【すみだ水族館】かわいい生き物たちはもちろん、カフェやおみやげまで徹底レポ!
2012年5月にオープンし、2022年で10周年を迎えた「すみだ水族館」。よちよちとした歩き方がかわいらしいマゼランペンギン、巣穴から顔を出す姿がユニークなチンアナゴ、フワフワ漂う癒やし系のクラゲなど、さまざまな生き物に出合えます。それぞれ趣向を凝らした展示で、大人から子供までを楽しませてくれますよ。
Summary
飼育スタッフの作業を間近で見学
2020年にはアクアベースが新設され、飼育スタッフの仕事の一部を公開。通常はバックヤードで行う作業を間近に見ることができ、コンセプトの“近づくと、もっと好きになる。”を体感することができます。
ペンギンやオットセイ、小笠原大水槽のゴハンの準備を行うキッチンでは、日々生き物たちの様子を見ながらゴハンの量を調整し、健康管理をしています。スタッフの後ろにあるホワイトボードには、“今日のメニュー”や“調理方法”などが書いてありますよ。
こちらはクラゲの飼育作業が見られるラボ。クラゲの誕生から生体になるまでの成長過程、繁殖活動を見ることができます。「すみだ水族館」で展示されているクラゲはすべてこのラボで繁殖されました。生まれたばかりのクラゲは、「どこにいるの?」と探してしまうほどの小ささ。クラゲゾーンの成長したクラゲと見比べてみると楽しいですね。
ラボにはたいていの時間飼育スタッフがいて、直接話をすることができます。疑問に思ったことを聞けるので、もっと生き物のことに詳しくなっちゃいましょう。
夜はブルーのロマンティックな世界に
生き物たちにできるだけ自然に暮らしてほしいと、館内は照明で朝は明るく、夜は暗くして1日のリズムを作っています。18時になると、青い照明とゆったりとしたBGMが流れるブルーナイトアクアリウムの演出がスタート。カップル同士で寄り添って眠るペンギンや月明かりに照らされているような小笠原大水槽など、日中とは違う雰囲気もぜひ味わってみてくださいね。
カフェでフォトジェニックなフード&ドリンクを
ひと休みをしたくなったら、ペンギンカフェへ。ペンギンプールの真ん前にあり、ペンギンの様子を見ながら軽食やドリンクをいただくことができます。アルコール類もあるので、ブルーナイトアクアリウムの時間帯に一杯飲むのもいいですね。
2022年から販売を始めたのが、全長40cmと本物とほぼ同じ長さのチンアナゴパン。ココアを練り込んだ黒い模様や大きな目もそっくりですね。ペンギンと一緒にこんな写真も撮れますよ。
金魚鉢に入った金魚ソーダもフォトジェニック。中には赤と黄色の金魚形ゼリーやブルーベリーが入っていて、かわいく涼やかです。
おみやげはオリジナルのグッズで決まり
ショップには展示されている生き物の関連グッズがたくさんあるので、おみやげを探しましょう。人気はオリジナルのマゼランペンギンのぬいぐるみ。飼育スタッフが監修して作られたため、身体の模様やおしりの尖り具合などディテールにもこだわっているそう。大きさは、SS17cm、M27cm、特大53cmの3種類で、特大はほぼ等身大なんですよ。
“推しペン”が見つかったら、推し活アイテムはマスト!推しと同じ色の組み合わせでカラーバンドを揃えましょう。カラーは全10色です。
チンアナゴのぬいぐるみも飼育スタッフ監修なので、模様の入り方やヒレの位置なども本物そっくり。正面の表情もとても愛らしいですね。
ほんわかとした顔がかわいいクラゲクッションは、ミントグリーンとピンクの2色展開。生地の肌触りのよさとふわふわ感で、癒やしの存在になること間違いなしですよ。
今回紹介したゾーンのほかにも、自然の生態系をそのまま凝縮したネイチャーアクアリウムのある自然水景や頭上をオットセイがシュッとスピーディーに泳ぐオットセイトンネル、目の前を流れる北十間川の生き物の展示など、見どころ満載の「すみだ水族館」。マゼランペンギンに限らず、まずは“推し”の生き物を見つけに行ってみませんか?
Text:河部紀子(editorial team Flone)
Photo:斉藤純平
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