
東京都内のおすすめ美術館17選! アート巡りで心にゆとりと休息を
忙しい毎日には休息も大事。たまにはゆっくり芸術鑑賞をして心を休めてみませんか? 都内には個性豊かな美術館がたくさん。今回は、そのなかでも編集部おすすめの17件をご紹介いたします。思いがけず目に留まったアートが、日常生活に新たなインスピレーションを与えてくれるかもしれません!
Summary
国立西洋美術館
東京で唯一の世界文化遺産建築でもある建造物は、近代建築の巨匠ル・コルビュジエの作品。中世末期から18世紀までのオールド・マスター(18世紀以前の西洋の優れた画家)たちなどの西洋絵画や印象派の絵画、ロダンを中心としたフランス近代彫刻が展示され、建築と美術作品の美の融合を堪能できます。
<要チェックの企画展はこれ!>
※小企画展 ピカソの人物画 2025年6月28日~10月5日
※企画展 スウェーデン国立美術館 素描コレクション展―ルネサンスからバロックまで 2025年7月1日~9月28日
※企画展 オルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語 2025年10月25日~2026年2月15日
※小企画展 物語る黒線たち――デューラー「三大書物」の木版画 2025年10月25日~2026年2月15日
※小企画展 フルーニング美術館・国立西洋美術館所蔵 フランドル聖人伝板絵―100年越しの“再会” 2025年10月25日~2026年5月10日
※企画展 チュルリョーニス展 2026年3月28日~6月14日
上野の森美術館

上野公園の西郷隆盛像の近くにある美術館。独創的で興味深い企画展を次々に開催し、話題をよんでいます。常設展はなく、常に新しい企画展示や美術団体の展示が開催されています。展示の内容などは事前にチェックしてから出かけましょう。
※状況により開催内容が変更される場合があります。公式サイトをご確認ください
草間彌生美術館
前衛芸術家・草間彌生氏の作品および関連資料が見られる美術館です。観覧チケットはウェブサイトからの完全予約・定員制なので、早めのスケジューリングで、貴重なチケットを確保しておきましょう。鑑賞の最後は、ミュージアムショップへ立ち寄るのを忘れずに!草間彌生氏の世界観がつまったアイテムは、見ているだけで楽しくなってきます。
<要チェックの企画展はこれ!>
※企画展「宇宙からの音響」2025年4月24日~8月31日
https://yayoikusamamuseum.jp/
玉堂美術館

近代日本画壇の巨匠、川合玉堂の作品が展示されている美術館。数々の絵画はもちろん、見事な数寄屋建築、日本庭園など、静かな美しさに満ちた空間は心地よいもの。大自然に包まれた美術館で芸術を愛でる、粋な時間を過ごしてみるのもいいでしょう。
<要チェックの企画展はこれ!>
※企画展「玉堂画で巡る夏休み展」2025年6月24日〜9月7日
根津美術館

実業家 根津嘉一郎(1860~1940)が蒐集した日本・東洋の古美術品コレクションを保存し、展示するために1941年に開館。収蔵品約7600件には、国宝7件、重要文化財93件、重要美術品94件が含まれ、見応え十分です。2009年に新装された本館の設計は隈研吾氏が手掛けているので、美術品だけでなく建築にも注目してみてください。茶室が点在する約1万7000㎡の庭園はぜひゆっくり散策したい名園です。
<要チェックの企画展はこれ!>
※企画展「焼き締め陶」2025年9月13日~10月19日
岡本太郎記念館
「芸術は爆発だ!」や「太陽の塔」で知られる芸術家・岡本太郎のアトリエ兼住居。個性豊かな作品が所狭しと並び、圧倒的な存在感とパワーを感じずにはいられません。館内は写真撮影がOKなので、お気に入りの作品や誰かに見せたい強烈な作品など、気ままにカメラに収めてみましょう。オリジナルグッズの販売もしているので、インパクトのあるおみやげをゲットしてみるのもおすすめです。
国立新美術館

波打つようなガラス張りの外観が印象的な建物は、世界的建築家・黒川紀章氏によるものです。国内最大級の展示スペースを持ち、さまざまな公募展や企画展が行われます。世界の美術館のコレクション展、マンガやファッションに関する展覧会など多岐にわたる企画展および公募展を開催。展示内容を事前にチェックして訪れるとより楽しみが広がりそうです。