長谷寺

【2021】鎌倉・長谷寺のあじさい|初夏の鎌倉は花の寺へ。色彩が鮮やかに踊る長谷寺の「あじさい路」

神奈川県 アジサイ お花 お寺めぐり 寺社 るるぶ&more.編集部
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鎌倉・長谷エリアの名刹「長谷寺」。花の寺としても親しまれる長谷寺は、初夏を迎えると、青に紫、はたまたピンクと色鮮やかなアジサイに彩られます。境内にある見晴らしのいい眺望散策路は、この時期のみ名前も「あじさい路」に。愛らしいお地蔵さんも愛でながら、アジサイ観賞へと出かけましょう。

Summary

上境内に位置する「海光庵」ならでの食事が、その名も「お寺のカレー」(1000円)。大豆で出汁を取り、お肉の代わりにこんにゃくを用いるなど、動物性食材はいっさい不使用ながらも本格的な味わい。「長谷ぜんざい」(550円)とともに人気メニューになっています。

海光庵
営業時間:10~16時(食事は~15時LO)

同じく上境内では、ご本尊が安置されている観音堂も見逃せません。徳道上人が造らせたと伝わる十一面観音像は、高さ9.18mで木造仏として日本最大級。あらゆる方向を見守り、衆生救済をするといわれています。

観音堂へのお参りをしたら、脇にある経蔵にも向かいましょう。経典を収めた輪蔵(回転式書架)は毎月18日と、正月三が日、4月8日、8月10日のみ回すことができます。輪蔵を回し、納められている一切経というお経を読んだのと同じ功徳を得ることを目的に訪れてもいいでしょう。

下境内にもみどころは多く、奥に広がる弁天窟は弘法大師が籠ったとも伝えられています。薄暗い洞内を進むと、お寺にいながらちょっとした探検気分に。入口でロウソクを購入すれば、壁面に彫られた弁財天や十六童子に奉納することもできます。

弁天窟の入口そばには、写経体験ができる書院もあります。静寂と集中を楽しむお寺ならではの体験ですが、ここは庭園だけでも一見の価値あり。石と木を配した美しい枯山水の庭園は、アジサイでにぎわう境内とは一線を画すような雰囲気です。そして、石畳の中には、庭師さんが遊び心で埋めた、ハートの形をした石がひとつだけあるそう。庭園を眺めながら足元にも目を向けて、ハートを探してみるのもいいかもしれません。

アジサイを目当てに多くの観光客が集う初夏の長谷寺。平日の午前中、休日なら開門から間もない時間帯の訪問がおすすめです。花の寺ともいわれる理由を、あじさい路の絶景観賞で確かめてみてはどうでしょう。

Text & Photo : minimal

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