【全国】おうちで御朱印巡り!?「郵送御朱印」してくれる神社とお寺5選
遠くの神社やお寺へなかなかお参りできない日々が続いていますが、こんな時期だからこそ、素敵な御朱印に出会いたいと思う方も多いはず。そんな時は「郵送御朱印」はいかがでしょうか?少し抵抗がある…と思うかもしれませんが、参拝できなくても終息後に必ず参拝へ行くと心に決めたり、神社やお寺のある方向を向き拝む“遥拝”をしたり、その証しとして御朱印をお送りいただけるところがあるんです。今回は、郵送で御朱印をいただける神社やお寺をご紹介します!
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【北海道】日本最大級の大きさを誇る“涅槃大仏”が有名!「佛願寺」
北海道・札幌市にある「佛願寺 大涅槃聖堂(ぶつかんじ だいねはんせいどう)」は、良縁祈願や水子供養をはじめさまざまなご祈願を行っているお寺。
まず目を引くのが、45mある「涅槃大仏(ねはんだいぶつ)」です!日本でも最大級の大きさを誇り、その光り輝く姿を見るとパワーをいただけると、隠れたパワースポットとしても有名なんです。
また、道内では珍しい日本庭園も人気。こちらは世界的に有名な庭師である北山安夫(きたやまやすお)氏が“平成のお浄土”を表現した「浄土庭園」。“清めの水”をたたえる滝と池が配置され、マイナスイオンが大量に発生していることから、こちらもパワースポットに!
お参りした方はどなたでも庭園の見学ができるので、庭園を眺めながらゆっくりと自分の人生を振り返るなど、リフレッシュできる場になっています。
「佛願寺」で郵送対応している御朱印は、通年頒布御朱印、月替わり御朱印、特別御朱印などさまざま。
写真は、通年いただける「だいねはん」という御朱印。中央に横たわる「涅槃大仏」がかわいらしいデザインです。
毎年2月15日は、お釈迦様が80年のご生涯を終え、涅槃に入られた日なので、記念して特別な御朱印がいただけます。一年に一度しかいただけない貴重な御朱印として人気を集めています。
2月中は郵送を受け付けているので、早めにチェックしてみてください!
こちらは、月替わりの御朱印として人気の「お釈迦さま十大弟子シリーズ」。お釈迦さまには、優秀なお弟子さまがたくさんいて、毎月さまざまなお弟子さまの御朱印がいただけます。1年間毎月集めて、全10人のお弟子さまを集める方も多いそう!
日本には古くから、妊娠5カ月目の最初の「戌の日」に腹帯を巻き安産を祈願するという風習がありますが、そんな「戌の日」限定御朱印もあります。
秋になると美しい紅葉を楽しむこともでき、こんな素敵な写真を撮影することも。雪の日には「涅槃大仏」に雪が積もった幻想的な姿も話題なんだとか…。いつか、実際に足を運んでみたいお寺の一つです♪
■舎利山 佛願寺 大涅槃聖堂(しゃりざん ぶつかんじ だいねはんせいどう)
住所:札幌市南区石山東6丁目1-24
TEL:011-593-3000
参拝時間:9~17時(11~3月は~16時)
御朱印の郵送に関して:https://www.butsuganji.jp/
【山形県】日本で初めてのプロポーズ!縁結びが有名な「熊野大社」
山形県・南陽市宮内にある「熊野大社(くまのたいしゃ)」は1200年以上の歴史を誇り、境内には30柱の神様がお祀りされています。その中心(本殿)にお祀りされているのが、あらゆる命を生み出し育む「むすひ」の神様なんです。
「むすひ」の神である伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)は神話の中で、日本で初めてプロポーズし結ばれた男女の神様と言われることから「熊野大社」は縁結びが有名な神社なんです。
「月」と「うさぎ」と「縁結び」…、昔からうさぎは月に棲む月のお遣いと信じられていました。また神話の中では、神様同士のご縁を結んだ動物としても登場しています。
「熊野大社」の本殿裏には、うさぎが三羽隠し彫りされていることから、月の光とうさぎに導かれご縁が結ばれるようにと「縁結び祈願祭り 月結び」を行っているそう。
こちらは、「縁結び祈願祭 月結び」参列者限定のお守りである「たまゆら守」。“たまゆら”とは“魂を揺り起こす”という語源からきているのだそう。ひとつひとつ、想いが伝わるよう丁寧に心を込めて奉製されています。
こちらが「熊野大社」から郵送していただける御朱印。左は通年頒布の御朱印、右は「縁結び祈願祭」月結び限定の御朱印です。
月結び限定の御朱印は、本来月結び参加者のみの頒布となっていますが、参拝できない方のため月結びの夜にお祓いした御朱印を特別に送付していただけるのだそう。
淡い色使いが美しいこちらの御朱印は、新春の期間限定である「さくら参宮御朱印」。
年の初めは大神様から新しい魂を頂戴し、誰もがみんな生き生きと期待に胸を膨らませ新年を迎えます。そうした魂が、春に咲く桜のように栄えていきたいという願いを御朱印に込めているそう。
「熊野大社」には、古い木版が数多く残されていて、こちら2点の木版は、おそらく江戸時代にコレラが流行した頃のものだそう。
かつて、疫病や悪病が流行した時代に頒布された護符を木版から復元し、護符と祓守り御朱印を奉製されています。事態の終息と世界の安寧を心よりお祈りした御朱印なんです。
こちらの御朱印帳は、「熊野大社」古来の拝殿が描かれたもの。繊細な生地で織られ、裏面にはご神木である銀杏が描かれています。
山形県置賜地域に伝わる織物技術により表現された「米織小紋(よねおりこもん)」の御朱印帳。米織の「細番手、先染め、紋織り」の特徴をいかしながら日本古来の小紋柄が織りで表現されています。七宝(黄緑)、麻の葉(赤)、分銅(青)、豆絞り(緑)の4色から選べます。
そのほかにも縁結び、心願成就のお守りやお札など、さまざまな授与品を郵送していただけます。期間限定の授与品もあるので、季節ごとにチェックしてみるのもおすすめですよ。
御朱印の郵送に関して:http://kumano-taisha.or.jp