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新発見がいっぱいの福島・浜通りエリアへ。YURIEが 1泊2日ツアーで食・モノ・体験を遊び尽くす!

新発見がいっぱいの福島・浜通りエリアへ。YURIEが 1泊2日ツアーで食・モノ・体験を遊び尽くす!

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福島県でレンタカーを借りて1泊2日ドライブ旅はいかが?東京駅から福島駅までは、東北新幹線で約90分。福島駅からはレンタカーで川俣~相馬・双葉にわたる沿岸部・浜通りエリアを巡りましょう。るるぶ&more.の公式インフルエンサー“&mores”でもあるYURIEさんと一緒に、歴史や伝統、ご当地グルメ、進化する福島の今を体験してきました!

summary

10分 
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10:00

重量10kg以上の甲冑をまとって、勇ましい武将に変身!?「野馬追通り銘醸館」

2日目の観光は「野馬追通り銘醸館(のまおいどおり めいじょうかん)」からスタート。

こちらは明治、大正、昭和の時代に建てられた酒蔵「松本銘醸」の建築物を再生させた施設で、常設展示室やギャラリー、食事処などが集まっています。写真は大正9年(1920年)建造の洋館を改修し、観光案内やおみやげの販売を行う「まちの駅」です。

通りの名前にもなっている「野馬追」とは、1000年以上の歴史をもつ伝統行事「相馬野馬追(そうまのまおい)」のこと。毎年7月最終土・日・月曜、相馬市と南相馬市を中心に行われ、甲冑を身につけた総勢約400騎の騎馬武者が繰り広げる一大イベントです。

こちらではその本格的な武将甲冑の着付け体験ができるんですよ。

三嶋神社で凛々しくパシャリ
三嶋神社で凛々しくパシャリ

すねあてや篭手(こて)、肩、胴、兜を順番に着付けすると、全身にずっしりと重みが。なんと10~20kgもあるんだとか!30分ほどかけて着付けをしてもらったら、街に繰り出して写真撮影と参りましょう。徒歩3分ほどの場所には甲冑姿が映える三嶋神社もあります。

YURIE's MEMO!

甲冑は先祖伝来のものや全国から集められたもので、それぞれデザインが異なります。本来は戦闘の防具ですが、色・素材の組み合わせ、繊細な装飾品といった意匠はまるで美術品みたい!

■野馬追通り銘醸館
のまおいどうりめいじょうかん
住所:福島県南相馬市原町区本町2-52
TEL:0244-26-8040
営業時間:9~17時
定休日:年末年始(12/29~1/3)
料金:甲冑着付け体験 足軽甲冑2000円~、武将甲冑3000円~
※武将甲冑フル装備だと10000円
※事前予約制

10分 
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12:30

柑橘香るお酒に、チャイのようなどぶろく…。新感覚のお酒に出合える「haccoba -Craft Sake Brewery-」

2021年2月にオープンした「haccoba -Craft Sake Brewery-(ハッコウバ クラフト サケ ブルワリー)」は、民家を醸造所に改装した小さな酒蔵。南相馬のお米を使い、ジャンルの垣根を超えた自由な酒造りに取り組んでいます。日本酒にクラフトビールの製法をかけ合わせたお酒をメインで展開しているとのこと。お酒好きなYURIEさんも興味津々です。

今回の旅では運転しないYURIEさん。試飲中!
今回の旅では運転しないYURIEさん。試飲中!

ガラス張りの窓から大きなタンクが並ぶ醸造所が見えます。金・土・日曜は予約制のブリューパブとして営業。こだわりのお酒と料理のペアリングが楽しめます。

ドライブ旅では飲酒NGですが、JR常磐線小高駅から徒歩7分なので、電車で訪れたり、近隣に泊まったりしてもいいですね。営業時間内にお酒の購入も可能。小さな醸造所かつ、大人気で常に品薄状態なので、在庫は事前にお問合せを。

事前にお願いすると、2種500円、5種1000円で試飲することもできます。

写真左は、定番の「はなうたホップス」(ボトル500mℓ 2200円)。お米のクリアな甘みとホップの爽やかな香りで、レモンやグレープフルーツをイメージさせる新感覚なお酒に仕上がっています。写真右は数量限定の「CHAI doburoku(チャイドブロク)」(ボトル500mℓ 2420円)で、お米の甘みのなかにスパイスの香りが広がる、インドのお茶・マサラチャイのようなどぶろくです。

■haccoba -Craft Sake Brewery-
はっこうば くらふと さけ ぶるわりー
住所:福島県南相馬市小高区田町2-50-6
TEL:なし
営業時間:商品の購入・試飲(要問合せ)は10~17時、ブリューパブ(事前予約制)は金・土・日曜の17時30分~22時30分(LO22時)※公式サイトを確認
定休日:商品の購入・試飲は月曜、ブリューパブは月~木曜

10分 
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14:00

津波から全員が無事に避難できた奇跡の小学校を見学。「震災遺構 浪江町立請戸小学校」

福島にきたなら、東日本大震災の脅威や教訓もぜひ肌で感じたい。2021年10月に開館した「震災遺構 浪江町立請戸小学校(なみえちょうりつうけどしょうがっこう)」は、被災した小学校を一般公開している施設です。

写真の校舎左側2階には津波の高さを示す看板が。浪江町の暫定津波高は15.5mだそう。いまだかつてない大津波の恐怖、甚大な被害がまざまざと感じられます。

請戸小学校の児童と先生は、いち早く1.5km離れた大平山を目指したため、町をのみ込んだ津波から全員が無事に避難することができました。教室や職員室、調理場、体育館など、3.11当時のまま残され、津波の脅威を伝えています。

順路に沿ってパネルが設置され、地震発生時からどうやって逃げ切ることができたのか、紙芝居のイラストとともに紹介。事実に基づいた物語が時間軸に沿って展開していくので、とてもわかりやすく当時の状況が伝わってきます。

YURIE's MEMO!

校舎2階には津波被害後の請戸地区の様子や被災体験談などが展示されています。防災の大切さを自分ゴトとして考えるきっかけになる施設、すべての人におすすめしたい!

■震災遺構 浪江町立請戸小学校
しんさいいこう なみえちょうりつうけどしょうがっこう
住所:福島県双葉郡浪江町大字請戸字持平56
TEL:0240-23-7041
営業時間:9時30分~16時30分(最終入館は16時)
定休日:火曜(祝日の場合は翌日)、12/28~1/4 ※臨時休館の場合あり
料金:入館料大人300円

10分 
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16:00

なみえ焼そばも地酒も伝統工芸品も揃う、浪江町の魅力が詰まった「道の駅なみえ」

旅のラストに立ち寄ったのは、浪江町の復興のシンボルとして、2021年3月にグランドオープンした「道の駅なみえ」。

写真は浪江町が誇る地場産品・大堀相馬焼(おおぼりそうまやき)コーナー。走り駒や青ひびが特徴である大堀相馬焼の9窯元の作品を展示・販売しています。

食は請戸漁港直送の海鮮チラシやなみえ焼そば、福島県産フルーツのパフェなど、おみやげは福島の地酒や海産物、加工品などがずらり!

左/ちびなみえ焼そばパン(195円)、右/なみえ焼そばソース煎餅(1枚130円)
左/ちびなみえ焼そばパン(195円)、右/なみえ焼そばソース煎餅(1枚130円)

YURIEさんが見つけたのは、なみえ焼そばのアレンジグルメ。焼そばパンは極太麺&豚肉入りで食べごたえ満点です!ソース煎餅は浪江産一味唐辛子入りのピリ辛バージョンもありますよ。

YURIE's MEMO!

大堀相馬焼の陶芸体験や、地酒・磐城壽(いわきことぶき)の酒造り見学、飲み比べもできるんです。食べて、買って、体験して…1日過ごせそうなくらい魅力いっぱいの道の駅でした。


伝統工芸品の手作り体験をしたり、ご当地グルメを味わったり、震災遺構を見学したり…、大充実の2日間が終了。


東日本大震災から10年。福島はいまだ復興の途中であるけれど、変わらない魅力、進化していく魅力に惹きつけられました。想像もしていなかった出来事は起こるのだと身をもって感じた今、福島に出かければ、新発見がいっぱいで、きっと元気がもらえるはず!



Text:伊藤あゆ
Photo:YURIE


●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。



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