“インダストリアルカフェ”「B2 東陽町」へ|パンとコーヒーの芳醇な香りを楽しもう

“インダストリアルカフェ”「B2 東陽町」へ|パンとコーヒーの芳醇な香りを楽しもう

パン コーヒー カフェ 東京都 るるぶ&more.編集部
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清澄白河に本店を構える「B2(ビースクエアード)」が2021年10月に東陽町店をオープン。日本で3台しかない焙煎機で自家焙煎されたコーヒーはもちろん、目の前で作られるパンのなかには東陽町店でしか味わえない限定メニューもあり、注目の的となっています。

Summary

広いキッチンでパンを作っている姿が見えるワクワク感

東陽町駅から徒歩4分。永代通り沿いに、さわやかなイエローが印象的なお店が見えてきました。“インダストリアルカフェ”という名のとおり、工場を彷彿とさせる雰囲気のこちらが今回のお目当て。

店名の「ビースクエアード」は、おいしいパン“Bread”とコーヒー豆“Bean”の頭文字である2つのBを2乗して名付けられました。Bread&Beanのマリアージュを楽しんでもらいたいという思いが込められています。

店内に入るとまず目に飛び込んでくるのは、たくさんのおいしそうに並ぶパンと、その奥にある店舗内に併設されている広いキッチンスペース。

パン職人が熱心にパンを作っている様子が見えます。インダストリアルカフェというコンセプトは、作っている姿を見て楽しんでほしいという思いから生まれました。

別店舗のある清澄白河はコーヒーやカフェを求めて訪れる若者や観光客が多いのに比べて、東陽町は住宅街も近いため、近隣の住民の方やオフィスで働く方が多く、若干落ち着いた雰囲気。ふらっと立ち寄りやすいお店です。

50〜60種類のパンと、季節によって変わるコーヒーを用意。東陽町店限定のパンも10種類ほどあります。

店内外にあるイートインスペースで、パンとコーヒーを楽しむこともできます。

朝からどんどん売れていくパン。一番人気のカレーパンは、1日3回焼いているそう。朝一番、お昼頃、14〜15時のタイミングを狙うと、焼きたてが味わえるかもしれません!

フルーツ天然酵母と国産小麦のこだわりパン

ベーカリー部門のヘッドを務めるのは、職人歴25年の熟練ベーカー村上浩通氏。
おいしくて安全なものを食べてほしいという思いから、レーズンを使った天然酵母をお店で仕込み、小麦粉の風味を最大限引き出すよう工夫しているそう。

小麦はベーカリー業界で大人気の、十勝・前田農産から産地直送で仕入れたものを使用。生産者の「顔が見える」小麦粉を、心を込めておいしいパンに仕上げます。

「牛すじ煮込みの揚げカレーパン」302円
「牛すじ煮込みの揚げカレーパン」302円

一番人気は「牛すじ煮込みの揚げカレーパン」。ふっくらかわいらしいフォルムのパンのなかに、ほどよい辛さのカレーがたっぷり。カレーには、牛すじが贅沢に入っています。外はカリッとしていて、温かいうちはもちろん、冷めてもおいしい!

牛すじも店内の圧力釜で仕込んでおり、ほろほろ感は絶品。基本的に、パンの中に入っている具材もすべて手作りです。

「アメーラトマトのフォカッチャ」290円
「アメーラトマトのフォカッチャ」290円

トマトの酸味が効いた、ジューシーな「アメーラトマトのフォカッチャ」は、外は香ばしく、中はもちっとした食感。カマンベールチーズ、粉チーズと、ローズマリーのおしゃれな風味がいいアクセントになっています。パンに使用している小麦はデュラムセモリナ粉。一般的にはパスタに使われることが多い高級品種です。

「ハムとカマンベールサンド」734円
「ハムとカマンベールサンド」734円

「B2」ではサンドイッチも充実。「ハムとカマンベールサンド」は、ふわっとやわらかなコンプレに挟まれていて、ほどよい塩気のハム&まろやかなチーズのマリアージュがたまりません!店舗では温めて提供してもらえますよ♪

そのほか、「ブリーチーズと生ハムのサンド(626円)」、「サバサンド(734円)」などは東陽町店限定のサンドイッチです。

「エスプレッソロール」324円
「エスプレッソロール」324円

甘いパンのなかでも人気の「エスプレッソロール」は、自家焙煎のコーヒーを使ったパンです。
細かく挽いたエスプレッソ用のコーヒー粉が生地に練り込まれ、上には抽出したエスプレッソを混ぜたコーヒークリームがかかった、コーヒーの香りを存分に楽しめるひと品です。上にかかっているクリームは甘くて、幸せな気持ちに…!

ロール系の甘いパンは3種あり、そのうちのひとつ「ピスタチオロール」(324円)は東陽町店限定です。

「キャロットケーキ」345円
「キャロットケーキ」345円

パンのラインナップは「どんなシーンでも楽しんでもらえるように」と、お惣菜系、スイーツ系、サンドイッチ系、ケーキと種類豊富。

ケーキ類は「キャロットケーキ」(345円)や「マリトッツォ苺」(518円)などがありました。こちらもとってもおいしそうです。

ちなみに、チョコレートを使ったパンについては、カカオハンター®小方真弓氏が手がけたチョコレートを使用するというこだわりも。パン自体とも、コーヒーともマッチする香り高いチョコレート、一度は食べてみたいですね!

清澄白河で焙煎した、コーヒーの深い味わい

「フラットホワイト(Regular)」490円
「フラットホワイト(Regular)」490円

日本で3台しかない焙煎機「LORING A15」が設置されている清澄白河店。そこで自家焙煎したコーヒー豆を使ったコーヒーメニューを、東陽町店でも味わうことができます。

ラテアートがおしゃれな「フラットホワイト」は、香り高いコーヒーとミルクのやわらかな味わいが楽しめます。コクがありながら、後味がすっきりしていて驚きました。

コーヒーは豆も販売していて、お願いすれば、好みの荒さに挽いてもらうこともできます。抽出レシピも公開されているので、自宅でゆっくりとコーヒーをいれるのも楽しそうですね♪(もちろんテイクアウトのパンも一緒に!)

そのほか、コロンとしたフォルムが愛らしいロゴ入りのカップやボトル、オーストラリア産チョコレート&チャイなども販売しています。

取材時はオープンして間もないころでしたが、すでに常連さんもできていた「B2」。地域になじみ愛される、こだわり満載のパン&コーヒーを味わってみませんか?

■B2 東陽町 (びーすくえあーど とうようちょう)
住所:東京都江東区南砂2-1-9
TEL:03-6666-8535
時間:9〜17時
定休日:なし

Text・Photo:山川満理奈(vivace)

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