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タイの海外渡航情報! PCR検査は? ビザは必要? タイ旅行の際に知っておきたいことまとめ(2024年2月8日更新)

るるぶ&more.編集部 るるぶ情報版(海外)編集部 タイ 旅行準備
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再び盛り上がりはじめた海外旅行。渡航の前に用意しておくことやもの、最新情報をこの記事で確認してから出かけましょう!

Summary

タイ旅行 入出国条件・事前準備チェックリスト

旅行様子

日本入国時の水際措置の終了

2023年5月8日から、新型コロナウイルス感染症に係る水際措置が終了となりました。

これまでの水際措置として、有効なワクチンの3回接種証明書または出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書のいずれかの提出が必要でしたが、不要となりました。現在は、新たな感染症の流入を平時においても監視するための「感染症ゲノムサーベイランス(※詳細は以下)」が開始されています。
※主要5空港(成田、羽田、中部、関空、福岡)において、発熱・咳などの有症状者に対し、任意でゲノム解析を実施。ただし、この解析において陽性となったとしても、隔離措置や公共交通機関の使用制限などはなし。
◎今後の水際措置について(外務省)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2023C022.html

日本出国前に準備しておくこと

日本出国前のPCR検査は不要です。

●Visit Japan Webサービスの情報登録 【推奨】
日本入国・帰国手続きに必要な「税関申告」をWeb上で行うことができるサービス。日本出国前にメールアドレスでアカウントを作成し、同伴する家族などの利用者情報や、入国・帰国のスケジュールを登録しておくと、帰国時の手続きがスムーズ。日本への入国予定日から2週間以内の登録が望ましいです。
◎Visit Japan Web(デジタル庁)
https://vjw-lp.digital.go.jp/ja/

タイ入国に必要なもの

2024年2月3日現在、タイ入国時にワクチン接種証明やPCR検査の陰性証明書を提出する必要はなく、入国後のPCR検査や待期期間もありません。

●パスポート
タイ入国後30日(29泊30日)以内の観光目的の滞在の場合(往復の航空券又は他国へ出国する航空券等を所持している事や一人当たりB1万(一家族当たりB2万)相当の現金や資金を所持していることが条件)、日本国籍であればビザなしで入国することができますが、パスポートの残存有効期間は入国日から6カ月以上必要です。

●往復または他国へ出国する航空券

●海外旅行保険加入【推奨】
海外で病気やケガをした場合、原則的に医療費や追加滞在日の宿泊費は自己負担になります。万が一の場合に備えて海外旅行保険に入っておくと安心です。クレジットカードによっては海外旅行保険が付帯するものもあります。渡航の決済を該当のカードでするなどの条件がついていることもあるので注意が必要です。また、帰国後に医療費を請求するために、現地での病院で診断書や領収書をもらっておきましょう。

●「たびレジ」の登録【推奨】
「たびレジ」とは、外務省からの最新の安全情報を日本語で受信できる海外安全情報無料配信サービスです。出発前から旅先の安全情報が入手できるだけでなく、旅行中も大規模な事件や事故、自然災害など緊急事態が発生した場合、現地の大使館・総領事館からメールで連絡を受け取ることができます。
利用者登録はこちら:https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

日本帰国時に必要なもの

●パスポート

●税関申告の登録(Visit Japan Webから)【推奨】
空港内の税関検査場にある電子申告端末を操作するときに必要。Visit Japan Webの「日本入国・帰国の手続」画面の「携帯品・別送品申告」をタップして手続きを済ませると、「携帯品・別送品申告」の情報を含んだ二次元コードが発行されます。二次元コードを未発行の場合は申告書を書いて税関カウンターへ進みます。

タイ 渡航情報

タイ入国の流れ

・到着
飛行機を降りたら、「Arrival(到着)」の案内板に従って「Immigration(入国審査)」へ。外国人専用の「Foreign Passport」に並び、入国審査を待ちましょう。

・入国審査
パスポートを審査官に提出。まれに帰りの航空券(チケットの控え)の提示を求められる場合もあるので、すぐ取り出せるように準備しておきましょう。指紋のスキャンと顔写真撮影の後、パスポートに入国スタンプが押され返却されます。

・荷物の受け取り
入国審査後は自分の乗ってきた飛行機の便名が表示されたターンテーブルで、機内に預けた荷物をピックアップします。荷物が出てこなかったりした場合は、荷物を預けたときに渡された手荷物引換証(クレームタグ)を係員に見せて、その旨を伝えましょう。

・税関
税関カウンターへ進みます。申告するものがない人は「NOTHING TO DECLARE」と書かれた緑の看板へ進み、そのまま到着ロビーへ。申告するものがある人は「GOODS TO DECLARE」と書かれた赤の看板のカウンターへ進みます。指示に従い、所定の関税を納めてから到着ロビーへ。

・タイ入国時の制限
<主な免税範囲>
◎たばこ類:紙巻たばこ200本、または葉巻など250gまで。それ以上を持ち込もうとした場合は原則没収および罰金の対象となるので過剰分は税関が提供する箱に入れる。
◎酒類:合計1本(1ℓ)まで。それ以上を持ち込もうとした場合は原則没収および罰金の対象となるので過剰分は税関が提供する箱に入れる。
◎通貨:外貨は持込み・持出しともにUS$1万5000相当以上は要申告。現地通貨の持ち込みはB45万以上は要申告。現地通貨の持出しはB5万以上はタイ中央銀行の許可が必要で、B45万以上の場合は要申告。
◎その他:カメラ、ビデオカメラは各1台、フィルム5本、ビデオテープなど3本。個人使用物品は総額B2万以下まで。

<主な持ち込み禁止、制限品>
◎電子たばこ、加熱式たばこ、水たばこ(禁止)
◎知的財産侵害物(禁止)
◎麻薬(禁止)
◎わいせつ物(禁止)
◎ワシントン条約に該当する野生動物および関連製品(禁止)
◎一部の果物、野菜、植物(制限品)
◎火器、弾薬、爆発物(許可が必要)
◎骨董品および美術品(許可が必要)

タイ出国の流れ

出発時刻の3時間前には空港に到着しましょう。

・チェックイン
出発ロビーで利用する航空会社のカウンターで、パスポートと航空券(eチケットの控え)を提示。
スーツケースなどの荷物を預け、荷物引換証(クレームタグ)と搭乗券を受け取ります。なお空港使用税は航空券発券時に支払い済みなので、改めて支払う必要はありません。

・手荷物検査
受け取った搭乗券のバーコードを専用の機械でスキャンして、5階の「セキュリティチェック(手荷物検査)」へ(スワンナプーム空港の場合)。係員にパスポートと搭乗券を提示し、機内に持ち込む手荷物をX線検査に通します。液体物の持ち込みには制限があります。

・出国審査
手荷物検査後、階下の出国審査へ。パスポートと搭乗券を審査官に提出します。指紋スキャンと顔写真の撮影後、出国スタンプを押してもらい、パスポートと搭乗券を受け取ります。

・搭乗ゲート
搭乗ゲートの電光掲示板で搭乗する便のゲートをチェック。出発フロアはかなり広いので、余裕をもってゲートに向かいましょう。バンコク市内の免税店で購入した商品を出発フロアで受け取るのを忘れずに。搭乗前に再度パスポートと本人の照合があります。

免税手続きについて

外国人旅行者が「VAT REFUND FOR TOURISTS」の表示のある店で、同日同一店舗で合計B2000以上の買物をしたとき、条件を満たして、所定の手続きをすれば消費税(VAT)7%分が戻ってきます。

払い戻し請求の条件

①タイ人以外、航空会社の乗務員以外の外国人旅行者
②タイ滞在が年間180日未満
③バンコク、プーケット、チェンマイなどの国際空港から空路でタイを出国
④購入してから60日以内に本人が払い戻しを申請
⑤購入品は未開封、未使用の状態であること

手続きの手順
①お店で 
買物をした店で購入日にパスポートを提示して「VAT払い戻し申請書」をもらい、必要事項を記入。その「VAT払い戻し申請書」と「税金請求書(TAX Invoice)」を受け取ります。

②空港で(チェックイン前)
チェックイン前に税関カウンターに行き、お店で受け取った2種類の書類、パスポート、申請する購入品を提示。税関職員に認証のスタンプを押してもらいます。
※買物の総額がB5000未満の場合は税関カウンターでのスタンプ押印は不要。

③チェックイン後
VAT払い戻しカウンターで、再度お店で受け取った2種類の書類とパスポートを提示。B1万以上の高額商品はもう一度購入品の提示を求められるので、必ず手荷物で持参しましょう。確認後、同じカウンターで払い戻しを受けます。なお、払い戻しには手数料がかかります。

払い戻しの受け取り方法
●B3万を超えない場合
タイバーツの現金、銀行小切手、クレジットカード口座への振り込みの3つの方法があります。
●B3万を超える場合
銀行小切手、クレジットカード口座への振り込みの2つの方法があります。
※払い戻しにかかる手数料は受け取り方法によって異なります。

日本帰国時の注意

海外渡航者には免税範囲が設けられており、「Visit Japan Web」による電子申告が推奨されています。これを利用しない場合は、紙の申告書を提出しましょう。

<主な免税範囲>
◎酒類:3本 1本760㎖のもの。20歳未満の免税はなし。
◎たばこ類:紙巻たばこ200本、または葉巻たばこ50本。加熱式たばこのみの場合、個装等10個(「アイコス」のみ、または「グロー」のみの場合は200本、「プルームテック」は50個まで)。その他の場合は総量が250gを超えないこと。20歳未満の免税はなし。
◎香水:2オンス 1オンスは約28㎖。オーデコロン、オードトワレは含まない。
◎その他:1品目ごとの海外市価の合計額が1万円以下のもの全量(海外市価の合計額20万円までが免税)。
詳細は税関https://www.customs.go.jp/ を参照

<輸入禁止>
◎麻薬、大麻、覚醒剤、鉄砲弾およびけん銃部品、爆発物や火薬、貨幣・紙幣または有価証券の偽造・変造・模造品、わいせつ物、偽ブランド品など。土、土付きの植物、一部の果実も。

<輸入規制>
◎ワシントン条約に該当する物品。対象物を原料とした漢方薬、毛皮・敷物などの加工品も同様。ワニ、ヘビなどの皮革製品、象牙、剥製、ラン、サボテンなどは特に注意。

<動植物>
◎果実、切花、野菜、ソーセージといった肉類などは検疫が必要になる。乳製品も制限あり。
※2024年2月現在、多くの国で家畜の病気が発生しています。また、おみやげや個人消費用の畜産物は検査証明書の取得が難しいため、肉製品や動物由来製品のほとんどは、日本へ持ち込むことができません。詳細は動物検疫所https://www.maff.go.jp/aqs/を参照。

<医薬品・化粧品など>
◎個人が自ら使用するものでも数量制限がある。医薬品(毒薬、劇薬及び処方せん薬以外)は2カ月分以内。外用剤、化粧品は標準サイズで1品目24個以内。

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