おいしいに決まってる!フルーツ専門店の盛り盛り贅沢スイーツ
京阪中之島駅から南へ徒歩約8分。大阪・土佐堀界隈のオフィス街を少し抜けたところにある「ときじくのかぐのこのみ」は、50年の歴史をもつフルーツ専門店がプロデュースする洋菓子店。旬のフルーツをふんだんに使ったテイクアウトスイーツが評判です。「土佐堀店」にあるカフェスペースでは、フルーツ盛り盛りのパフェがいただけちゃいます!
お店の外にも中にも盛り盛りパフェのPOPが
お店はグリーンのオーニングテントと窓いっぱいに貼られた盛り盛りパフェのポップが目印。おいしそうなパフェの写真に思わず足を止めてしまいます。
店内に入ると、色々な種類のケーキやスイーツが並ぶ大きなショーケースに、カウンターとテーブルで6席の小さなカフェスペースがあります。テーブルの上には、ステンドグラスのライトがあって、温かみのある調度類にほっとします。
こぼれ落ちそうな夏いちごの盛り盛りパフェがキュート!
カフェ一番の人気はフルーツいっぱいのパフェ。
「すずあかね苺のパフェ」は夏苺・すずあかねが使われているので、苺の旬ではない初夏にかけてもフレッシュ苺が味わえるんです。
パフェグラスからあふれんばかりに盛られた苺の高さは驚きの約25センチ。夏苺のさわやかな酸味は、生クリームやバニラアイスの甘みと相性バッチリです!
パフェグラスの中は全て自家製で、下からフィアンティーヌ(砕いたビスケット)、イチゴジャム、スポンジケーキ、生クリーム、カット苺、梅酒ゼリー、苺シャーベットの8層。グラスの上には、たっぷりの生クリームとバニラアイスと、1パック分のすずあかねが花びらのようにトッピングされています。
友達やカップルでシェアするのもいいですね。
高級フルーツに圧倒されそう
4月下旬から夏にかけて限定の「マンゴーパフェ」。宮崎県産の高級マンゴーがほぼまるごと1個使われています。バラの形の盛り付けもさることながら、マンゴーの独特の甘さととろけるような食感がたまりません。
グラスの中は、フィアンティーヌ、梅酒ゼリー、マンゴーソース、カットマンゴー、生クリームの6層。その上には、ふわふわのスポンジ、カスタードクリーム、生クリームがオン。
トップには、鮮やかにカットされたマンゴーと自家製マンゴーシャーベットが。フレッシュブルーベリーが全体の味の印象を引き締めます。
高級感とボリュームに圧倒される夏限定の「生メロンクリームソーダ」は、メロンを一玉丸ごと使っています。
直径17~18センチもあるマスクメロンの器の中にサイダーをイン。まん丸のメロン果肉とバニラアイスをのせたら、メロン味のシロップをかけて完成です。フレッシュメロンのやさしい香りに気持ちがほんわり和みます。
フレッシュメロンに濃厚なバニラアイス、そこにサイダーが合わさって、とろけるような味わいです。
安心してお出かけできるようになったら食べに行きたいですね。
テイクアウトも驚きと魅力がいっぱい!
キュートなボトルに入った「メロンジュレプリン」と「国産苺のジュレプリン」はテイクアウトで。
果汁たっぷりのジュレと甘さ控えめのプリンが一度に味わえます。爽やかなフルーツの次にジュレ、そして濃厚なプリンへの味変を楽しんで。
ときじくのかぐのこのみの苺ショートケーキはグラス入り!「国産苺のG(グラス)ショート」と白と赤の苺がトッピングされた「苺のWショート」の2種類。白い苺は「淡雪(あわゆき)」、赤い苺は「ゆめのか」が使われています。
甘さ控えめな生クリームとフワフワスポンジは、旬の苺の美味しさとベストマッチ。
いろいろある焼き菓子の中でも、手みやげにもおすすめなのが焼きドーナツ。
5種類のフレーバーがあって、スポンジケーキを思わせるしっとりフワフワの食感は後引く美味しさです。
ほうじ茶やシナモンジンジャーのドーナツはめずらしいので、スイーツ好きの人に喜ばれそう。
店名は、日本書紀の「非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)」に由来しています。香り高い橘の実、つまり今のミカンを不老不死の実としていたとか。 古人(いにしえびと)のように縁起をかついで食べてみるのもいいですね。
国産のフルーツにこだわって作られたスイーツは、フルーツ本来の美味しさを感じられるものばかり。夏にはお出かけできるようになっていることを願いつつ、季節ごとに変わる旬のフルーツを楽しみに、また出かけたくなるお店です。
text:森永桂子(ウエストプラン)
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更、消費税率変更に伴う金額の改定などが発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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