奈良県おすすめ博物館12選! 展覧会&イベント情報ほか営業時間もチェックしよう
知的好奇心をくすぐってくれる博物館で過ごす時間は、日々の生活のスパイスになります。平城京として栄えてから1300年余り、歴史ある奈良には国宝や世界遺産も多数。「令和」の出典元『万葉集』ゆかりの地、奈良で行きたいおすすめの博物館12件をご紹介します。ミュージアムショップやカフェも、要チェック!
奈良町資料館

奈良町で使用されていた江戸時代の絵看板や、古くから伝わる生活用品を展示しています。何が売られているのか一目でわかる、大根やそろばん型のおもしろい絵看板も展示。また、庚申(こうしん)さんの身代わり申も販売しており、健康祈願のお参りもできます。
奈良文化財研究所 飛鳥資料館
「飛鳥」の歴史と文化を紹介する資料館。飛鳥の文化財を調査・研究する奈良文化財研究所の展示施設として、飛鳥寺跡や川原寺跡からみつかった華麗な装飾品や、時を告げる水時計(漏刻)、須弥山石などの石造物、高松塚古墳の出土品、倒れた姿のまま発見された山田寺の東回廊の建築などを展示。飛鳥時代の歴史と文化を、わかりやすく紹介しています。
奈良県立万葉文化館

『万葉集』を中心とする、日本の古代文化に関するミュージアム。日本画を中心とした展覧会のほか、地下一般展示室では映像・ジオラマ・音楽などで万葉の世界を体感できるよう紹介。特別展示室では富本銭をはじめ、飛鳥池工房遺跡の出土品のレプリカも展示しています。
石敷井戸を復原展示した万葉庭園もみどころ。万葉図書・情報室やミュージアムショップ、カフェレストランなど施設も充実しています。
平城宮跡資料館
世界遺産でもある特別史跡平城宮跡の西北にある「平城宮跡資料館(へいじょうきゅうせきしりょうかん)」は、奈良文化財研究所の長年にわたる発掘調査や、文化財研究のさまざまな成果を発信する施設です。
役所と宮殿内部の実物大再現、考古科学の紹介のほか、年数回の特別展をおこなっています。ミュージアムショップや古代ボードゲーム「かりうち」が対戦できる休憩室も併設しています。
柿博物館

奈良の特産品である柿の博物館。柿の形をしたドーム型の外観がユニーク。さまざまな柿の品種や柿の加工品、柿渋を利用した製品などを展示。柿の歴史、育て方、食べ方などに関する映像などで柿についてわかりやすく伝えています。
秋には収穫した多数の品種の柿の果実が展示され、2cmほどの小さな「豆柿」や、皮が真っ黒の「黒柿」など、珍しい品種の柿が展示されることもあります。
法隆寺 大宝蔵院 百済観音堂
国宝「百済観音像」を祀るために、法隆寺に建てられた鉄筋コンクリート造の堂。外観は白鳳時代を偲ばせる木造風様式で平成10年(1998)に完成しました。2mを超える長身のほっそりとした「百済観音像」は、左手に宝瓶を持ち、五角形の台座に立っています。
悪夢を吉夢に変えるという国宝「夢違観音(ゆめちがいかんのん)像」や橘夫人の念持仏と伝えられる国宝「阿弥陀三尊像」、工芸の粋を集めた国宝「玉虫厨子(たまむしのずし)」など多数の寺宝も収蔵します。
◾️法隆寺 大宝蔵院 百済観音堂
(ほうりゅうじ だいほうぞういん くだらかんのんどう)
住所:奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺内
TEL:0745-75-2555
営業時間:法隆寺 8〜17時(11月4日〜2月21日は〜16時30分)
定休日:法隆寺 無休
料金:法隆寺 拝観、西院伽藍内、大宝蔵院、東院伽藍内共通2000円
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。




