「ザ・ホテル青龍 京都清水」宿泊レポ|レトロな元清水小学校校舎を保存・活用したホテル!京都を一望できるお部屋も
観光都市・京都のなかでもトップクラスの人気を誇る清水寺エリア。清水坂を上がり、清水寺の門前エリア内にあるラグジュアリーホテル「ザ・ホテル青龍 京都清水(ざ・ほてるせいりゅう きょうときよみず)」に宿泊してきました!最上階の展望バー「K36 The Bar & Rooftop」でも有名なホテルの全貌をご紹介します。
Summary
昭和8年建築の小学校校舎をコンバージョンしたラグジュアリーホテル
「ザ・ホテル青龍 京都清水」の一番の特徴は、昭和8年(1933)建築の小学校(元清水小学校)の建物を、出来る限り保存し、ホテルとして活用しているところ。タイル貼りの外壁やスパニッシュ瓦の屋根などが美しく、悠然とした佇まいです。
大階段から見た全体像。中庭を囲むように北棟、東棟、南棟の3つの建物がコの字型に配置されています。
中庭にはいまは生産中止となった「郵便差出箱1号」が残ります。
ホテルロビーに足を踏み入れると、クラシカルでモダンな雰囲気。そこに豪華なシャンデリアが飾られ、品格を感じます。
ロビーからゲストラウンジへとつながる通路には、この建物が小学校だった頃の思い出を残すアーカイブコーナー。
創建時の雰囲気を崩さず、さらに未来に残せるようにと老朽部を補修されています。左右(過去と現在)の写真を見比べると、校舎の面影を大事に残し、改装されていることがよくわかります。
子供たちが駆け上がったであろう階段は、手すりもそのまま。ゆったりと館内をめぐるだけでもノスタルジックな気分に。
宿泊者のみ入れるゲストラウンジで、満たされる特別感
館内は宿泊客以外も入れるゾーンと宿泊客のみが利用できるゾーンがあり、北棟にある眺めのよいゲストラウンジは宿泊客専用となっています。
宿泊者のためのさまざまなおもてなしを備えたゲストラウンジ。自分で抹茶を点てるお点前体験や、豆からコーヒーをいれるセットが用意されています。
抹茶の粉は「一保堂茶舗(いっぽどうちゃほ)」。教えてもらって、自分で点てます。お抹茶体験を含め、ゲストラウンジでの飲食はすべて無料サービス。
法観寺・八坂の塔が目の前に見える特等席で旅の疲れを癒す一服のお茶。
コーヒー豆は「開化堂(かいかどう)」の茶筒に入るなど、京都の名品の使い心地を試せるのもいいですね。
京菓子やホテルメイドのおつまみなどが「ご自由に」とバラエティ豊かに用意されていて、テンションが上がります。ゲストラウンジで過ごすだけでも優雅な気分。