静岡県おすすめ美術館11選!静岡観光ならここ!アートも充実?展覧会&イベント情報も紹介
観光スポットが豊富で見どころ満載の静岡県には、個性豊かな美術館も充実しています。国宝に指定される貴重な日本美術作品を展示する美術館や、日本の伝統的な回遊式庭園の特徴を取り入れた設計など空間まるごと楽しめる美術館も。編集部おすすめの11件をご紹介します。
Summary
佐野美術館
日本美術の展覧会を中心に活動する美術館。年に7回程度開催される展覧会は、刀剣・絵画・工芸・絵本原画など多彩なテーマが魅力。日本刀をはじめ東洋の工芸品を中心に陶磁器・能面・書など約2500件を収蔵し、常設展示室ではその一部を公開しています。敷地内には富士山の湧水を取り入れた回遊式の日本庭園「隆泉苑」があり、美術館の開館時間中は散策することができます。
クレマチスガーデン・ヴァンジ彫刻庭園美術館
クレマチスの丘にある庭園で、年間を通して250種あまりのクレマチス(最盛期は5~6月)が楽しめます。イタリアを代表する現代彫刻家ジュリアーノ・ヴァンジの約60点の作品を常設展示しています。日本の伝統的な回遊式庭園の特徴を取り入れた設計で、屋外からは、はるか伊豆の稜線も望むことができます。
MOA美術館
絵画・書跡・工芸など東洋美術を中心に、約3500点の収蔵品をもつ充実した美術館。収蔵品のうち国宝は尾形光琳筆『紅白梅図屏風』(毎年2月公開)、野々村仁清作『色絵藤花文茶壺』、『手鑑[てかがみ]「翰墨城[かんぼくじょう]」』の3点で、重要文化財は67点に及びます。豊臣秀吉ゆかりの黄金の茶室、能楽堂では能や狂言も開催。建物は熱海市街や相模灘を見下ろす眺めのよい高台に立ち、美術館の下には瑞雲郷と呼ばれる約23万平方mの庭園が広がっています。ほぼ毎月展示替えを実施。所要約2時間。
※「開館40年記念名品展 第1部」2022年1月28日~3月27日
国宝 紅白梅図屛風 尾形光琳
静岡県立美術館
緑に囲まれた高台の美術館。東西の風景画をテーマに、モネやゴーギャン、横山大観などの名品を収蔵。ロダン彫刻32点を常設展示する、国内唯一の美術館としても知られています。四季を通じて楽しめる周辺園地の散策も魅力。企画展も随時開催されています。
静岡市美術館
JR静岡駅北口から徒歩3分の好立地にある都市型美術館です。館内は白を基調にしており、開放的な気分でアート鑑賞ができます。年間を通じ、美術を主軸にさまざまなジャンルの企画展を実施。エントランスホールやミュージアムショップ&カフェなどの「交流ゾーン」はいつでも無料で利用でき、展覧会以外にもコンサートやトークイベント、映画上映会などを随時開催。誰もが気軽に立ち寄れる「ちょっと面白い街の中の広場」として親しまれています。