『おかえりモネ』の舞台・登米でロケ地巡り
NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の舞台、登米(とめ)。宮城県北部に位置する里山風景がステキな森の町です。今回はドラマでも登場したロケ地や注目スポットなど登米をめぐるオススメモデルコースをご紹介します♪
Summary
石ノ森章太郎ふるさと記念館
登米が生んだマンガ家・石ノ森章太郎ワールドを体感!
『サイボーグ009』や『仮面ライダー』を代表作にもつ“日本マンガ界の第一人者”、石ノ森章太郎(いしのもりしょうたろう)先生。生まれ育ったのは豊かな自然に囲まれた、ここ登米市です。
生家の近くに石ノ森章太郎先生ゆかりの品々を展示する記念館があり、『おかえりモネ』に登場したことでも話題となりました。
常設展示は原画をはじめ、多くの仲間と過ごしたトキワ荘の部屋の再現や貴重なたからものコーナーなどがあり、見応えたっぷりの内容となっています。
屋外には小川が流れる広々としたお庭も。見る角度で絵が変わるテーマウォールやスケッチするジュン(漫画『章太郎のファンタジーワールド ジュン』の主人公)の像も見られました。
石ノ森先生は出身であるこの町の名前「石森」をペンネームにするほど、地元に深い思い入れがあるのだとか。そんな町の情景を感じながら作品を読んでみるとまた違った発見があるかもしれないですね。
長沼フートピア公園
風車が映える「長沼フートピア公園」でリフレッシュ!
『おかえりモネ』の主人公モネは高校卒業後、登米にある森林組合で働くことになります。その事務所のロケ地となったのが「長沼フートピア公園」。通常はボート場のクラブハウスとして運営されていますが、外からその様子を眺めることができます。
この階段を駆け上がった先に風車が見えます。ドラマではチャーミングな登米の人たちに囲まれながら、ここで成長する主人公の姿が描かれていました。
この公園はキャンプ場にもなっており、子どもたちの遊び場や食事・みやげが揃う物産館などもあります。四季折々の花が咲きほこる癒しスポットでもあるので、子どもから大人まで楽しめますよ♪
教育資料館
明治時代の小学校「教育資料館」にタイムスリップ
城下町の町並みが残ることから「みやぎの明治村」と呼ばれる登米観光の中心エリア。ここでひときわ目を引く洋風建築がこの「教育資料館」です。
この建物は1888年(明治21)に建てられ、1973年(昭和48)まで実際に「旧登米高等尋常小学校」として使われた校舎。現在は教育資料館として保存されており、内部を見学することができます。
『おかえりモネ』でも林間学校の授業の一環で子どもたちと訪れていた場所です。
雰囲気もレトロで趣があり、どこを切り取ってもフォトジェニック。登米に来たなら絶対に訪れたいスポットのひとつです。