【北海道で工場見学&お菓子作り】冬にこそ行きたい!「白い恋人」と「ロイズ」のテーマパーク

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冬の北海道。雪景色を堪能するのもいいけど、寒いのはちょっぴり苦手という人におすすめなのが、室内で楽しめるお菓子作り体験や工場見学。チョコレートの歴史を楽しく学びながら、お菓子作りまで体験できるお菓子のテーマパークが札幌近郊にあるのをご存知ですか? 北海道銘菓「白い恋人」や「ロイズ」の工場で、普段、何気なく食べているお菓子がどのように作られているのか、チョコレートの歴史と一緒に勉強すれば、さらに味わい深くチョコを堪能できるはず。口溶けやわらかなチョコレートにホッと一息つけば、寒さが和らぐこと間違いなし♡

Summary

冬のイルミネーションがきれいな「白い恋人パーク」

白い恋人パークってどんな場所?

【北海道で工場見学】冬にこそ行きたい!「白い恋人」と「ロイズ」のテーマパーク

1976年12月に誕生した北海道銘菓「白い恋人」。ラング・ド・シャでホワイトチョコレートを挟んだ洋菓子は全国的にも知られています。ISHIYA製菓では「白い恋人」以外にも、白いバウムや白いロールケーキなどホワイトチョコを使った商品を製造しています。ISHIYA製菓の本社があり製造拠点になっているのが「白い恋人パーク」。地下鉄「新札幌駅」から電車で約40分、地下鉄「宮の沢駅」から徒歩7分です。この時期イルミネーションが美しい白い恋人パークは、冬におすすめの観光スポットです。パークに一歩足を踏み入れると、海外の街並みのような外観にワクワクします。工場見学だけでなく、プロジェクションマッピングやクイズでチョコレートの歴史を学べる展示、世界にひとつだけのお菓子を作るワークショップ体験まで、観て、知って、味わって、体験できる大人も子どもも楽しめるテーマパークを取材しました。

ガイド付ツアーでチョコレートの歴史を学ぼう

【北海道で工場見学】冬にこそ行きたい!「白い恋人」と「ロイズ」のテーマパーク
チョコトピアハウスのウェイティングルーム。8枚の有名な絵画のオマージュには、ISHIYA製菓のお菓子やキャラクターが隠れています。

まずはチョコレートのユートピアを意味する「チョコトピア」へ。1階にはチョコレートの歴史を学べる「チョコトピアハウス」、3階には「白い恋人」などの製造ラインが見学できる「チョコトピアファクトリー」、4階にはスイーツのワークショップが楽しめる「チョコトピアマーケット」があります。チョコトピアの1〜4階は入館料が必要ですが、チケットを購入すれば各階を自由に見学可能です。

1階にある「チョコトピアハウス」では、4つの部屋を巡りながらチョコレートの歴史を学べます。プロジェクションマッピングを見ながら進む、20分ほどのガイド付ツアーに参加。チョコレートを愛しすぎた博士イシミッティが、チョコレートの豆知識をクイズ形式で教えてくれ、チョコレートの4大革命について楽しく歴史を学ぶことができます。

【北海道で工場見学】冬にこそ行きたい!「白い恋人」と「ロイズ」のテーマパーク
アンティークのチョコレートカップが飾られた博士のコレクションルーム

ツアーの最後は、博士が大切にしているチョコレートカップなどが並ぶコレクションルームを見学。貴重なカップ達は美しく、見ているだけで優雅な気分になります。

【北海道で工場見学】冬にこそ行きたい!「白い恋人」と「ロイズ」のテーマパーク
白い恋人の製造ライン

チョコレートの歴史を学んだら、3階にある「チョコトピアファクトリー」へ。ここでは、主力商品の「白い恋人」のほか、バウムクーヘンの製造ライン、展示物を自由に見学できます。製造ラインはガラス越しの見学ですが、一歩足を踏み入れると甘い香りが漂います。

【北海道で工場見学】冬にこそ行きたい!「白い恋人」と「ロイズ」のテーマパーク
バウムクーヘンの作り方の展示

白い恋人のホワイトチョコレートを生地に練り込み、独自の製法で真っ白に焼き上げた「白いバウム TSUMUGI」もISHIYA製菓の人気商品。見学スペースを進んだ奥の方には、白いバウムの作り方が、かわいいイラストで紹介されています。この機会にどのように作られているのか学んでみて!

ワークショップで世界にひとつだけのスイーツ作り

【北海道で工場見学】冬にこそ行きたい!「白い恋人」と「ロイズ」のテーマパーク
ワークショップではお絵描きの見本も参考にしながらデコレーションを

工場見学の後は、4階にある「スイーツワークショップ・ドリームキッチン」(有料エリア)へ。ハート型の白い恋人クッキーを作ったり、クッキーに絵を描いたり、世界にひとつだけのお菓子を作ることができるワークショップに参加。事前の予約が必要ですが、空きがあれば当日の受付で参加可能です。

取材時に体験したのは「私の白い恋人お絵描きコース」(ホワイトチョコ&ブラックチョコレート付/1200円/約25分)。ハートの大きな白い恋人にチョコペンで自由にお絵描きします。好きな絵を描いたり、旅の思い出の一言を書いてみたり。事前にどんなデザインに仕上げたいかイメージしておくのがおすすめ。

【北海道で工場見学】冬にこそ行きたい!「白い恋人」と「ロイズ」のテーマパーク

お絵描きが終わったら冷やし固め、袋詰めを行います。箱に入れたら、世界でひとつだけの「私の白い恋人」が完成。

■スイーツワークショップ・ドリームキッチン
TEL:011-666-1481
営業時間:10~17時(予約最終受付は16時30分)
事前予約サイト:https://ticket.shiroikoibitopark.jp/
参加料:800〜1800円

白い恋人パークの“食”を味わう

【北海道で工場見学】冬にこそ行きたい!「白い恋人」と「ロイズ」のテーマパーク
「海老と猿払産ホタテのスープカレー」1460円

白い恋人パーク内にはカフェや軽食を楽しめるお店が4店舗ありますが、ランチを楽しむなら、「カレーレストラン・あんとるぽー」がおすすめ。様々なカレーメニューのなかから、寒い冬に特に食べたくなるスープカレーをチョイス。「海老と猿払産ホタテのスープカレー」は、大きなシーフードがゴロゴロ!ピリ辛のスープをいただけば、体の中からポカポカ温まります。

【北海道で工場見学】冬にこそ行きたい!「白い恋人」と「ロイズ」のテーマパーク
「炙りチーズとチキンのスープカレー」1320円

辛いのはちょっぴり苦手という方は「炙りチーズとチキンのスープカレー」を。炙られたチーズは香ばしくマイルドな味わい。チキンはホロホロで軟らかく、口に入れたら誰もが笑顔になるでしょう。ビヨーンと伸びるチーズは、動画映えもバッチリですよ。

■カレーレストラン・あんとるぽー
営業時間:11~15時(14時30分LO)

【北海道で工場見学】冬にこそ行きたい!「白い恋人」と「ロイズ」のテーマパーク
ISHIYAオリジナルのチョコレートを使用した「チョコレートドリンク ミルク(ホット)」660円

チョコレートをメインにしたオリジナルメニューを楽しめるカフェが「チョコレートラウンジ・オックスフォード」(有料エリア内)。寒い時期にはなんといってもホットチョコレートがおすすめ。甘く滑らかなチョコレートドリンクは冷えた身体に染みわたります。お店はクラシカルで雰囲気があり、窓際からはガーデンを見渡すことができくつろげます。

■チョコレートラウンジ・オックスフォード
営業時間:10~17時(16時30分LO)

冬のイルミネーションも楽しみ!

【北海道で工場見学】冬にこそ行きたい!「白い恋人」と「ロイズ」のテーマパーク
ガーデンエリアのイルミネーション。ガーデンエリアの営業時間は10~17時

白い恋人パークは、ガーデンエリアも素敵!ガーデンは入場無料、ゆっくり観て約20分で回れる広さです。春はバラや季節の花が咲き乱れますが、冬のこの時期はイルミネーションで彩られています。

【北海道で工場見学】冬にこそ行きたい!「白い恋人」と「ロイズ」のテーマパーク
カラフルに光る雪だるま

カラフルな雪だるまもたくさん並ぶかわいいイルミネーション。からくり時計のシャボン玉と合わさってメルヘンな雰囲気に!

【北海道で工場見学】冬にこそ行きたい!「白い恋人」と「ロイズ」のテーマパーク
ロンドン市内で見かけるダブルデッカーバス

白い恋人パークの写真やロゴにデザインされているかわいいダブルデッカーバス。ローズガーデンを進んだ先に展示されているので、白い恋人パークを訪れた記念に写真を撮ってみてはいかがでしょうか。

【北海道で工場見学】冬にこそ行きたい!「白い恋人」と「ロイズ」のテーマパーク
からくり時計塔。毎正時から約10分間、からくりの動物たちがゆかいなパレードを繰り広げます。(天候などにより変更・中止になる場合あり)

大きな時計台は定時になると、音楽と共にからくり人形が動き出し、シャボン玉が飛び出す演出も。いろんな場所からからくり人形が飛び出すので、お楽しみに!

 

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