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作りたてモンブランから絶品お取り寄せまで。日本一の栗の産地・笠間の“栗スイーツ&グルメ”10選

モンブラン カフェ ご当地グルメ お取り寄せ 週末おでかけ 手みやげ
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栗の生産量、日本一はどこでしょう?答えは茨城県。全国トップシェアを誇る茨城県のなかでも、栽培面積が広いのが笠間市です。近年、話題の作りたてモンブラン専門店も、笠間産の栗を使っているんですよ。東京都内のモンブランの超人気店から笠間市内の名店まで、おいしい栗の名産地・笠間の栗スイーツ&グルメを厳選してご紹介。「マツコの知らない世界」で絶賛されたお取り寄せスイーツも要チェックです。秋の収穫を終え、貯蔵して甘みを増した今、おいしい笠間の栗をたっぷりとご堪能あれ。

Summary

90食分が連日即完売!作りたての極上モンブラン【Mont Blanc STYLE】東京・代々木八幡

「モンブランデセル」(ドリンクセット1637円~税別)
「モンブランデセル」(ドリンクセット1637円~税別)

代々木八幡駅または、代々木公園駅から徒歩2分、目の前で作るモンブランブームの火付け役となった「Mont Blanc STYLE(モンブラン スタイル)」。テレビ番組「マツコの知らない世界」の栗スイーツの世界の回に登場した、竿代信也さんがオーナーシェフを務めるお店です。竿代さんはモンブランを作るために、笠間市に栗畑を保有し、栽培を手掛ける栗農家でもあります。

カウンター8席のみの小さなお店で味わえるのは、お寿司屋さんのように職人が目の前で作るモンブラン。持ち帰りではなく、作りたてにこだわる理由は2つ。ひとつは、空気に触れた瞬間から失われてしまう和栗の風味を最大限に活かすため。もうひとつは、空気をふんだんに含ませてふわふわと軽い食感に仕上げるためです。

栗ペーストを鳥の巣のようにしぼり出し、栗のクリームと生クリーム、メレンゲを重ね、再度、栗ペーストをふんわりとのせ、パウダーシュガーをふりかけて出来上がり。ひと口食べてびっくり。持ち帰りタイプのモンブランとは一線を画す軽い口当たりで、栗の濃厚な甘みと風味が口いっぱいに広がります。

平日は80食分、休日は90食分の整理券が朝から配布され、即完売してしまうほど大人気。整理券の配布開始時間は日によって異なるため、公式ホームページの配布終了(完売)時間を参考に来店を。

\ 作りたてならではの感動的なおいしさ Mont Blanc STYLE /

 

サクサクのシュー生地の中に栗クリームや栗あんがぎっしり【菓子工房 福】笠間市

「笠間産栗のシュークリーム」(280円税別)
「笠間産栗のシュークリーム」(280円税別)

笠間で20年以上続くフレンチ店のシェフが3年前に立ち上げた「菓子工房 福」。レストランのデセールとして提供していたシュークリームが大好評で、お隣にシュークリーム専門店をオープンする運びになったのだとか。

注文を受けてからクリームを詰めるため、シュー生地はふんわりサックサク!中には笠間産栗の渋皮のクリームとカスタードクリーム、栗あんがたっぷり詰まっています。栗の他、抹茶やきな粉黒豆、イチゴなど、定番と季節メニューを合わせて常時5~6種のシュークリームが用意されています。

食べ歩きやお持ち帰りの他、ドリンクと一緒に2階のカフェでも味わえます
食べ歩きやお持ち帰りの他、ドリンクと一緒に2階のカフェでも味わえます
笠間稲荷神社の近く、フレンチレストラン「かるにえ」の隣
笠間稲荷神社の近く、フレンチレストラン「かるにえ」の隣

\ シュークリーム専門店 菓子工房 福 /

 

3つの甘露煮がごろりと入った、上品な甘さの栗ぜんざい【ふる川製菓】笠間市

笠間で60年以上、現在は3代目が営む「ふる川製菓」。創業以来、機械に頼らない手作り製法をモットーに、上品な甘さが特徴の和洋菓子を作っています。

寒い時期に食べたくなるのは「栗ぜんざい」(650円税別)。笠間産の栗を使った甘露煮も、北海道十勝産の小豆を炊いたぜんざいも、もちろん自家製です。食べれば納得。素材を活かした優しい甘さで、丁寧に作られているのがわかります。

お土産なら「栗のムース大福」や「マロンクリームどら焼き」がおすすめ。秋から12月終わり頃までは、新栗を使った「栗蒸し羊羹」や「栗きんとん」も販売されています。

和モダンな喫茶スペースを備えたシックな店内
和モダンな喫茶スペースを備えたシックな店内

\ 手作りの栗菓子が自慢 ふる川製菓 /

 

栗とアイスをミックス。ごくごく飲める栗のシェイク【パンプルティンク】笠間市

「笠間の栗シェイク」(600円税別)
「笠間の栗シェイク」(600円税別)

オレンジ色の瓦屋根がかわいらしい洋菓子店「パンプルティンク」でいただけるのは、栗を使ったちょっと珍しいシェイク。1年ほど前に、笠間産の栗を使って他店とは違ったものを作ってみようと考案された“飲む栗スイーツ”です。

ハンドブレンダーで混ぜるのは、栗のペーストとアイスクリーム、牛乳だけ。香料不使用だから栗の風味が豊かで、栗のつぶつぶ感も心地よく、ひんやりと喉を通っていきます。

洋風でかわいらしい佇まい。店内にはテーブルと小上がりのイートインスペースも
洋風でかわいらしい佇まい。店内にはテーブルと小上がりのイートインスペースも

\ 飲む栗スイーツ パンプルティンク /

 

特大栗がどーんと鎮座した“三頭身”モンブラン【お菓子の店 くり~む】笠間市

)「笠間のモンブラン」(700円税別)
「笠間のモンブラン」(700円税別)

笠間で20年以上愛される「お菓子の店 くり~む」のモンブランは、幅5cmはありそうなくらいの特大栗がのった豪華版。タルト生地の上にアーモンドクリームのロールケーキ、カスタード、生クリーム、和栗のペーストがのっていて、頂上に鎮座する渋皮煮の栗は2L以上とサイズを指定して仕入れています。

メリハリのある濃厚な甘さで、食事の代わりになるくらいボリューム満点。イートインスペースはありませんが、持ち帰っておいしく食べられるように、仕上げや箱詰めにも気を配っています。モンブランのタルト生地もホワイトチョコでコーティングされているため、時間が経ってもサクサクなんですよ。

地元の人だけでなく、県外ナンバーの車も次々と来店
地元の人だけでなく、県外ナンバーの車も次々と来店

\ 地元からも県外からも大人気 お菓子の店 くり~む /

 

モンブランや焼き菓子など栗スイーツが約10種も勢揃い【洋風笠間菓子 グリュイエール】笠間市

JR笠間駅前にある「洋風笠間菓子 グリュイエール」は、三角屋根に蔦がからまるおしゃれな洋菓子店。笠間出身のオーナーシェフが地元の魅力を伝えたいと、笠間の歴史や風景、逸話にちなんだお菓子を“洋風笠間菓子”として、たくさん考案しています。

秋から冬にかけて、栗のスイーツが約10種も揃うグリュイエールは、“栗のお菓子の総本山”ともいえるお店。写真中央の「笠間地栗のモンブラン」(630円税別)は、サクサクのパイ生地に栗カスタードクリームや上質な生クリームをのせて、たっぷりのマロンクリームで覆ったケーキです。栗が丸ごと入った、写真左の「ろまんパイ」(380円税別)もおすすめ。

アンティーク風のカフェも併設
アンティーク風のカフェも併設

お土産やギフトなら、栗の形がかわいい「おちぼ栗」(7枚入り550円税別)を。笠間の栗のパウダーとチョコレートを生地に練り込んで焼き上げたショコラクッキーで、しっとり&ほろほろとした食感が新感覚!

\ 栗のお菓子の総本山 洋風笠間菓子 グリュイエール /

 

栗を知り尽くした生産者が作る素朴な栗おこわ&栗のケーキ【入やなわぁ工房】笠間市

約50年続く笠間の栗農家で、小規模でも品質のよい栗作りを目指す「入やなわぁ工房」()。収穫した栗をひと粒残さずおいしく食べてほしいと、加工・直売もしています。例年10~3月はカフェを営業していますが、2020年は残念ながら休業中。ですが、前日までに予約するとお持ち帰り商品が購入できるんですよ。
※正式な店名は〇の中に入と表記

お持ち帰りのメニューは栗三昧。「栗おこわ」(500円税別)は、栗だけでなく、マンゲツモチというもち米もささげも自家栽培のもの。もっちりとして甘みを感じるお米とホクホクの栗の素材のよさが感じられます。

店頭でもネットでも購入できる「栗のケーキ」(2300円税別)は、直径12cmの中に栗が約10個も!どこから食べても栗が出てくるほどたっぷり入っているんです。栗の生産者だからこそ作れる、素材を最大限に活かした一品をご賞味あれ。

※2020年はカフェは休業し、前日までの予約制でお持ち帰り商品のみ販売

\ 栗農家の直売所 入やなわぁ工房 /

 

湯気までおいしい!炊きたてホカホカの栗ご飯【いばらき食彩 香寿亭】笠間市

「いばらき食彩 香寿亭(こうじゅてい)」は茨城県の食材を使った料理がいただける和食店。笠間の栗が出回る時期のみ提供される「笠間の栗ご飯 ミニコース」(ランチタイム1500円税別、お刺身付き1800円税別)は、これをお目当てに県外からお客さんが訪れる人気メニューです。

笠間の栗とコシヒカリの釜炊きご飯をメインに、朝採り野菜のサラダ、手作りとうふ、海老しんじょう&笠間野菜の天ぷら、お吸い物、香の物、食後のドリンクも付いて、この価格はかなりお値打ち!なんとも珍しい栗の天ぷらは抹茶塩をつけて味わって。

釜炊きご飯は、鶏肉&栗の五目ご飯、もしくはシンプルな栗ご飯の2種から選べます。栗ご飯には栗が約10個もどっさりと!10月終わり~12月頃は、低温貯蔵で甘みを増した栗と笠間産コシヒカリの新米で作るので、おいしさも格段にアップ。

人気店ゆえに予約はマスト。来店時間に合わせてご飯を炊いてもらえるので、待たずに炊きたてが味わえますよ。

\ 茨城県の味覚が勢揃い いばらき食彩 香寿亭 /

 

マツコも絶賛!栗菓子「ぎゅ」は栗以上のおいしさ!?【小田喜商店】

「小田喜商店(おだきしょうてん)」は創業約60年の栗専門の加工メーカーで、前述の「お菓子の店 くり~む」や「洋風笠間菓子 グリュイエール」をはじめ、全国の名店がこちらの栗を仕入れています。実は、栗は鮮度が大事。農家から届いた採れたての栗を冷蔵貯蔵することで、でんぷんが糖に変わり甘みが増すのだとか。収穫時期や品種の特徴を活かして、ペーストや甘露煮、お菓子、焼き栗などに加工しています。

栗のシーズンに開店直後から行列になるほど人気なのが、店頭販売限定の「いわまのぽろちゃん焼き栗」(1袋175g600円税込)。日本種の栗は本来、渋皮がむきにくいのですが、「ぽろたん」という新品種は加熱すると鬼皮と一緒に渋皮がむけ“奇跡の栗”とも言われているんです。だから焼き栗に最適。専用の焼き窯で加熱され、ホクホクの焼きたてが味わえます。焼き栗は通年で予約販売されていますが、繁忙期の平日は前日までの電話予約制で、土日祝は15時まで次々と焼いて提供されます。

超濃厚な栗ペーストにミルクソフトをのせた「いわまのもんぶらんソフト」(440円税込、通年販売)
超濃厚な栗ペーストにミルクソフトをのせた「いわまのもんぶらんソフト」(440円税込、通年販売)

冷蔵便でお取り寄せできる「ぎゅ」(1箱(約50g×3袋入り)2063円税込)は、「マツコの知らない世界」でも紹介された超ヒット商品。栗約75%、砂糖約25%の割合で、2つの材料だけを使って作ったオリジナルの栗菓子です。商品名の通り、栗がぎゅっと凝縮されていて、シンプルイズベストなホンモノのおいしさ!

\ 笠間の栗加工の匠 小田喜商店 /

 

しぼりたて和栗モンブランのパイオニア【和栗や 東京店】東京・谷中銀座

谷中銀座商店街にある「和栗や 東京店」は、前述の「Mont Blanc STYLE」同様、笠間市で栗を栽培する竿代信也さんのお店。栗菓子や焼き栗、栗おこわなど和栗を使ったさまざまな商品を取り揃え、谷中銀座の食べ歩きにぴったりの無添加栗ソフトも販売しています。

注文を受けてからその場で作るモンブランはこの店が草分け。デザイン会社のクリエーターだった竿代さんは、前述の栗加工会社「小田喜商店」の社長・小田喜さんと出会い、栗の奥深さにハマッたのだそう。小田喜さんを栗道の師匠と仰ぎ、栗の栽培から商品開発まで手掛け、2011年に「和栗や 東京店」を開業しました。

「モンブランデセル」(ドリンクセット1182円~税別)
「モンブランデセル」(ドリンクセット1182円~税別)

和栗の風味を生かし、空気を含んだふわふわの作りたてモンブランは、一年を通して行列が絶えないほど大人気。過度な甘みづけや洋酒などによる香りづけをしていないので、栗本来の自然な味わいが堪能できます。

\ しぼりたてモンブランの草分け 和栗や 東京店 /


笠間で栗スイーツめぐり!都内で“笠間産の栗”が味わえるイベントも

笠間市があるのは茨城県のほぼ中央。都内からは車でも電車でも約2時間と、日帰りプチ旅行できる場所にあります。栗のグルメスポットを効率的にめぐるなら、周遊マップ付きパンフレット「笠間てくてく栗図鑑」が便利。笠間市の公式ホームページから2020秋の最新版がダウンロードできます。笠間焼のおしゃれなショップを覗いたり、門前通りを歩いて笠間稲荷神社にお参りしたり、観光も楽しんで。

 

\ 便利な周遊マップ付き! 笠間てくてく栗図鑑 /

 

そのほか、東京都内では笠間産の栗が食べられるイベントも開催。詳細はこちらをチェック。


ゴロンと大きくて、最高に甘い!笠間の栗を使った限定品メニューを食べに行こう

【「るるぶキッチン×笠間市」特集フェア】

JR新宿駅 東南口から徒歩2分、るるぶキッチンビルヂング2・3階の「にくたびと」では、2020年12月1日(火)~12月28日(月)に「るるぶキッチン×笠間市」特集を開催します。大粒で、甘く香り高い「笠間の栗」を使ったスイーツはもちろん、栗とウニや、蕎麦とからすみなど、ここでしか食べられない笠間市との贅沢コラボメニューをぜひ、ご賞味あれ。

\ ぜひ「笠間の栗『極み』」をご賞味ください /

 

text:伊藤あゆ
photo:浦田真行

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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