【大分県】「界 由布院」の魅力を宿泊レポートで徹底紹介!

【大分県】「界 由布院」の魅力を宿泊レポートで徹底紹介!

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2022年8月にオープンした「界 由布院」は、「棚田暦で憩う宿」がコンセプト。棚田が広がる原風景のなかにある宿の魅力を、るるぶ&more.編集部員が実際に宿泊して、たっぷりご紹介します♪

Summary

朝霧の絶景を見ながら「現代湯治体操」で目を覚まそう!

「朝霧テラス」からの眺め
「朝霧テラス」からの眺め

翌朝はのんびりと遅くまで寝ていたいところでしたが、朝早く起きると素敵な景色が見られると聞いていたので、6時半に起きて急いで施設内の「朝霧テラス」へ。 テラスからは、由布院の街並みを真っ白に覆い隠す朝霧、上から優しく照らす朝日の絶景が…!早起きしてよかった! 朝霧は、秋や冬、夜と朝の寒暖差が激しい場合に見られる景色だそうです。冬になると棚田にまで朝霧が出てくるので、前編で紹介した「棚田テラス」からの景色も絶景なんだとか。

絶景を見つつも寒くなってきたなぁと思っていたところ、スタッフさんが現れて 「現代湯治体操」やるとのこと。せっかくなので参加してみました!

「界 由布院」オリジナル田植えポーズ
「界 由布院」オリジナル田植えポーズ

「吸う」、「吐く」の呼吸を意識しながら行う体操に、だんだんと体がポカポカしてきました。「現代湯治体操」は全国の「界」で行われていますが、施設ごとに体操のポーズにバリエーションがあるそうです。ここでは、棚田にちなんで田植えポーズを行いました!意外ときつかったですが、美しい朝霧を見ながらの体操は清々しい気持ちになって目もぱっちり!

山の恵みを感じる朝食で1日の元気をチャージ!

「ご当地朝食」(和食膳)
「ご当地朝食」(和食膳)

体を動かしたらお腹が空いてきたので、お食事処へ。朝食は和食膳、洋朝食から選ぶことができ、私は和食膳をお願いしました。炭火で野菜を焼いて、いただきます!大分の名産「だんご汁」は温かくてほっこりした気分に。おかずもたくさんあって、いろいろな味が楽しめます。

「ご当地朝食」(洋朝食)
「ご当地朝食」(洋朝食)

こちらはパンを中心とした色鮮やかな洋朝食。ベーコンなどを炭火で焼くことができます。

ご当地楽「原風景を感じる、わら綯い体験」に挑戦!

棚田を見ながら体験ができる
棚田を見ながら体験ができる

朝食後は、全国の「界」で開催されている体験メニュー「ご当地楽」に挑戦!「界 由布院」では「わら綯い(ない)体験」をすることができます。スタッフの説明を受けたら、まずは好きな色の紐と水引きを選びます。

紐を藁に沿わせるようにセットしたら、早速藁同士を合わせていきます。写真の私の手に注目してください。何かをするときと似ていませんか?お祈りをするときのように、手を合わせていますよね!「綯い」とは、藁などを1本により合わせていくことをいうのですが、このように手を合わせて作っていくことから「祈りの形」といわれています。

ちなみに、この合わせていくのがすごい難しい…。うまく藁同士が合わなくて悪戦苦闘しました。

藁が合わさったら、お守りの形に整えていきます。最後に水引きと稲穂を付けたら、完成!藁でできたお守りは、棚田が特徴的の「界 由布院」らしい思い出になりますね。ぜひ挑戦してみてください。

部屋ごとに違った自然を満喫できる!館内には細かいこだわりも。

「蛍かごの間(棚田離れ)」外観
「蛍かごの間(棚田離れ)」外観

せっかくなので、今回宿泊したご当地部屋「蛍かごの間(くぬぎ離れ)」以外の部屋もご紹介!「界 由布院」では6タイプの部屋が用意されていて、そのなかの「蛍かごの間(棚田離れ)」がもう一つの離れです。

棚田の中に静かにたたずむ離れで、棚田の絶景を独り占めできる贅沢な部屋です。由布院の原風景をじっくり楽しむことができますね。

「蛍かごの間(和室)」外観
「蛍かごの間(和室)」外観
「蛍かごの間(和室)」内装
「蛍かごの間(和室)」内装

本館にある部屋も紹介。棚田に面して立つ「蛍かごの間(和室)」は、ピクチャーウインドウから見下ろす棚田が素敵!朝から夜まで装いを変える棚田の景色を、部屋から思う存分楽しむことができます。

ほかにもドッグランを兼ね備えた部屋もあります。空と棚田の広がりを楽しめたり、しんとしたくぬぎ林を満喫できたりと、部屋ごとに自然の感じ方が違うのもいいですよね。

こだわりは部屋だけではなく、館内の至るところに。私が見つけたもの4つをご紹介します。①七島藺でできた部屋のキー、②竹でできた立体的な館内図、③ペット連れの方用の犬の形をしたドックホック、④階数をどんぐりの数で表したモチーフなどなど…細かいところまでかわいい!特にドックホックは場所によってデザインが違うので、ぜひ探してみてください。

「七島藺のキーホルダー」2,200円
「七島藺のキーホルダー」2,200円

帰る前に、フロント横のおみやげショップをチェック!竹のカゴや、「蛍かご照明」で使われていた七島藺のキーホルダーなど、大分の工芸品を販売しています。また、部屋の中にあったかわいらしいマグカップや、手触りがよい竹のコップも売られているので、気に入ったものは購入して自宅でも使うことができます♪

忙しい日々を送っていた私ですが、時間帯によって様子を変える棚田をぼうっと眺めがら、ゆったりと過ごせた滞在でした。今回は秋でしたが、別の季節の棚田を見に再度訪れたいと思います!皆さんもぜひ「界 由布院」で原風景を感じに行ってみてくださいね。

■界 由布院(かい ゆふいん)
住所:〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上398
TEL:050-3134-8092(界予約センター)
IN/OUT:15時/12時
料金:1泊3万5000円~(2名1室利用時1名あたり、サービス料・消費税込、夕朝食付)
アクセス:JR由布院駅から車で約10分

text&photo:松田美紀

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