ライフスタイル 2020.06.01

＃おうち時間　フィンランド式リラックス！心を落ち着かせる５つの方法

ライフスタイルストレス解消自然本スイーツるるぶ&more.編集部

2020年3月、国際連合による世界幸福度調査により、フィンランドが3年連続で「最も幸福度の高い国」として選ばれました。フィンランドの幸福度のキーワードの一つは、自然です。また芸術や大好きな食べ物を味わうことも、心の健康につながっています。おうちでゆっくり過ごす今こそ、自分や家族の健康やウェルネスに焦点を当てられる時期。フィンランドのブランド力向上に取り組む機関VisitFinlandが教えてくれた、自宅でできるフィンランド式の心を落ち着かせる5つの方法で、心も体も幸福に過ごしましょう！

冷たいシャワーで一日をスタート

フィンランドの人々はサウナと同じくらい、冬に泳ぐことが大好き。冷たい水に飛び込む醍醐味は、水から上がる時に体中に沸き起こる感覚なのだそう。体が乾き、体内循環が活発になり体が温まるにつれ、幸福感に包まれていくのだとか。実際、精神を安定させるホルモンであるセトロニンとドーパミンが上昇しているそうで、ストレスが解きほぐされていきます。

自宅でこれを体験する簡単な方法は、冷たいシャワーを数分浴びること！朝、一日の始まりにさっと浴びれば、リフレッシュしてその日をスタートできるはず。冷たいシャワーと暖かいシャワーを交互に浴びてサウナのようにすれば、体の循環も更に高まります。
※ご自身の健康状態に合わせてご活用ください。

読書を通して、イマジネーショントリップへ

フィンランドは人口550 万人、年間6800 万冊が貸し出される読書大国です。国内には多くの図書館があり、中でも2019 年に新しくオープンしたヘルシンキ中央図書館「Oodi」は、「世界の最も優れた公営の図書館」に選ばれました。

Oodiのスタイリッシュな外観にも注目／Tuomas Uusiheimo/Visit Finland

今はなかなか図書館に足を運べない日が続きますが、そんなときは自宅の本棚に眠っていた本を取り出してみませんか？読書はいつだってより広い世界への入り口を開いてくれます。よりフィンランド気分を味わうなら、フィンランドの文学の象徴ともいえる、ムーミンの世界に浸るのもおすすめです！

ソファに寝転んで、森の中のお散歩をイメージ

フィンランドの人々の心のよりどころ、それは森です。フィンランドには自然豊かな多くの森があり、人々は森の緑で気持ちを落ち着かせたり、木の葉や松葉が風に揺れる音を音楽のように楽しみ、癒されているそう。彼らにとって森はルーツであり、自分たちがどこから来て、何者なのかを思い出させてくれる、大事な存在なのだとか。

科学的にも、森の中でたった15 分間過ごすだけで脈拍が安定し、体がリラックスできるということが証明されています。お出かけはできませんが、ぜひ晴れた日には窓を開けて風を入れ、ソファで体を伸ばしてみてください。フィンランドの森を想像して、妄想旅行へ出かけましょう！

シナモンロールを焼いて甘いおうち時間

「コルヴァプースティ」は英語で「ひっぱたかれた耳」と訳され、シナモンロールをフィンランド風に焼いてカルダモンというハーブをかけた菓子パンのこと。フィンランドの人々は1年に約10kgも消費するほどコーヒー好きで有名ですが、シナモンロールも同様に人気の国民食です。

おうち時間が長い今だからこそ、ちょっと手の込んだおいしいスイーツを作って、ゆっくり味わってみませんか。カロリーも気にせず味わう甘いひと時に、心の緊張や日々の疲れもほぐれていく気がします。

オンラインで芸術に触れてみる

フィンランドには、現在55 を超える美術館やギャラリーがあります。人々と自然との密接な関係が、フィンランド芸術のインスピレーションの主な源になっています。2020 年の3月には、2018年にオープンした美術館「Amos Rex」が権威あるLeading Culture Destination（LCD）Award のNew Cultural Destinationof the Year – Europe を受賞しました。新世代の作品たちは、インスタグラムでもチェックできます。