“インドカレー”と日本の"カレーライス”が融合!? 西荻窪「カレーショップ フェンネル」
東京・西荻窪にオープンした、ゆるい猫のオリジナルキャラクターが目印の「カレーショップ フェンネル」。インドで修業し、水道橋の名店でシェフをしていた店主のこだわりが詰まったお店です。カレーは、本格的な“インドカレー”と日本の“カレーライス”を組み合わせたような絶妙なバランスが特徴。一度食べれば虜になるカレーの魅力に迫ります!
古民家風×インド雑貨で落ち着く空間が広がる店内
そんなカレー激選区に2022年8月に新たに加わったお店がインドカレー専門店「カレーショップ フェンネル」です。西荻窪駅から徒歩2分ほどの場所にあります。
根っからのカレー好きな店主・加来さんと、雑貨やデザインが好きな小川さんの2名で切り盛りしています。
ゆるっとした雰囲気の猫のイラストは、お店の看板キャラクター「フェンネルさん」。猫好きな小川さんが以前から何となく描いていた絵から生まれました。
ほとんどが手描きだという看板やメニューからも、思い入れが感じられます。
座席は全部で8席のため、時間帯や日によっては満席になってしまうこともしばしばです。
動物が好きでなんとなく揃えていったというアイテムからもセンスが光ります!
本格インドカレーと白米の相性が抜群! やみつき「バターチキン」
「カレーショップ フェンネル」のカレーは、南インド地方のカレー。たっぷりの汁気と辛さと酸味が特徴です。
メニューで「本日のカレー」としているのは、ベースはそのままに旬や仕入れ具合によって具材がビーフ、ラム、マトン、エビなどに変わるから。まさに“その日だけに食べられるカレー”という意味なんです。
インドカレーにはジャスミン米を使うのが主流ですが、「カレーショップ フェンネル」では、白米とルーの組み合わせを楽しむ日本の“カレーライス”を提供したいというこだわりから、日本米を使用しているのだそう。
日本の白米に合うようにカレーに鶏だしを使うことでうま味を加え、ニンニクや生姜、油は少量にしているという工夫も。
カレーにはスパイスのほかに、生クリームや野菜が入っているので、甘みや酸味、濃厚さがお互いに引き立て合って、やみつきになるおいしさ。ゴロッとしたチキンは直火で焼いてからカレールーで煮ているので、ルーに香ばしさがプラスされて奥深い味わいに。食べ進める手が止まりません!
どれもカレーに合うように味付けされており、マッシュポテトはルーにしみこませて辛さを和らげ、野菜炒めはカレーに飽きたときのアクセントに、ピクルスはさっぱりとお口直しになります。
自分の好きな組み合わせで食べたり、全部混ぜたりしてもおいしい、贅沢な副菜です♪
カレー専門店ならではのチャイプリン&ドリンクも外せない!
食後でも重すぎず、さっぱりと食べられるのでおすすめです♪
スパイスを生かし、しっかりと辛みのある味わいに仕上げているそう。飲んでいるうちに体がポカポカと温まってきます。
今回は、インドカレーと日本のカレーライスのよさを同時に楽しめる「カレーショップ フェンネル」をご紹介しました。やみつきになるカレーを堪能しに、ぜひ訪れてみてください♪
■カレーショップ フェンネル(かれーしょっぷ ふぇんねる)
住所:東京都杉並区松庵3-37-22 2階
TEL:03-5941-9835
営業時間:11時30分〜18時30分(18時LO)
定休日:火曜 ※臨時休業あり
Photo・Text:土井彩寧(vivace)
まだある関連記事はこちら!
●高円寺「旅する喫茶」の美しすぎるクリームソーダが話題!喫茶のこだわりカレーも味わおう
●【最新】東京スパイスカレーの名店 33選|初心者のおひとりさまでも入りやすい専門店や美容にも効果あり!?の名物カレーを厳選!
●マニアもうなる三軒茶屋の個性派スパイスカレー「創作カレーMANOS」
●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。