箕面大滝(大阪)の紅葉へ!見頃とアクセス、名物グルメもご紹介

箕面大滝(大阪)の紅葉へ!見頃とアクセス、名物グルメもご紹介

大阪府 紅葉 るるぶ&more.編集部
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大阪の紅葉の名所といえば「箕面大滝(みのおおおたき」)!最寄駅は都心部の梅田からわずか30分の阪急・箕面駅。川沿いの滝道を歩くハイキングコースで、紅葉に彩られる箕面大滝を目指しましょう。道中のみどころや名物グルメも併せてチェックして紅葉狩りを満喫してください。

大阪が誇る名瀑「箕面大滝」とは?

大阪府の北側、緑豊かな北摂能勢エリアに広がる箕面市にある「箕面大滝」は、府で唯一の「日本の滝百選」や「日本百景」にも選ばれている落差33mの大滝です。流れ落ちる滝の様子が、農具の「箕(み)」に似ていることから名前が付けられたといいます。織田信長や松尾芭蕉も見物したと記録が残る歴史ある名瀑です。

滝へは、阪急・箕面駅からのびる滝道を散策しながら行くのが定番です。駅から約2.8km、箕面川を見下ろしながら所要約40分の道のりを歩きます。高低差はあまりなく、道路が舗装されているので、歩きやすい靴なら普段着でもOK。気軽に訪れることができる名勝として通年人気の自然スポットです。

道中には駅と滝間の距離を表示した案内板が随所にあるので、迷うこともありません。

「箕面大滝」の紅葉シーズン、見ごろはいつ?

秋の箕面大滝は、大阪を代表する紅葉スポットとして特に人気。例年見頃は11月中旬~12月上旬です。大滝の周辺はもちろん、すぐそばの「一目千本(ひとめせんぼん)」(写真)など、美しい紅葉を楽しめるスポットがいくつも点在しています。

徒歩約40分。滝道のみどころをチェック

滝道を歩くうえでぜひチェックしてほしいみどころを紹介します。
まずは、駅から歩いてすぐの高台にある建物。そびえ立つエレベーターが特徴のこちらは「大江戸温泉物語 箕面観光ホテル 箕面温泉スパーガーデン」です。昔から大阪では有名な温泉で、大衆演劇、吉本お笑いステージ(日曜、祝日)、グルメにゲームと大充実のレジャー施設です。道沿いにある足湯は無料で利用できるので、帰りに歩き疲れた足を癒やすのにぴったり。

こちらは伝統的な旅館建築を背景にフォトジェニックな写真が撮影できる「一の橋」。この橋を境に、川沿いを進むハイキングコースがスタートします。水のせせらぎをそばに、紅葉を楽しみながらのんびりと歩みを進めていきましょう。

一の橋の手前を右へ進んだ場所にある「聖天宮 西江寺(しょうてんぐう さいこうじ)」は、境内が多彩なモミジやカエデに覆われていて、秋にはぜひ訪れてほしいお寺です。江戸時代から伝わる恋愛成就のお守り「懸想文(けそうふみ)」も要チェック。

滝道沿いには、売店や喫茶店のほか、さまざまな昆虫を展示する「箕面公園 昆虫館」などのみどころも。大滝への行き帰りにぜひ立ち寄ってみてください。

人気の撮影スポット朱の橋「瑞雲橋(ずいうんきょう)」があるのは「瀧安寺(りゅうあんじ)」の境内。瀧安寺は、白雉元年(650)ごろに箕面大滝で修行をした役行者が建立したと伝わる古刹で、日本最古の弁財天を御本尊として祀っています。当たると「大福御守」が授かれる富くじがあり、なんと!このくじが日本の宝くじの元祖なんです!
2022年11月11日(金)~12月4日(日)には普段は非公開の鳳凰閣と客殿、枯山水の特別拝観が開催されているので、この時期に訪れるならぜひ拝観してください。

箕面は野口英世とも縁の深い場所で、銅像があります。この像は、アメリカから帰国した野口英世が母のシカと一緒に箕面の「琴の家」という料亭を訪れた時、老いた母をいたわる英世の姿に感動した料亭の関係者が、財産を投じて建てたものとのこと。
銅像は瀧安寺を通り過ぎた先、滝道の脇の階段を2分ほど登った場所にあります。

箕面ハイキングでのおすすめ名物グルメ

箕面大滝・名物グルメといえば「もみじの天ぷら」。紅葉期に収獲し、塩漬けにしていたモミジを、小麦粉、水、砂糖、ゴマの生地をつけて揚げる、カリっとした食感のやさしい甘さの天ぷらで、通年楽しむことができます。ゆっくりと時間をかけ丁寧に揚げられる様子が売店の店頭で見られるので見学してみてください。

「もみじソフトクリーム」350円
「もみじソフトクリーム」350円

駅から徒歩すぐにあるもみじの天ぷらの老舗「久國紅仙堂((ひさくにこうせんどう)」では、並びにある支店「Cobeni(こべに)」にて、「もみじソフトクリーム」も販売(1月~3月中頃は提供休止)。モミジのお茶を練り込んださっぱり系のソフトクリームで、トッピングされた天ぷらでディップしながら食べるのがおいしいですよ!

ビール好きに人気の「箕面ビール」も滝道の各売店で取り扱っています。箕面大滝そばの売店でも買えるので、滝を見ながら一杯!もおすすです。開放感たっぷりの自然のなかでいただく地ビールはおいしさもひとしお。

秋の「箕面大滝」へは電車がベター。車の場合は渋滞の覚悟を

最寄りの駅は阪急・箕面駅。大阪梅田駅から約30分(急行乗車、乗り換え一回)です。箕面駅の改札を出て左手にみえる、売店が並ぶ通りが滝道へ続く入口です。
箕面大滝のすぐ北側に駐車場もありますが、紅葉期は早くから満車になり、駐車待ちの渋滞に巻き込まれると道が細いこともあって引き返すのも難しいとのとのことなので、電車でのアクセスの方が安心です。

阪急・箕面駅には観光案内所があるので、滝道周辺の情報やマップをあらかじめゲットしてください。

ジャンル多彩!箕面駅周辺グルメをチェック

箕面大滝のハイキングを楽しんだら、箕面で人気のグルメやカフェへもぜひ立ち寄りましょう。
駅すぐにある商店街「もみじst.(もみじすとりーと)」にも多彩なお店があります。

 

text:フジタイコ
photo:フジタイコ、箕面市観光協会、箕面市(モデル写真)


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