東京から電車で一本!自然たっぷりな福島旅へ。広い空&澄んだ空気&ご当地グルメを小鳥遊しほが大満喫
みなさんこんにちは、小鳥遊しほです。旅行とグルメと自然大好きな私がオススメする、福島県のあんな所やこんな所を、写真と共にお届けします!実は、常磐線で乗り換えなし・都心から一本で行けちゃう意外と身近なスポット。気軽に行ける福島県の魅力をご紹介♪
Summary
「道の駅なみえ」で腹ごしらえ!ご当地グルメを味わおう
東京からの列車の旅ですっかり腹ペコ!さっそくですが、腹ごしらえからスタートしようと思います。
じゃーん!やってきたのはこちら「道の駅なみえ」。都内ではなかなか味わえない、広―い敷地に広―い空。天気も良くてめちゃくちゃ気持ちいい〜!
こちらにあるレストランでは、請戸漁港(うけどぎょこう)で水揚げされた魚を使った料理やご当地グルメの「なみえ焼そば」、甘〜いパフェなどがいただけます!平日でも沢山のお客さんで賑わっている中、迷いに迷って贅沢に名物グルメが2品味わえるセットを注文。
なみえ焼そばは、2013年のB-1グランプリで優勝したこともある浪江の名物。”労働者のために食べ応えと腹持ちのいいものを”という想いから考えられたんだって!
初めて食べるなみえ焼そばにワクワク!もっちり太麺に豪快な豚肉ともやし。濃厚ソースがじゅわりと絡むこの一皿は、50年もの間地元の人に愛されてきた納得の逸品!
満腹になったらお買い物へ。
もちろん福島産の食べ物やお土産品も充実。手に取っているのはなみえ焼そば。おいしかったので早速買って帰ります!
さらに隣接する建物では、国の伝統的工芸品「大堀相馬焼」の体験工房があったり、飲食だけではなく見たり買ったり体験したりと色々楽しめますよ。
さらに、震災以前は浪江町請戸地区にあった鈴木酒造店が、約10年ぶりに故郷で新たに酒蔵をオープンさせたりと復興への想いを感じられる場面にも出合えます。
20分
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苺の直売!「ネクサスファームおおくま」で甘い気持ちに
福島では広い土地を活かした、安心安全な農作物の栽培も盛ん。今回お邪魔したのはおいし〜いいちごが年中栽培可能な工場「ネクサスファームおおくま」です!こちらには日本中から復興や先端農業に強い想いを持った方々が集まってきているのだとか。
この広い工場内では人の手による作業とコンピュータの制御システムを組み合わせた、能率的な栽培且つ、安全品質のいちご栽培がされているんだって!
特別に試食させてもらったけれど、太陽の光で育てられた大きないちごは甘くてジューシーで最高の一言でした。
宝石の様なこちらのいちごちゃん達、直売所でもネットでも購入可能とのこと!直売所からの配送も可能なので自分や家族へのお土産に、お世話になっている人へのプレゼントに、ぜひぜひどうぞ。
20分
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復興を願い、ゆったりと見学。「東日本大震災・原子力災害伝承館」
福島といえば、忘れてはいけない震災と原子力発電所事故の記憶と教訓。あの時から10年の時が経ち、変わったことも、まだまだ続く復興のことも、私たちが学ぶべきことを最新技術とともにしっかり見聞きできる施設があるのでいくつかご紹介します。
吹き抜ける風が気持ち良い、開けた土地にそびえ立つ立派な施設「東日本大震災・原子力災害伝承館」では展示物と映像から当時の大規模複合災害の状況と、その後の復興過程を学ぶことができます。
被災した施設や現在の状況を実際に間近で見ることで、被災地を体感できる貴重な経験。館内のアテンダントさんに加え、語り部さんからは震災当時の体験を伺いました。経験や教訓をしっかりと胸に留める時間です。
隣接する「産業文化センター」では、テレビでも取り上げられたことのある福島県産のももを使用した進化系ご当地ポテチ「ももポテトチップ」が買えます!お土産に最適なので、ここは笑顔でたくさん買いましょう◎
25分
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最新技術で学ぶ・残す。「東京電力廃炉資料館」へ
お次は「東京電力廃炉資料館」。
東京電力福島第一原子力発電所事故の記憶と記録、このような事故を起こさないための反省と教訓を残し、今なお続く廃炉事業をわかりやすく教えてくれるこちらの施設。巨大なスクリーンや床を使った映像の投影など、最新技術のおかげでとてもわかりやすく原子力事故と廃炉について学ぶことができます。
私が見ているのは原子炉建屋や作業員の方々が映るスクリーン。
見ている人を囲むように3辺に広がる形のスクリーンと、まるでその場にいるような臨場感のある映像で、現在の福島第一原子力発電所の状況などがよくわかります。“福島のみなさんは本当に苦労されているんだなぁ。私も頑張ろう”なんて想いを馳せつつ、ゆっくりと施設を見学しました。
20分
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地元で採れる新鮮野菜!「道の駅ならは」でお買い物
さてお次は本日2軒目の道の駅!「道の駅ならは」にきました。
こちらではなんと日帰り温泉に入れます!旅といえば宿泊先も重要ですが、ホテルはお手頃価格のビジネスホテルに抑え、ここの温泉で癒やされるのもアリ!特産料理の「マミーすいとん」(定食700円)が食べられるフードコートやキッズコーナー等もあるので家族でものんびり過ごせます。
併設の物産館では県内の様々なお土産や地域特産品を約2000種類も取りそろえています。
採れたて野菜が安くてびっくり!郷土料理のいかにんじんや地酒も買えるので私もちゃっかりお買い物。
パッケージがかわいいこちらの地酒「萌(きざし)」は、新たな復興策のひとつとして作られたスパークリングの日本酒。今夜ホテルで晩酌するぞ〜!(笑)
5分
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豪華ディナーに大浴場、朝はサッカー!?「Jヴィレッジ」を堪能
今回の宿泊先は、なんと聖火リレーのスタート地点にもなった「Jヴィレッジ」のホテルです!
JR常磐線・Jヴィレッジ駅から徒歩5分と好立地なこちらのホテル、お部屋は綺麗だし大浴場も入り放題!
日本初のサッカー・ナショナルトレーニングセンターとして1997年にオープンした「Jヴィレッジ」内というだけあって、有名なサッカー選手のサインやユニフォームも沢山展示してあるので、ファンにはたまらないホテルです。
団体でしか泊まれないと思っていたんだけど、なんと一般の方もウェルカム!普通にホテルとして利用できます。
ホテルといえばおいしいディナー!今回は季節ごとに変わるという5500円のコースメニューをいただきます!(お値段は何段階かあるので予算に合わせてね)
本日の御造り盛合わせ、トマトのムースと帆立のミルフィーユ、伊達鶏と旬の野菜の鍋などなど、和洋折衷の料理がずらり!野菜と果物は地元のものを使用しているという地産地消の素晴らしさ!
めちゃくちゃおいしそうな料理を前に、まずはビールでかんぱーい!
ぷっはーーー!旅先で飲むお酒は格別に美味しいです。温かいごはんに温かい地元の方達。このあと温かいお風呂も待ってるだなんて、幸せの4文字に尽きます。
ゆっくり夜を過ごしたら、朝はぜひぜひグラウンドへ!こんな素敵な写真が撮れるので、眠気なんて吹き飛びます!サッカーの広いグラウンドに入れるなんて、なかなかない機会では?(私は初めてでした!笑)
そして朝食は健康的な和定食!野菜とタンパク質中心の女性にうれしいちょこちょこ御膳がたまりません♪朝日が差し込むレストランで、まったりしたら出発です!
■Jヴィレッジ
住所:福島県双葉郡楢葉町山田岡美シ森8
TEL:0240-26-0011
時間:11時30分~14時(レストラン)
※ディナーは予約制
定休日:無休(レストラン)
料金:ツインルーム 2名1室 8700円~
チェックイン/アウト:15時~/~10時
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