静岡県おすすめ美術館11選!静岡観光ならここ!アートも充実?展覧会&イベント情報も紹介
観光スポットが豊富で見どころ満載の静岡県には、個性豊かな美術館も充実しています。国宝に指定される貴重な日本美術作品を展示する美術館や、日本の伝統的な回遊式庭園の特徴を取り入れた設計など空間まるごと楽しめる美術館も。編集部おすすめの11件をご紹介します。
Summary
伊豆高原ステンドグラス美術館
1800年代を中心とした英国のステンドグラスを展示する美術館。セント・ミッシェル教会やセント・マリーズ礼拝堂では毎日定時にアンティークパイプオルガンやオルゴールの生演奏が行われています。また、海の見えるカフェやイタリアンレストランも併設しており、1日ゆっくりと過ごせます。
静岡市東海道広重美術館
由比本陣公園内にあり、浮世絵師歌川広重の作品を中心におよそ1400点もの版画を収集しています。浮世絵師、歌川広重の名を冠した、日本で最初の美術館であり、世界に数点しか存在しない『木曽海道六拾九次之内 中津川』など貴重な作品もあります。所要30分。
※企画展「江戸のデザイン帖~雛形本と浮世絵に見る意匠の美~」2021年1月19日~3月28日
浜松市秋野不矩美術館
インドの風土や自然、寺院などをモチーフに描き続けた文化勲章受章の日本画家・秋野不矩の作品を所蔵しています。藤森照信氏設計による、自然素材をふんだんに使用した個性的な建築のする美術館です。履物を脱いで入る展示室の床は、籐ござや大理石が敷き詰められ、床に座って鑑賞することができます。
池田20世紀美術館
ステンレススチールの外観が目を引く、現代絵画と彫刻の美術館。20世紀に制作された絵画、彫刻では「人間」をテーマとするものを中心に約1400点収蔵。ルノワール、ピカソ、ミロ、ダリ、シャガール、マティス、ウォーホルなど、20世紀の巨匠たちの大作・秀作を常設展示しています。3カ月に1回、特別企画展も開催。所要40分。
※「所蔵名品展 昭和を駆け抜けた日本人作家たち」2022年1月13日~3月29日
上原美術館
上原美術館は平成29年(2017)11月3日、上原仏教美術館と上原近代美術館が一つとなって誕生した美術館です。仏教館では、平安・鎌倉時代の仏像から、奈良時代の古写経、近現代の仏像まで幅広い仏教美術を収蔵しています。近代館では、印象派やマティス、ピカソ、安井曽太郎、須田国太郎、小林古径らによる絵画を収蔵しています。
上原美術館は、これらのコレクションを中心に企画展を開催するほか、伊豆の古い仏教美術を紹介する活動を行っています。近代絵画と仏教美術のジャンルを超えた美が出合う、この新しい美術館でゆっくりとした時を過ごしてみては?
資生堂アートハウス
東京・銀座の資生堂ギャラリーでの芸術文化支援活動を通じて収集された絵画・彫刻・工芸品などを常設と企画展で一般に展示公開しており、平成26年度の「静岡県文化奨励賞」を受賞しています。建物の設計は谷口吉生、高宮眞介両氏によるもの。
隣接する「資生堂企業資料館」も入館無料で、創業明治5年(1872)以来の企業文化の歩みを紹介。ポスターや商品のパッケージ、テレビCMなど創業当時から現代までの懐かしい商品に再会できます。資生堂企業資料館は金曜のみの開館です。
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