【全国】おうちで御朱印巡り!?「郵送御朱印」してくれる神社とお寺5選
遠くの神社やお寺へなかなかお参りできない日々が続いていますが、こんな時期だからこそ、素敵な御朱印に出会いたいと思う方も多いはず。そんな時は「郵送御朱印」はいかがでしょうか?少し抵抗がある…と思うかもしれませんが、参拝できなくても終息後に必ず参拝へ行くと心に決めたり、神社やお寺のある方向を向き拝む“遥拝”をしたり、その証しとして御朱印をお送りいただけるところがあるんです。今回は、郵送で御朱印をいただける神社やお寺をご紹介します!
Summary
【埼玉県】芸術的な切り絵御朱印にうっとり…♪「埼玉厄除け開運大師・龍泉寺」
埼玉県・熊谷市にある、厄除け開運大師「埼玉厄除け開運大師・龍泉寺」の始まりは約1200年前の平安時代。古来より「厄除け金色大師様」「開運金色大師様」の二体のお大師様を本尊として祀られています。
「厄除け」と「開運」のお大師様を同時に祀るお寺は日本で唯一であることから、「厄除け開運本山」として有名なんです!
こちらは、あらゆる“安全”にご利益がある、「安全と“平”和が達“成”されますように」との願いから名前がついた「平成安全大観音」。そのほかにも、多くの仏様が祀られているため、さまざまな願いごとに強い神聖な寺としても崇められているんです!
「埼玉厄除け開運大師・龍泉寺」では切り絵御朱印を頒布されていて、近年SNSでも話題となっているんです。春夏秋冬それぞれの御朱印にストーリーが込められた繊細な切り絵のデザインは、もちろんすべて手作業なんだそう…!
2020年夏に頒布された御朱印は、太陽の花といわれるヒマワリをモチーフとした、「希望『開運 輝く未来』」。長引くコロナの影響で世界中に暗い影を落としている中、このような状況が一日でも早く終わり、世界が希望と輝きを取り戻すようにと切に願って作られました。
2月末頃まで頒布されているのがこちらの2点。上は、「埼玉厄除け開運大師・龍泉寺」の御本堂にさまざまな雪の結晶が舞い降りてくる様子をイメージした「冬詣 雪の結晶と七光星」。
下は、澄み切った空に満点の星が瞬き、月が優しく照らしている冬の夜空をイメージした「星詣 月夜の光」です。どちらの御朱印も、幻想的でとっても素敵…。
その他にも、過去頒布された素敵な御朱印をご紹介。
心地よい春の訪れを私達に伝えてくれる、春の主役と言える桜の花を切り絵で表現した「桜が奏でる春のシンフォニー(交響曲)」や、古来より「縁起の良い生き物」「幸運を引き寄せる」とされている蝶をモチーフとした「花鳥風月」など、毎回芸術的な御朱印を楽しむことができます。
御朱印の他にも、お守りや御朱印帳も郵送していただけます。こちらは、季節の花々を浮かべた花手水をモチーフにした「開運花手水の御朱印帳」。
明るい気持ちになれるように華やかな色合いの花手水にしたんだそう。この御朱印帳を手にされた方に仏様のめぐみ、ご利益が十分に備わり、御朱印巡りの日々が守られますようにと願われています。
「埼玉厄除け開運大師・龍泉寺」では、御朱印帳のデザインとなっている、手水舎や手水鉢を色とりどりの花で飾る「花手水」を実際に見ることができ、こちらもSNS映えすると人気となっているんだとか!訪れる方に癒しを提供してくれます。
華やかな切り絵御朱印は大人気なので、いただきたい方は早めにチェックしてみてくださいね。
■埼玉厄除け開運大師・龍泉寺(さいたまやくよけかいうんだいし・りゅうせんじ)
住所:埼玉県熊谷市三ヶ尻3712
TEL:048-532-3432
参拝時間: 9~17時
御朱印の郵送に関して:https://yakuyoke-kaiun.jp/
【京都府】幸せを呼ぶハートの窓がSNSで話題!「正寿院」
夏になると「風鈴まつり」が行われることから風鈴の寺ともいわれる、京都府・宇治田原町にある「正寿院」。およそ800年前に創建された、知る人ぞ知る名刹です。
近年、再建された客殿にあるハート型の窓がSNSを中心に「幸せを呼ぶ窓」として話題となり、京都でも一躍注目を集めるスポットとなっているんです!
このハートの窓は「猪目窓(いのめまど)」と呼ばれる、古来より伝わる日本伝統文様の一つ。約1400年前からお寺や神社などの建築装飾としていたるところに使用されていて、災いを除き、福を招く意味が込められいるのだそう。
「正寿院」の猪目窓は、春は桜のピンク、冬は雪の白など四季によりさまざまな表情を楽しむことができます。
写真のように日が差し込み猪目の影が見える、ありがたい恵みの景色は「幸せのおかげ」といわれています。8月下旬~9月中旬頃16時前の、限られた時間にだけ見られるレアな景色なんです♪
「猪目窓」と話題を二分するのが、こちらの「天井画」。300年前に描かれた本堂内陣天井画の復興として、多くの日本画家協力のもと、花と日本の風景をテーマに描かれた160枚の画が客殿の天井をうめつくしています。
「天井画」の中には、春夏秋冬の舞妓の絵が4枚隠れているのだそう!一枚一枚見ながら探してみるのも楽しいポイントです♪
御朱印や御朱印帳、お守りなどを郵送していただけるのですが、中でも人気の授与品をご紹介します。
「正寿院」に咲く花が描かれた、月替わりの御朱印。2月は美しい椿の花が描かれています。
舞妓と桜のデザインがかわいらしい「季節画」。右に書かれた字は、その季節により大切な 言葉が書かれます。(訪れた際は、直接御朱印帳に書いていただけます)
災いを除き福を招く「猪目窓」の御朱印に、自身の名前を入れていただくことも可能です。名前が入る御朱印の先駆けとなったんだそう!
話題の「猪目窓」と「天井画」の素敵なオリジナル御朱印帳も人気です!
夏には、境内に2000個の風鈴が吊るされ、涼を感じることのできる「風鈴まつり」が開催されたり、庭を見ながらお寺でヨガ体験ができたりと、さまざまなイベントも行われています。
見所満載な「正寿院」!落ち着いたら、幸福を探しに訪れたいですね♡
参拝時間:9~16時(12~3月は10時~)
御朱印の郵送に関して:http://shoujuin.boo.jp/