『おかえりモネ』の舞台・登米でロケ地巡り
NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の舞台、登米(とめ)。宮城県北部に位置する里山風景がステキな森の町です。今回はドラマでも登場したロケ地や注目スポットなど登米をめぐるオススメモデルコースをご紹介します♪
Summary
寺池園
「寺池園」で森に囲まれて深呼吸
現在期間限定で一般公開されている「寺池園」。ふだんは個人所有の別荘ですが、『おかえりモネ』のロケ地として使用され、現在撮影セットを残したまま公開されています。
ドラマでは主人公モネの下宿先として登場。モネが洗濯を干していたこちらの物干しは、撮影のセットとして作られたそうです。
眼下に北上川を見下ろすことができ、空気もおいしくて深呼吸したくなります♪森に囲まれてのびやかに生活する様子はとっても気持ちよさそうでしたね。
「寺池園」の今後の公開については現時点では未定ですので、確認のうえ早めに訪れましょう。
■寺池園(てらいけえん)
住所:宮城県登米市登米町寺池上町134-1
交通:バス停とよま明治村から徒歩14分
TEL:0220-52-5566(とよま振興公社)
営業時間:9時~16時30分
定休日:期間中は無休
料金:200円
伝統芸能伝承館 森舞台
自然と一体となった野外の能舞台で伝統を感じよう
300年近い歴史と伝統を誇る登米能(とよまのう)の拠点として1996年に建立された「森舞台」。この美しい舞台を手がけたのは、世界的建築家の隈研吾氏。日本建築学会賞を受賞した作品とあって、建築を学ぶ学生も訪れるスポットです。
舞台の柱は登米町産のヒバを使用し、周りには竹林が風になびきます。自然と一体となった能舞台は木のエネルギーを感じられ、息を呑むような静寂に包まれます。
『おかえりモネ』でも語られる年に一度の「登米薪能」は毎年9月の第3日曜の前日に開催されます。2021年は新型コロナウィルス感染防止措置のため開催中止となりましたが、来年はぜひ直接この目で見届けたいですね。
『おかえりモネ』の舞台となった森のまち・登米。明治時代から残る風景や歴史ある伝統芸能、そして大自然のエネルギーを感じられるみどころたくさんの場所でした。
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Text & Photo:ジェンティーレ 恵
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