新発見がいっぱいの福島・浜通りエリアへ。YURIEが 1泊2日ツアーで食・モノ・体験を遊び尽くす!
福島県でレンタカーを借りて1泊2日ドライブ旅はいかが?東京駅から福島駅までは、東北新幹線で約90分。福島駅からはレンタカーで川俣~相馬・双葉にわたる沿岸部・浜通りエリアを巡りましょう。るるぶ&more.の公式インフルエンサー“&mores”でもあるYURIEさんと一緒に、歴史や伝統、ご当地グルメ、進化する福島の今を体験してきました!
summary
- カラリコ、トントンのリズムが心地いい。手織りコースターが作れる「かわまたおりもの展示館・からりこ館」
- 「ニュー新川」でとろとろ卵&川俣シャモの旨みが詰まった親子丼を味わう
- 見事に復元された200枚以上のオオカミ天井絵に感動!「山津見神社」にお参り
- ドライブ休憩にぴったりの「セデッテかしま」。レトロなおやつパンに胸キュン♪
- 大浴場やラウンジ、アメニティコーナーといった館内設備が充実した「ホテル丸屋グランデ」に宿泊
- 重量10kg以上の甲冑をまとって、勇ましい武将に変身!?「野馬追通り銘醸館」
- 柑橘香るお酒に、チャイのようなどぶろく…。新感覚のお酒に出合える「haccoba -Craft Sake Brewery-」
- 津波から全員が無事に避難できた奇跡の小学校を見学。「震災遺構 浪江町立請戸小学校」
- なみえ焼そばも地酒も伝統工芸品も揃う、浪江町の魅力が詰まった「道の駅なみえ」
カラリコ、トントンのリズムが心地いい。手織りコースターが作れる「かわまたおりもの展示館・からりこ館」
はじめにやってきたのは、福島駅から車で約45分の川俣町(かわまたまち)。NHK連続テレビ小説「エール」の主人公のモデルである、作曲家・古関裕而さんが青春時代を過ごした地として知っている方も多いかも。
川俣町は古くから絹製品が作られ、絹の里として栄えてきました。「道の駅川俣」にある「かわまたおりもの展示館・からりこ館」では、機織り体験ができるんです。
手織り織機でコースター作りに挑戦。少人数なら予約不要で、30分程度で気軽に体験できますよ。たて糸は織機にセットされているので、シャトルを使ってよこ糸を通し、櫛形の筬(おさ)で均一に打ち込みます。
施設名の「からりこ」とは、シャトルを通す時の音。慣れてくるとカラリコ、トントンというリズムで織ることができます。
あっという間にコースターが完成!13cm×13cmのちょっと大きめサイズだから、ワインボトルや花瓶、ティーポットを置くのにぴったりです。
YURIE's MEMO!
スタッフさんが織機の使い方や仕組みを丁寧に教えてくれ、作業途中にも随時アシストしてくれるので、初めてでも問題なし!織機に触れられ、自作のコースターをおみやげにできて、大満足です。
■かわまたおりもの展示館・からりこ館
かわまたおりものてんじかん・からりこかん
住所:福島県伊達郡川俣町大字鶴沢字東13-1
TEL:024-565-4889
営業時間:9~17時(最終入館は16時30分)
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
料金:入館無料、コースター手織り体験500円(体験は10~12時、13~16時)
10分
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「ニュー新川」でとろとろ卵&川俣シャモの旨みが詰まった親子丼を味わう
川俣町のグルメなら川俣シャモがイチオシと聞きつけて、「ニュー新川(ニューしんかわ)」へ。
こちらは終戦直後に創業した「割烹新川」のリニューアル店。定食や丼物、麺類がリーズナブルな価格で味わえ、地元民にも観光客にも愛されている食堂です。
ここでは「シャモ親子丼」(味噌汁・サラダ・お新香付き990円)をオーダー。
“川俣シャモ”とは平飼いで育てられた川俣町の地鶏のことで、種鶏管理から孵化、育雛、肥育、出荷まできちんと管理されているから高品質なんです。とろとろの卵に閉じ込められたシャモ肉は、ほどよい弾力で、鶏肉本来のコクと旨みがたっぷり。
YURIE's MEMO!
「ニュー新川」の麺類人気No.1は「シャモラーメン」(880円)だそう。シャモの出汁がきいた醤油味で、シャモのチャーシュー&つくね入りのこちらも気になる!
■ニュー新川
にゅーしんかわ
住所:福島県伊達郡川俣町鉄炮町18
TEL:024-566-2211
営業時間:11~14時、17~21時
定休日:月曜
25分
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見事に復元された200枚以上のオオカミ天井絵に感動!「山津見神社」にお参り
山道をドライブして到着したのは、飯舘村(いいたてむら)にある「山津見神社(やまつみじんじゃ)」。全国的にも珍しいオオカミ信仰の神社で、拝殿前にも狛犬ではなく、2匹の白いオオカミが鎮座しているんですよ。
大山津見神(おおやまつみのかみ)という山の神を祀っていて、農業や産業、交通安全、良縁、安産などのご利益があるのだとか。
拝殿の天井には200枚以上のオオカミの絵が描かれています。実はこの天井絵、100年以上の歴史あるものでしたが、福島第一原子力発電所事故で避難していた2013年4月に火災で焼失。その後、残されていた写真をもとに、東京芸術大学の学生たちによって復元されたのだとか。1枚ずつ異なる天井絵は、表情豊かで躍動感があり、見ごたえ満点です。
■山津見神社
やまつみじんじゃ
住所:福島県相馬郡飯舘村佐須字虎捕266
TEL:0244-42-0846
営業時間:御祈祷受付8時30分~16時30分
定休日:火・水曜
45分
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ドライブ休憩にぴったりの「セデッテかしま」。レトロなおやつパンに胸キュン♪
東北中央道と常磐道を通って、南相馬市へ。途中に立ち寄ったのは、常磐道南相馬鹿島SAに隣接し、一般道からもアクセスできる「セデッテかしま」です。「セデッテ」とは相馬地方の方言で「連れてって」という意味なんだとか。
名物・なみえ焼そばなどが食べられるお食事処、種類豊富なおみやげ処、フレッシュジュースやたこやき、串焼きのテイクアウト店舗などがあります。
エントランスホールには、伝統の祭り「相馬野馬追(そうまのまおい)」の騎馬武者のディスプレイがあり、祭りの様子を紹介。観光・イベント情報もゲットできます。
YURIEさんが手にとったのは、レトロなパッケージがかわいいパン&コーヒー牛乳。南相馬市で60年以上続く「原町製パン」が作る「よつわりパン」は、地元民のソウルフード。中にホイップクリーム、こしあん、シロップ漬けチェリーが入っていて、おやつにぴったりです。
■セデッテかしま
せでってかしま
住所:福島県南相馬市鹿島区浮田字もみの木沢212-1
TEL:0244-26-4822
営業時間:8~20時(食事処は10時30分~19時LO、時期により変更あり)
定休日:無休
45分
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大浴場やラウンジ、アメニティコーナーといった館内設備が充実した「ホテル丸屋グランデ」に宿泊
本日泊まるのは、JR常磐線の原ノ町駅前にある「ホテル丸屋グランデ」。
2020年7月にオープンしたばかりで、館内も客室もピカピカ!客室はユニットバスタイプのスタンダードシングル(写真)、風呂トイレ別で独立洗面台付きのプレミアムシングル・スタンダードツイン、バリアフリーツインの4タイプ全68室があります。
4階には宿泊者専用ラウンジと大浴場があります。
ラウンジでは約2000冊のマンガが読めて、マッサージチェアとトレーニングマシン、無料サービスのコーヒーも用意されているんですよ。大浴場の利用時間は、16~24時、5~9時。女湯はカードキーで入室するシステムだから、深夜や早朝も安心です。
朝は1階レストランでビュッフェスタイルの朝ご飯を。地元農家から仕入れる有機栽培のご飯や種類豊富な和洋のおかず、サラダ、フルーツ、ヨーグルトなど、ご飯派にもパン派にもうれしいラインナップ。「ふるさとの玉手箱」 という地元のおかず6品セットもありますよ。
YURIE's MEMO!
歯ブラシやシャンプー、コンディショナーといった基本的なアメニティは客室に用意。高反発まくらや低反発まくら、毛布、加湿器、ヘアアイロンなどは、アメニティコーナーで借りられるので、要チェックです。
■ホテル丸屋グランデ
ほてるまるやぐらんで
住所:福島県南相馬市原町区旭町2-28
TEL:0244-23-6221
チェックイン/アウト:15時/10時
料金:1泊朝食付き1名スタンダードシングル8800円~
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