京都「果朋(KAHOU)」の瓶詰めパフェ・みたらしだんごがかわいい!お取寄せも可能な新感覚和菓子を紹介
世界遺産・元離宮二条城エリアに2020年にオープンした、新感覚和菓子のお店「果朋」。旬の果実のみずみずしさを主役に、京菓子の伝統美を受け継いだ創造的で革新的な和菓子が、SNSやメディアで大きな話題になっています!
アートのように和菓子を展示。洗練された店内
二条城から徒歩10分圏内、二条駅からは歩いて5分ほどの場所に2020年10月にオープンした創作和菓子のお店「果朋」。京町家が並ぶ界隈に溶け込む立派な店構えが目印です。
格子戸を開けると、奥の坪庭から光が差し込む奥行きのある店内。ジュエリーショップのような、シンプルで洗練された雰囲気は、京町家建築に長けた志水龍氏による設計です。京町家の「火袋」にある吹き抜け、「虫籠窓」のような明り採りの窓、奥に細長い間取りに欠かせない「庭」など、京町家を現代風に解釈したモダンなデザイン。
白木の木目が美しいヒノキの棚に置かれた石のプレートには、おしながきの和菓子がひとつずつ丁寧に並べられています。「たくさん食べるものではないから、1個を吟味して選んで欲しい」とオーナーの安本さん。一点モノのアートを選ぶ気分で、質感や繊細な細工の一部始終をじっくりと確かめて、お気に入りを選べるのがいいですね。
お取り寄せしたい、瓶詰めの美しい和菓子
美しい創作和菓子の数々が並ぶ「果朋」の中で、あまりにも斬新なアイデアに驚いたのが瓶詰めの和菓子。和菓子が瓶に入っているのを初めてみました。和スイーツと果実のパフェを詰め込んだ「果ルフェ」。そしてみたらし団子を瓶詰めにして、上からきな粉で蓋をした「果朋だんご」。見た目もかわいいし、持ち歩きやすいし、最高です。
このアイデアがどこから生まれたかというと、「SDGs(持続可能な開発目標)」の取り組みから。『果朋』では、梱包や容器にプラスチック製品は使わず、すべて紙やガラスを使用しています。唯一例外のスプーンも、植物のでんぷんから作ったバイオプラスチック。
それではさっそく実食!みずみずしい旬のフルーツの果実寄せとパンナコッタ、甘酸っぱいフランボワーズ羊羹が三層になった「果ルフェ – 果実よせ –」は、甘さ控えめでフレッシュな果実の酸味がアクセントになっていて、さっぱりとした味わいで美味。和菓子の甘さが苦手な人にもオススメ!
「お取り寄せしたい!」との声が非常に多くて、2月中にはオンラインショップをオープン予定。「果ルフェ」や「果朋だんご」だけではなく、店頭に並ぶすべての商品をオンラインで販売する予定なのだとか。ただ、ほとんどが日持ち2日の商品ばかりなので、受取日には気をつけてくださいね!