京都・嵐山の“賞味期限1分あんバターたい焼き”のおいしさが本気!

京都・嵐山の“賞味期限1分あんバターたい焼き”のおいしさが本気!

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平安貴族の時代から観光地として愛される京都・嵐山に2020年9月にオープンした、『まめものとたい焼き』のたい焼きが「とってもかわいい!」とSNSで話題です。食べてみると、見た目だけではなくて、おいしさがホンモノ!明治4年創業の菓子老舗が手掛ける、こだわりのたい焼きをレポートします。

Summary


嵐電「嵐山」駅のすぐ真ん前に老舗が集結

全国的にも珍しい路面電車のひとつ「嵐電」に揺られて、京都きっての観光名所、嵐山へ。嵐電嵐山駅からは、渡月橋にも世界遺産の天龍寺にもすぐ。

駅を降りたら真向かいの建物が『まめものとたい焼き』の入っている「嵐山昇龍苑」です。いくつもの白い風車がまわる入り口のパーテーションが、インスタ女子たちの撮影スポットにもなっていますよ。

京漬物の「西利」さんが、京都の名だたる老舗ばかりを集めた施設で、1階は飲食、2階はお箸づくり体験などの1日体験ができる物販店が並びます。ニューフェイスの『まめものとたい焼き』も、実は明治4年に創業したお菓子メーカーの老舗「石田老舗」の新業態なのです。

愛くるしい!まぁるい「ま」「め」たい焼き

たい焼き あんバター350円、つぶあん300円、ロイヤルカスタード300円 たい焼きとコーヒーセット550円(あんバターとカフェラテはそれぞれプラス50円)
たい焼き あんバター350円、つぶあん300円、ロイヤルカスタード300円
たい焼きとコーヒーセット550円(あんバターとカフェラテはそれぞれプラス50円)

お店がオープンしてすぐにSNSで人気に火がついた、まるい形のたい焼き。焼き型から別注で、鯛のおなかの部分に「ま」、裏返したら「め」の文字が浮き上がります。彼氏や友だちと1匹ずつ手に持って、「まめ」ショットが撮影できちゃう仕組み。丈夫や健康を意味する言葉の「まめ」を大切な人と一緒に食べるのっていいですよね。

おいしさの秘密を大解剖

おいしさの秘密1:皮

印象的なフォルムで注目を集めた『まめものとたい焼き』ですが、ここまで人気になったのは、そのなんともいえないおいしさ!そこには老舗のこだわりがいっぱい詰まっていました。

まず、特徴的なふんわりとした皮の最大の秘密は、メレンゲ!ホットケーキなど鉄板で焼くお菓子の多くは、ベーキングパウダーで膨らませるのが常なのですが、『まめもの』では、しっかりと泡立てたメレンゲの力で生地を膨らませます。小麦粉は、菓子用小麦粉の最高峰「特宝笠」を使用。この小麦粉がメレンゲの細かい気泡を壊さないように優しく包み込み、中はふんわり、表面はサクッとしたたい焼きにしてくれるのです。

おいしさの秘密2:あんこ

創業140年の菓子メーカーだけに素材選びは的確です。数多ある製餡所の中から「小豆の目利きで超一流」と業界内で有名な、京都の「イマムラ製餡」に、このたい焼きに合わせたオリジナルのあんこを発注。あんこは、およそ糖度55度のものが“甘さ控えめ”とされる中、47度まで甘さを抑えてあります。皮と一緒に食べたときにバランスのよい一体感を感じられるのは、この細かい味の調整に理由があるのですね。

おいしさの秘密3:バター

『まめもの』のたい焼きは、つぶあん・あんバター・ロイヤルカスタードの3種類なのですが、中でも一番人気なのが、あんバターです。使用しているバターは、北海道産日高バター。なんと生産の8割以上を石田老舗がシェアしているため、無駄な保存期間がなく、新鮮でミルキー。しかも大きな塊の端は削いで、空気に触れていない中心のフレッシュな部分だけを贅沢に使っているのです。

 

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