福岡県おすすめ美術館12選! 展覧会&イベント情報もチェックしよう
博多ラーメンや辛子明太子などグルメ天国として知られる福岡県。どんな季節でも人気の街ですが、グルメと一緒にぜひアートも味わってみて! 福岡県内には福岡市以外でもアートなみどころがいっぱい。世界的な有名画家の作品を展示する美術館から、漫画がテーマのミュージアムまで、個性豊かなおすすめ美術館12件をご紹介します。
九州産業大学美術館

美術、工芸、写真、デザインなどのアート作品を収集してきた九州産業大学のコレクションを展示する平成14年(2002)開館の美術館。パブロ・ピカソやアンリ・マティスなどの版画があるほか、九州出身および九州と関係の深い作家による作品などを紹介しています。
展示だけではなく、ワークショップも行い、地域の芸術、文化振興の拠点としての役割も担っています。
直方谷尾美術館
明治屋産業株式会社の創立者、故谷尾欽也氏が平成4年(1992)に開設した美術館。平成15年(2003)に故谷尾欽也氏のご遺族から寄贈を受け直方谷尾美術館として再オープンしました。展示室は本館、新館にあり、直方市にゆかりのある作家の作品が展示されています。昭和初期に建てられた医院の外観を残した外観もレトロで印象的です。休憩室と茶室もあります。
田川市美術館

平成3年(1991)田川文化エリア内に、筑豊初の本格的な美術館として開館。歳月を経て緑青と化した銅板大屋根の重厚な外観が印象的です。「筑豊からの発信」をテーマに、郷土ゆかりの作家たちを中心にしたさまざまな企画展を開催。市民に親しまれる美術館として地元美術を広く紹介するとともに、市民の発表の場としても利用されています。
地域の文化向上拠点とするため、若手アーティストを支える取り組みも行っています。英展・田川美術展・子どもの絵画展の開催や、子どもや親子で参加できるワークショップ、作品発表や品評を自由にディスカッションする場を設けるなど、「筑豊」から多くの芸術家たちが羽ばたく環境を整えています。
中村美術館

中村産業株式会社が運営する「池のおく園」内にある美術館。近現代の洋画・日本画をはじめ、陶磁器、彫刻作品、ガレやドーム兄弟によるガラス工芸品、端渓の硯などの収蔵品を常設展示しています。年に4回展示替えが行われ、季節ごとに異なる作品を楽しむことができます。園内には他に日本庭園や、フランス料理「ベルセゾンナカムラ」、四季会席「好日庵」(現在休業中)、多目的ホール「美音」があります。
■中村美術館(なかむらびじゅつかん)
住所:福岡県田川市大字弓削田関の山3782-1
TEL:0947-42-1018
営業時間:10~16時(最終入館は15時30分)
定休日:木曜
料金:大人800円、中学生・高校生300円、小学生200円 ※フランス料理「ベルセゾンナカムラ」、四季会席「好日庵」利用者は優待割引あり(大学生以上500円、中学生・高校生200円、小学生100円)
共星の里

国内外のアーティストの独創的な作品を展示するほか、さまざまな体験教室が充実する美術館。スタッフの指導のもと、段ボールで動物やロボットをつくる「段ボールアート」や、Tシャツに絵をかく「Tシャツアート」、「蕎麦打ち体験」、「農業体験」などを実施しているので挑戦してみましょう。また、「黒川IN美術館」と題し、年4・5回アーティストの作品を展示。そのほとんどの作品に直接ふれることができるのが魅力です。
久留米市美術館

音楽ホールや図書館、カフェなどが点在する石橋文化センターの広大な庭園内に立つ美術館。前身の「石橋美術館」の伝統を受け継ぎ、“とき・ひと・美をむすぶ”をテーマに、展覧会や庭園と連携したイベントなどを通して多くの人々に美術にふれる楽しさを提供しています。
久留米や九州ゆかりの画家を中心に美術品を収集し、年1回程度コレクション展を開催。ショップではオリジナル商品やアート関係の本などを販売しています。八女市から移築した園内の「坂本繁二郎旧アトリエ」は、石橋文化センターのイベントに合わせ期間限定で公開されています。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。




