ウワサの猫島へ行ってみた♪もふもふ癒され旅を大分・深島で体験♪
大分県の最南端の海に浮かぶ深島。自然いっぱいの小さな島では、約80匹の猫が島民に見守られながらのんびりと暮らしています。かわいい猫たちに囲まれてリフレッシュしたい!そんな人にぴったりの癒しのねこ島旅をご紹介します♪
Summary
島民に聞いた深島猫の魅力&楽しみ方
島にある唯一の食堂・深島食堂や、深島みそ工房などをご夫婦で営む安部あづみさんに、深島猫についてお伺いしました。安部さんは2016年に結婚を機に深島へ移住。猫の全頭去勢手術を行う運動の中心を担い、地域猫への取り組みも発信されています。
深島の猫は片耳がすべてカットされた「さくらねこ」。これは避妊手術をした証です。以前は猫が増え過ぎ病気になる猫も多かったそう。手術後に適度な数になることで元気できれいな猫が増えたそうです。
猫たちは島の人にとって家族と同じ存在。グループごとに猫をお世話する家が決まっていて、野良猫でも飼い猫でもない「島の猫」です。島民が猫を大事にしていることもあり、人懐っこい温厚な猫が多いとか。一匹ずつに名前がつけられ、深島食堂で販売する「深島ねこ図鑑」では、名前と性格を知ることができますよ。
安部さん曰く、抱っこが好きな猫、警戒心の強い猫、本当は抱っこしてほしいけど怖がりな猫…猫の性格もさまざま。じっくり接して、個々で異なる性格を楽しんで、とのこと。
おすすめの季節は日に当たりによく出てくる冬。人間の膝の上で暖をとる猫もいるそうで、芝生で猫たちと4時間ひなたぼっこ…という人もいたそうです!
島ではヤギやニワトリも飼われており、こんなレアなショットが見られることも…。
地魚ランチを食べ、おみやげは名産の味噌を♪
猫と遊んでおなかがすいたら、島で唯一の食事処・深島食堂へ。特等席は、絶景の海に臨むテラス席!
定番は、近海の魚を深島みそで味付けた定食です。魚介たっぷりのバーベキュー(2名以上、3000円~)を楽しんだり、カフェ使いすることもできます♪
深島食堂にはショップコーナーがあり、「深島みそ」や「猫型クッキー」2~3枚入り250円、猫グッズなどを買うことができます。
イチオシは島伝統の「深島みそ」。麦麹を使った独特の優しい味わいです。通信販売でのお取り寄せもOKです。
(https://fukashima.thebase.in/)■深島食堂(ふかしましょくどう)
住所:大分県佐伯市蒲江蒲江浦3248
電話:080-5289-2280(でぃーぷまりん深島)
時間:10時~16時30分
定休日:不定休
※定食は前日、バーベキューは3日前までの予約制。カフェは予約不要だが、不定休のため電話で事前確認を。
※「でぃーぷまりん深島」では、ほかにも深みそ作り体験、シーカヤック体験、シュノーケリング体験などのアクティビティや、島唯一の宿・しんきやの営業も。予約・問合せはすべて上記の電話番号まで。
非日常の離島で猫と遊び、思いっきりリフレッシュ!
小さな深島は信号や車、コンビニがなく、店はでぃーぷまりん深島が営む店のみ。でも美しい海に囲まれ、かわいい猫たちやその猫を家族のようにかわいがる優しい人々に出会え、心穏やかなひとときを過ごすことができました。耳をカットした「さくらねこ」や保護猫のことなど、知らなかったこともたくさん学んだ旅。皆さんにもぜひおすすめしたい島猫旅です♪
※新型コロナウイルス感染予防対策として、旅行中はマスク着用や手指の消毒など「新しい旅のエチケット」実施をお願いします。また発熱された方や体調の優れない方は旅行をお控えください(特に高齢者が多い離島はご注意ください)
『るるぶ もふ旅 かわいい動物に会いにいく』で、 動物フォトに癒やされながら旅の計画を
本書は、動物が自然に暮らす観光地をはじめ、ふれあい体験充実の観光牧場やアニマルテーマパーク、SNSで話題の動物に会える動物園など全国の動物スポットをまとめて紹介した一冊です。猫をはじめ、うさぎやパンダ、アルパカ、コアラなどのかわいい動物たちとのふれあいが楽しめる、癒やしの「もふ旅」に出かけてみませんか?
model:村上真生(J-MIX MODEL AGENCY)
text:こばやしみもざ
photo:小川康貴
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●この記事は『るるぶ もふ旅 かわいい動物に会いにいく』に掲載した記事をもとに作成しています。