海水族館の魅力⑤ 浅瀬の生き物やサメなど沖縄近海にすむ生き物を紹介する水槽がいっぱい
「沖縄美ら海水族館」の館内に入って最初の水槽が「イノーの生き物たち」です。イノーとは、サンゴ礁に囲まれた浅い海、礁池のこと。この水槽では、砂地に生息するヒトデやナマコ、シラヒゲウニなど約15種の生き物を観察 することができます。水槽自体が低いのでしゃがんで眺めると生き物目線で礁池の様子が楽しめます。
2階にある「サメ博士の部屋」 は、あまり知られていないサメの生態を解説しているエリアです。サメのアゴの実物標本のほか、水槽にはヤジブカやツマジロなど約10種類のサメを飼育。間近で見るサメは迫力たっぷりで圧倒されます。
「サメ博士の部屋」の水槽内で抜け落ちたサメの歯を3Dスキャンなど最新技術でリアルに再現したカプセルトイも設置。ジンベエザメやイタチザメなど4種類でどれが出るかは回してからのお楽しみです。沖縄美ら海水族館限定のガチャガチャなので、おみやげにもおすすめ!珍しいオリジナルグッズを手に入れましょう。
水族館の出口付近にある「琉球弧の水辺(りゅうきゅうこのみずべ) 」は、鹿児島県の奄美諸島から沖縄本島、八重山諸島と弓状に連なる島々の豊かな自然環境を幅4mの水槽で再現しています。河川の上流に生息するルリボウズハゼや下流域に生息するタウナギやタナゴモドキなど、絶滅が危惧される希少な生き物たちを展示しています。