千葉県おすすめ美術館10選!展覧会&イベント情報ほか営業再開状況もチェックしよう
テーマパークをはじめ、海水浴場や渓谷など自然とふれあえるスポットもたくさんある千葉県。実は、公園に隣接した開放感のある美術館や野外展示をしている美術館など、個性的な美術館が多数あるんです。四季折々の風景の中でゆっくりと芸術鑑賞してみませんか。
Summary
ホキ美術館
日本初の写実絵画専門美術館として平成22年(2010)に開館。ホギメディカルの創業者保木将夫によって収集された写実絵画作品約500点を所蔵しています。今も作品を生み出し続けている日本の現役作家の作品を中心に展示しており、日本最大の森本草介コレクションをはじめ、野田弘志、中山忠彦など、約40名の作家による写実の名品約120点を常時鑑賞することができます。隣接する「昭和の森公園」や閑静な住宅街とも調和するモダンで落ち着いた外観、地上1階、地下2階の三層の長い回廊を重ねた独創的なギャラリーも魅力的です。
千葉県立美術館
昭和49年(1974)に開館した美術館。芝生や四季折々の花々に美しく彩られる約1万坪の敷地の中にあり、館庭には野外彫刻を展示しています。近代日本洋画の先駆者として活躍した浅井忠をはじめ、ミレーなどの風景画作品のほか、千葉県にゆかりのある美術家の作品を中心に収集。特別展や企画展も開催しています。「みる・かたる・つくる」を活動理念に掲げ、全8室の展示室では日本画・洋画・彫刻・洋画・版画・書道などの作品を展示。県民アトリエ棟では美術講演会や実技講座、子供、または親子で楽しめるワークショップも行っています。
市川市東山魁夷記念館
20世紀の日本を代表する日本画家、東山魁夷画伯が昭和20年~平成11年(1945~1999)逝去するまで、およそ半世紀にわたり過ごした千葉県市川市に平成17年(2005)11月に開館。「人間・東山魁夷」をコンセプトに偉大な業績を顕彰し、作品や資料を展示公開しています。八角形の塔がある西洋風の建物内には1・2階展示室のほか、作品にちなんだオリジナルグッズを取り揃えたミュージアムショップなどがあります。
松山庭園美術館
田園の中の小高い丘の上にあり、芸術家此木三紅大氏のアトリエを一部開放した施設。ギャラリーにはヨーロッパ絵画や国内著名作家の作品、貴重な茶道具などが展示されているほか、約2000坪にも渡る敷地内には企画展示館や茶室、眺めの良い「見晴し亭」、ユニークな彫刻などが点在する贅沢な造りとなっています。猫が暮らす美術館としても知られ、毎年春~夏ごろにかけては、猫をモチーフにした作品を展示する展覧会を開催。猫のアートを鑑賞するだけでなく、庭園で自由に過ごす本物の猫たちを眺めて癒しの時間を過ごせるのも魅力です。
鋸山美術館
海と山に抱かれた風光明媚な金谷の地に、地域の人々の協力を得て開館した美術館。近代・現代の絵画や工芸、彫刻作品などを収蔵し、年間4~5回の展覧会を実施しています。美術館建物は、かつて日本の近代化に大きく貢献した房州石の産地である金谷のシンボルとして、石切場をイメージした外観となっています。また、美術館に隣接する石蔵は、最高級の房州石が使用され、鋸山の歴史・石切文化を伝える鋸山資料館となっています(別途入館料:大人300円、中・高校生150円)。
※「第7回 鋸山美術館コンクール」展2022年1月2日~4月10日(前期2022年1月2日~2月20日/後期2022年2月23日~4月10日)