「星のや東京」で「江戸美人滞在プラン」!東京ど真ん中の日本旅館をGo Toトラベルでお得に体験!【前編】

「星のや東京」で「江戸美人滞在プラン」!東京ど真ん中の日本旅館をGo Toトラベルでお得に体験!【前編】

東京都 泊まる ホテル ステイ るるぶ&more.編集部
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東京大手町、ビルの入り口にある青森ヒバの扉が開くと、中は畳みの続く別世界。都心の日本旅館「星のや東京」の「江戸美人滞在」は、お稽古、食事、温泉そしてスパを通して、江戸の女性の嗜みと美への意識を身につけて、心身ともにきれいになることを目指す1泊2日の充実のプログラム。2回に分けて、「江戸美人滞在」の中身をご紹介します。

Summary


時節の室礼に和のお遊び、いつの間にか心は江戸へ

都心の真ん中、東京メトロ大手町の駅からわずか歩いて2分。江戸小紋の「麻の葉くずし」柄の格子で覆われた「星のや東京」が立っています。ここは「塔の日本旅館」、いったん中に入ればすべて畳みで、ずっと靴を脱いで過ごせます。季節の室礼が飾る入り口奥から、畳敷きのエレベーターに乗って、密を避けてまずはお部屋でチェックイン。

ヒバの木を使った畳ソファ、布団のような寝心地のベッドなどがゆったりと配された部屋の窓をこの麻の葉くずしが飾ります。お風呂もゆったり広々で、ついつい長湯してしまいそう。

2階のラウンジでは季節の和菓子とお茶、夕方には「おさけの夕べ」、夜にはハーブティーで「お休み前のおくつろぎ」など時間に合ったおもてなしも。

さらに、宿泊階各階には、落ち着いたお茶の間ラウンジがあってお茶やお菓子、昔懐かしい玩具や書籍が置かれています。まずは、最初のお稽古「つまみ細工」をこちらで。和装の先生が、すでに用意をされて待ってくださっていました。

自分で作った飾り櫛に感激のつまみ細工のお稽古

つまみ細工は、ちりめんや絹などの小さな正方形の布を小さくつまんで折りたたみ、草花などを形作る伝統工芸で、江戸時代には、女性の櫛やかんざしなどに彩りを添えたものでした。あまりに見事で美しい先生の作品に、うっとり。

今回は、根付けの花びらと櫛につける蝶蝶に挑戦。まずは、好みの色の布を選んで、丸くふっくらした「丸つまみ」と細く尖った「剣つまみ」の2つのつまみ細工の手法を習います。細かい手作業ですが、集中する時間が楽しく、小さくつまんだパーツを糊のついた板に並べていきます。

その小さなつまみを根付けや櫛に貼っていけば出来上がり。思いのほか、かわいく出来て、感激。浴衣のお出かけなどに使えそうで、自分が作ったことをちょっと自慢できるかも。

本日のお稽古は以上ですが、時間が許せば2階のラウンジでも、月待ちあそびの時間にちょっとした江戸の手遊びの体験も。江戸の紋切り遊びは、型紙通りに色紙を切り抜いて開けばあら不思議、とってもきれいな紋様が出来上がります。行灯に飾ってお部屋に置いて楽しみます。

発酵×フレンチのお料理で身体の内側から元気に

「江戸美人滞在」では、夕食は別料金ですが、2020年8月から登場した新コース「Nipponキュイジーヌ~発酵~」は、日本で培われた発酵という食文化とフランス料理の調理技法を融合させたもので、身体もきれいになりそうなメニュー。免疫力を高めるのにもよいと言われる乳酸菌などを含む醤油や味噌等の調味料や漬け物、塩辛などの発酵食品と、それに合わせた日本各地の選りすぐりの食材が使われています。特別感のあるダイニングの空間も素敵。

まず最初に、酸・塩・苦・辛・甘という五味を小さな料理に込めて、石の上にのせた「五つの意思」と呼ばれる浜田統之総料理長のシグニチャーが登場。手前左から五味の順でしめ鯖のルーロー、ボルシチ、秋刀魚とじゃがいものコロッケ、海老と帆立のメルゲーズ、栗とにしん赤ワイン煮。温かい料理はちゃんと石も温められています。ひとくちごとに口の中にそれぞれ五味の特徴が広がり、ここでかなりの感激。

寿司の起源といわれる滋賀の郷土料理である鮒の熟酢にフロマージュブランと甘いソーテルヌワインのジュレを合わせた一品から始まり、次々に発酵の味わいを生かした料理が次々に登場。フォアグラと豆腐ようにペアリングをお願いすると、「和乃春雨」という泡盛に「春雨五年古酒」を滴していただくという粋な飲み方のお酒も。

舞茸の糠漬けとゆばが巻き込まれた金目鯛のパイ包み焼には、しゃきしゃきしたエシャロットの糠漬けを入れたベアルネーズソースがとても合いました。また、最後にデザートとして出た見た目も美しい百合根のモンブランも、栗とはまたまた違ったほっくり優しい味わい。どれもこれも他では味わえないお料理ばかりです。

都心の露天風呂と米糠オイルに椿油のトリートメント

一日の終わりは、地下1,500mから湧き出た天然温泉「大手町温泉」の湯を引いた最上階の湯にゆっくり浸かった後、「江戸美人滞在」の一日目最後のプログラムであるスパへ。

まずは、内風呂から続く露天風呂で都会の空を見上げてみてください。じんわりと身体が温まり、格子を抜けて感じる東京の風と音に何ともいえない心地よさを感じます。

スパは、「江戸美人滞在」オリジナルのボディトリートメント。江戸の女性が米糠袋で顔や体を洗っていたころから、ボディトリートメントには米糠から精製したオイルをベースに、ネロリとイランイラン、ゆずと黒もじ、ヒバとヒノキに生姜という3つの香りの中から好みを選びんで使います。背中や首など日頃の疲れをじっくりとトリートメントしてもらい至福の心持ち。
そしてトリートメント後には、本つげの櫛と保湿効果の高い東京都利島村産の椿油で髪をとかしてくれます。本つげの櫛は、お持ち帰りでいただけるのもとても嬉しい。

夢見心地で終った「江戸美人滞在」の1日目。2日目は、江戸美人の嗜みで茶の湯、そして粋な三味線のお稽古も。大手町とは思えない別世界での滞在が続きます。

<江戸美人滞在>
1日1組 限定。公式サイトより14日前までに予約
含まれるもの:お稽古体験(三味線、茶の湯、つまみ細工、折形)スパトリートメント、特別朝食
料金:1名9万8000円 2名14万8000円(税・サービス料別、宿泊料別)
対象:星のや東京宿泊者
*状況によりプログラムのスケジュール、内容が一部変更になる場合があります

■星のや東京 
住所:東京都千代田区大手町1丁目9-1
TEL:0570-073-066(星のや総合予約)
アクセス:東京駅丸の内北口出口より徒歩10分、東京メトロ大手町駅A1、C2c地下出口より徒歩2分
チェックイン:15:00 /チェックアウト:12:00

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text:小野アムスデン道子

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更、消費税率変更に伴う金額の改定などが発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。


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