横浜髙島屋のフードペアリングバー「BAY-ya(ベイヤ)」で気軽にペアリング体験!全国各地の希少なお酒と料理でほろ酔い気分
日本最大級の広さを誇る「横浜髙島屋」の地下食料品フロア。なかでも注目は、全国各地から集められた選りすぐりのお酒を、それぞれのお酒にぴったりのペアリングフードとともに味わえるバー「BAY-ya(ベイヤ)」。デパ地下ショッピングの休憩や昼飲みなど、使い勝手抜群ながら本格的なお料理とお酒が楽しめるとあって、注目を集めています。
ランチもOK!横浜髙島屋地下食料品フロアの一角に誕生したバー
「BAY-ya」があるのは、横浜髙島屋の地下1階・食料品フロア「Foodies’ Port2」の和洋酒売場の一角。11〜21時まで営業しており、ランチメニューも提供しています。
お店を手がけているのは、新潟県で100年続く米卸・米販売店「大倉」。新潟県の希少なお米や食材を使った料理や、全国各地から仕入れる旬の日本酒をはじめ限られた販売店舗や飲食店でしか扱っていない、珍しいアルコールも揃えています。
店名はお米の「米(ベイ)」と横浜ベイエリアの「BAY(ベイ)」にちなんで付けられているそう。
ランチには「出汁かけごはん」といったしっかりめの食事がいただけます。 常連さんも多く、お昼過ぎから夕方にさくっと1杯飲んでいく人や、ペアリングを楽しみに来る人などで賑わうそう。
横浜駅から直結の「横浜髙島屋」地下1階という好ロケーションはもちろん、お店を運営する大女将と店長の長谷川さん姉弟がフレンドリーに出迎えてくれるため、ひとりでも気軽に立ち寄れます。
料理やお酒を何倍にも引き立てる、ペアリングに挑戦!
ペアリングに迷ったら、背伸びせず店員さんにおすすめを教えてもらうのが正解。この食事ならこのお酒、この日本酒に合わせるならこのお料理、といった具合におすすめのペアリングを教えてくれるので初心者でも安心です。お酒は自分の好みを伝えておくのがベター。
まずオーダーしたのは、見た目にも美しい「和牛・ウニ・アボカドタルタル温泉卵のせ」。こちらのペアリングには、ギタリストの「MIYAVI」と京都・伏見最古の酒造「増田德兵衞商店」がコラボレーションした「MIYAVI SAKE STANDARD JUNMAI DAIGINJO」をチョイスしてくれました。
まずは日本酒をひと口。やわらかい口当たりで、かつ果実のような華やかな香りが鼻からふわりと抜けていく幸せな感覚。上品な味わいと口の中に残る余韻はまさに「雅」。こちらは販売店や飲食店での取り扱いが限られており、なかなか出合うことができない商品だそう。
日本酒の余韻が残っているうちに「和牛・ウニ・アボカドタルタル温泉卵のせ」をいただきます。和牛は口の中で溶けるほど軟らかく、ウニとアボカド、温泉卵が三位一体となった甘めのソースのマリアージュは、飲み込むのがもったいないほどの幸福感…。
口の中で堪能し、食べ終えたら、またお猪口に入った「MIYAVI SAKE STANDARD JUNMAI DAIGINJO」をちびり。先ほどよりも少し華やかな香りが抑えられ、すっきりとした味わいが強くなった印象。そしてまたお料理をひと口…と、この幸せの無限ループを続けているとあっという間に完食。これがペアリングの力か…。ちょっと大人になった気分。
いい感じのほろ酔い気分で次におすすめしてもらったのは、「MIYABI SAKE LIGHT JUNMAI」。先ほどと同じ銘柄の純米酒です。アルコール度数が8%と日本酒にしては低く、食前酒にもぴったりなのですが、驚くべきはそのフルーティーさ。白ワインのような甘さで、かなり飲みやすいです。日本酒が苦手な人にもおすすめ。
こちらの日本酒にぴったりだと教えてくれたのは、「帆立・湯葉・ブルーチーズのグラタン」。ブルーチーズを使った珍しいグラタンです。ごろりと入ったホタテと湯葉の食感に加えてふわりと香るブルーチーズがクセになるおいしさ。
そしてまた「MIYABI SAKE LIGHT JUNMAI」をひと口いただくと、料理の余韻を壊すことなくすっと味わうことができ、何よりブルーチーズとの相性が抜群!こちらもまたすぐにお猪口が空になりました。
日本酒をじっくり味わうなら飲み比べを
「BAY-ya」では、「日本酒の飲み比べ」1320円〜も行っています。こちらは三重県鈴鹿市の地酒「作(ざく)」の飲み比べ。使用している酵母が異なるだけで、こんなにも香りや口あたりが違うのか、という驚きや日本酒の奥深さを実感できます。
飲み比べには「作ペアリング料理3種の盛り合わせ」をオーダー。左から「炙り〆鯖と焼きなす 湯葉のミルフィーユ仕立て」「特製漬けマグロのタタキ 梅とオリーブソース」「合鴨のタタキカマンベールと奈良漬のコンビネーション」。どの料理もあまりほかの店では見かけないような珍しい組合わせながら、ついついお酒がすすむ絶妙なメニューです。
ほかにも単品料理ではこだわりのメニューが多く揃っています。今飲んでいるお酒に合う料理で選んでもいいですし、もちろん自由にオーダーしてもOK。
「横浜髙島屋」の地下1階で気軽に本格的なお酒とお料理が楽しめる「BAY-ya」。ペアリングをすることで、普段何気なく飲んでいるお酒や食べている料理の新たな一面を知ることができるのが魅力です。肩肘張らず楽しめるので、髙島屋でのお買い物の途中や休憩がてら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
また、すぐそばの和洋酒売り場では「BAY-ya」で提供しているお酒が販売されていることも。気になったものがあれば購入可能か聞いてみてくださいね。
Text:Maui Hara
Photo:Maui Hara
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