【実食レポ】銀座「ルワンジュ 東京 ル ミュゼ」で芸術的なスイーツ&朝食を
アート作品のようなスイーツで人気の六本木のパティスリー「LOUANGE TOKYO(ルワンジュ 東京)」が、銀座に新しいスタイルの店舗「LOUANGE TOKYO Le Musée(ル ミュゼ)」をオープン。美術館をイメージしたスタイリッシュな店内では、スイーツが購入できるほか、芸術的なアシェットデセール(皿盛りデザート)や、ここでしか味わえない本格的な朝食が堪能できます。今回はイートインだけのとっておきメニューの内容やお値段をレポートします!
Summary
アート作品のようなスイーツが映える、美術館のような内装
地下鉄銀座一丁目駅から徒歩1分の閑静な通りにある「LOUANGE TOKYO Le Musée(ルワンジュ 東京 ル ミュゼ)」。銀座の街並みと調和した、全面ガラス張りの高級ブティックのような外観が目印です。
店名の“Musée”とはフランス語で“美術館”という意味で、アート作品のようなスイーツが映えるよう、店内の壁や床はシックなライトグレー。販売スペースのほか、全10席の落ち着いたイートインスペースもあり、ゆっくりと過ごせます。
店内には、女子がときめくポイントもたくさん! 全長8mのショーケースには、芸術的なフォルムのプティガトー「スフェール」1296~1620円がずらりと並び、思わず見惚れてしまいます。
テディベア(クマ)の形をした「フラッフィー ヌーミー」1万800円にも、目が釘付けに……!こちらはなんと、メロンのショートケーキ。ふわふわとした毛はキャラメル風味のスポンジ生地で表現していて、まるで本物の“ぬいぐるみ”みたいでかわいい~。
店内奥には、エクレアやマカロンなどギフトにぴったりな焼菓子などが額装された物販スペースもありますよ。
店のスイーツはすべて、製菓の国際コンクールWPTC(World Pastry Team Championship)で2度の優勝経験をもつ藤田浩司氏が創造しており、ビジュアルの美しさだけでなく、味も本格派です。
あの名画がスイーツに!? 3輪のひまわりが印象的なスペシャリテ「ヴァン・ゴッホ」
さっそくイートインでしか味わえないアシェットデセールをいただいてみましょう! こちらの「ヴァン・ゴッホ」3888円(※別途サービス料10%)は、名画『ひまわり』の処女作をモチーフにしたもので、運ばれてきた瞬間、まるで本物の絵画のようなビジュアルにびっくり!
額縁や陶器皿はオリジナルで一から制作、アンティークのような額縁の風合いや、油絵のような陶器皿の色合いにまでこだわったのだそう。
ヒマワリの花弁は、薄くスライスしたパイナップルをローストしたもので、パリッと軽やかな食感と濃縮された甘さが特徴です。中央の筒状花部分はピスタチオペーストの表面にローストココナッツがまぶされていて、香ばしさたっぷり。
ヒマワリの下にはココナッツやピスタチオのアイスが隠れているので、一緒にいただくと風味が増しておいしいですよ。
こちらの花瓶部分は、繊細な飴細工でできていて、その下には藤田氏がWPTCで優勝した際のピスタチオケーキ「ピスターシュ」が! ピスタチオのムースを中心に、ピスタチオのパンドジェンヌ(焼菓子)、ブラッドオレンジとフランボワーズのジュレ、アプリコットのコンポートなどが層になっています。
一口食べると、ピスタチオの濃厚なコクのなかに、スッキリとしたフルーツの酸味も感じられ上品な甘さ。ボリュームのわりにペロリといただけますよ。