【旅のお金事情】 旅行&プチ贅沢を楽しむために!ほったらかし投資のススメ~セゾン投信の「つみたてチートDAY」って何?~
旅好きな読者のみなさんに質問です!旅の資金っていつもどうしていますか?フットワーク軽く旅に出たいけど、コロナショック、円安、物価高の影響で、将来を考えると、そうもいかないと思う方も多いのではないでしょうか?今回は『るるぶ&more.』を運営するわが社(JTBパブリッシング)のメンバーに“旅のお金”事情を大調査!将来への漠然とした不安に打ち勝つべく、資産形成のプロ・セゾン投信の方々にもお話を聞いてみました。10年、20年後も旅を楽しむ余裕をもつため、今からちょっとずつ資産運用について考えてみませんか?これを読めば、投資へのイメージが180度変わるはず……!
Summary
旅行に行きたい…でも、お金が貯まらない。解決法はあるの?~旅好きのお悩み大調査~
ーー今回は『るるぶ&more.』を運営するJTBパブリッシングの加川、川野、小野がカフェに大集合!まずは「普段どんな旅を楽しんでいるか」を教えてください!
小野:私は大学時代からひとり旅が大好きで。当時はお金がなかったので夜行バスやゲストハウスを利用して節約旅をしていました。社会人になってからは、ちょっといいホテルに泊まりたい欲も出てきましたが、ちょうどコロナ禍で。ホテルのサブスク(定額)サービスを利用して、格安週末ひとりホテルステイなどを楽しんできました。
川野:私は5歳の息子と旅好きの夫がいるので、子どもが楽しめて、かつ大人も満足できる旅をテーマにしています! 大人も楽しめる要素といえば、地産地消の食事やお酒を満喫するなど。必然的に旅の予算が高くなっちゃうのが悩みの種です。
加川:私も、旅はいつも子ども二人と夫と一緒。四季を楽しみたいから、夏はキャンプ、冬はスキーが定番です。旅の長さより回数重視で、格安1泊2日旅に数回出ては、たまに都内のいいホテルにステイして、メリハリをつけた旅を楽しんでいます。
ーーお得に旅するコツはありますか?
川野:やっぱりここ数年は「Go To トラベル キャンペーン」や「全国旅行支援」を活用し倒しています。“誕生日ディズニー”をする際に使った裏技が、旅行会社のカウンターを使うこと!「Go To」適用チケットを自力で探さなくても、旅のプロが見つけてくれるんです。結果、東京ディズニーランド®内のホテルのレストランでお祝いできて、最高の思い出になりました!
小野:私も「全国旅行支援」を利用して、友達とお得に草津温泉や京都に行けたのは、うれしかったですね。「全国旅行支援」って予約しづらいですけど、県独自の旅の割引キャンペーンもあって、地域によっては半額くらいになることもあるから、活用しない手はないですよ。
加川:私は 飛行機のマイルを貯めています。 金曜出発は、土日で行くより宿代が安くなるのでオススメ。金曜に、子どもたちの学校が終わったその足で出発します。
ーー旅の資金はどう捻出していますか? 旅資金のために、貯金や投資はしていますか?
小野:正直、旅行のために資金を貯めているっていう感覚がなくて。 お給料から固定費を差し引いて余ったお金を、フレキシブルに旅に充てている感じです。
川野:私は 貯蓄型保険には入っているけど、投資は全然やっていません!資産運用は初心者です。
小野:私は「つみたてNISA」を漠然と利用していますが、細かく数字を追っていないし、いくら貯まったかも把握していません(笑)。こんなんでいいのか不安はあります。
加川:私も未来の「もしも」に備えて、「つみたてNISA」と、値動きが激しめの「 変額終身保険」を毎月積み立てています。そこから手元に残ったお金で、旅をしています。
川野:二人とも「つみたてNISA」をやってるんですね!「非課税だからやった方がいいよ」とはよく聞きますが、なんだか難しそうで……なかなか踏み出せずにいます。
ーー小野さんと加川さんが投資を始めた理由を聞いてもいいですか?
小野:2020年に社会人になるタイミングで、年金の2000万円問題が騒がれ始めたのが大きいですね。SNSでもマネー情報をよく目にするようになり、投資を始めました。 自分の周りの同世代の女子は、高確率で投資をしているんじゃないでしょうか。
川野:へぇ〜!30代の私は学生の頃にそうした金融情報にふれる機会はほぼなくて。親からもひたすら「貯金しなさい」と言われて育ち、投資の知識ゼロのまま今に至ります(笑)。でも子どもの教育など 将来にはお金がかかるし、年金も親世代ほどにはもらえなさそうだし、焦っています…。
加川:ですよね。今後、 自分の自由になるお金を確保しておくこともすごく大事だなと思うんです(笑)。それこそ不自由なく旅に出られるくらいには資金を貯めておきたい!
川野:共感です、 “自分へのご褒美”って、とっても大切(笑)。
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20年後に“普通の”生活&プチ贅沢をするには?~長期投資のメリット~
ーーさてここからは、セゾン投信の福田隆さん、山根尚之さん、内田美晴さんの3名に加わっていただきます。せっかくの機会なので、ざっくばらんに、投資について聞いてみようじゃありませんか!
全員:よろしくお願いします!
ーーお三方は、普段どんな旅を楽しんでいますか?
福田さん(セゾン投信):私は電車旅好きで、若い頃は「青春18切符」や「寝台列車」の旅を楽しんでいました。シベリア鉄道で北京からチベットに行った経験もあります。フランスのパリも大好き。故郷が栃木県宇都宮市だからか、どうしても華やかな街に惹かれてしまうのかもしれません(笑)。
山根さん(セゾン投信):私は子どもたちがアクティブに旅できる年齢になったこともあり、この間はニセコでラフティングをしてきました。自分って結構アクティブ派だったんだと新発見できました。
内田さん(セゾン投信):私は学生時代、“ヨーロッパ芸人”を自称するほど、ヨーロッパでの長距離移動旅にハマっていました。ベルギーを起点にフランスやオランダまで足を延ばして。当時はできるだけ多くの場所に行くことを優先して旅費は節制していましたが、社会人になってからはホテルや交通手段でプチ贅沢をしたい気持ちが出てきました。
加川:みなさん旅好きなんですね〜。 親近感を覚えます。
ーーではここから本題。投資の素朴な疑問をぶつけてみましょう!
川野:そもそも投資による資産形成はなぜ必要なのでしょう?先ほど話したとおり危機感だけはあるんですが、やっぱり貯金だけじゃダメなのでしょうか?
山根さん(セゾン投信):ご説明しますね。私の父が現役世代だった昭和の後期は、銀行に貯金すると10年で資産が約2倍になるような高金利でした。ところが令和の現在は、貯金しても利子はほとんどつかず、会社の賃金もほとんど上がらず。その一方で足元は物価がすごく上がっていますよね。つまり貯金一辺倒だと、資産がいつの間にか目減りしてしまうのが現状なんです。
加川:め、目減り……。
山根さん(セゾン投信):確かに、元本割れしないという点において、貯金は確実です。でも理想の豊かさに近づくためには、投資で“お金に働いてもらう”という発想をもっておくのも一手です。岸田首相も「貯蓄から投資へ」と「資産所得倍増計画」を呼びかけています。これってつまり、かつての高度経済成長期のように経済を成長させるのはもう難しいけれど、代わりに「つみたてNISA」などの投資非課税制度を拡充させるから、「みなさん一人一人が資産形成し、日本を豊かにしていきましょう」と言っているわけです。
小野:そうなんですね……。海外では日本よりもっと投資が身近な存在だと聞いたことがあります。
福田さん(セゾン投信):よくご存知ですね。こちらの「資金循環の日米欧比較」のグラフを見ると、日本人は家計資産の約55%を貯金しているのに対し、アメリカ人の貯金は約14%のみ。資産の半分ほどの約53%をアメリカ人は投資に回していることが見て取れます。
小野:そんなに!?
福田さん(セゾン投信):その結果、下記のグラフのとおり、保有資産額にも大きな差が開いてしまいました。
加川: アメリカは、この約20年間で家計金融資産が約3倍になってるんですか!?そうか、「お金の置き場所」を「投資」に変えるだけで、資産が大きく増える可能性があるということですね……。
福田さん(セゾン投信):結構、驚きの数字ですよね。人生100年時代ですから、 お金の寿命も延ばさなければ、旅行を我慢せざるを得ない老後が待っているかもしれません 。別に恐怖を煽るわけでも、大げさでもなく、現実問題として。
川野:これは今からでも、資産形成を始める必要がありそうですね……。
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ほったらかしで“心に余裕”を!「つみたて投資」の魅力とは?~セゾン投信「つみたてチートDAY」~
福田さん(セゾン投信):みなさんは、「投資」と「投機」にどんなイメージがあります?
川野:「投資」は増えることも、損する可能性もある、みたいなイメージ。「投機」は……正直「ナニソレ?」 状態です(笑)。
山根さん(セゾン投信):確かに「投機」はあまり馴染みのない言葉ですよね(笑)。「投機」は短期間で売り買いを繰り返した差額で儲ける 、ギャンブル要素が強い取引です。
加川:以前、FXや個別株の短期売買をしたことがあるんですが、値動きが気になりすぎてソワソワするし、寝ている間に暴落したこともあって……私には向いてないとつくづく感じました。
山根さん(セゾン投信):既に経験済みでしたか……! FXのような「投機」と違い、「投資」は、投資家と投資先企業、さらには社会経済全体がみんな一緒に成長してお金を育てていくようなイメージ です。
内田さん(セゾン投信):投資したお金が、企業の新規事業成功を助けて企業価値が高まれば、株価上昇や、配当という形で自分に返ってきますからね。
川野:なんだか初心者には難しそう……。
福田さん(セゾン投信):そこで「投資信託」の出番です。みなさんの代わりに、私たちのような資産運用のプロがお客さまのお金をお預かりし、責任をもって運用を行い、投資による損益を皆さんにお返しする仕組みで、いただく信託報酬は毎年約0.5%~。内容を必ずガラス張りに、という厳しいルールの元に運用された非常に透明性の高い金融商品です。
川野:「投資信託」ってよく聞くけど、そういうことだったんですね……。
加川:個別株を単発で買うより、毎月一定額を、コツコツ投資する「つみたて投資」がいいんでしょうか?私がやっている「つみたてNISA」も「つみたて投資」ですよね?
福田さん(セゾン投信):はい、そうですね。投資もお天気と同じで、晴れの日もあれば雨や大雪の日もある。だから毎月、同じ金額を「つみたて投資」することで、「リスク分散」が期待できるんです。
加川:リスク分散?
山根さん(セゾン投信):「購入単価」を平準化できるメリットですね。マーケットは常に上がったり下がったりしていて、いつ買えばいいかタイミングがわかりません。上図のとおり、投資信託を買うということは口数を購入していることになるので、基準価額によって買える口数が変動します。そこで、基準価額の変動を気にせず、毎月同じ金額分を買っていくことで結果的に「平均購入単価」を抑えていくことが期待できるんです。
加川:つまり、コツコツ積み立てれば、FXのようなスリルを味わわなくてもいいわけですね!
山根さん(セゾン投信):まさに、「つみたて投資」の最大のメリットは精神的な安定だと私は思います。やっぱり人って非合理な生き物だから、儲けてすぐに解約したり、値段が上がってきたら「いまが買い時だ!」と結果的に高値で買ったり。リーマンショックやトランプ前大統領の就任時は「今売らないと大損する」と売却を焦ったり……。こんな感じで投資には精神的トラップがつきもの。そこを、コツコツ毎月1万円くらいの積み立てであれば、売り時買い時を気にせず投資ができるので、トラップに引っかかりにくいと言えます。
小野:確かに、トラップに惑わされない安心感は大きいかも。 前半の座談会で「つみたてNISA」をほとんど放置していると言いましたが、これって大丈夫でしょうか?
福田さん(セゾン投信):むしろ小野さんのような「ほったらかし投資」がオススメなんですよ。どんな投資先を選んでいるかさえしっかり把握していれば、あとは資産運用のプロに任せて、金額の確認は年に1回程度と、ゆるく投資に向き合うくらいがちょうどいいんじゃないでしょうか。
小野:安心しました。 忙しい人には、投資信託はありがたいですね。
ーーところでセゾン投信さんは、「つみたてチートDAY」を企画されていますが、どういう考え方なのでしょう?
山根さん(セゾン投信):「つみたて」と聞くと、ゴールまで長く、我慢して走るマラソンのような印象をもつ方も多いかと思います。でも実際は、先ほどお話したように長期的にコツコツ「つみたて投資」を続けると、心の余裕が生まれるんです。価額上昇時にはもちろんうれしいし、下がっている時も「いつもの投資金額でいつもより多くの口数を買えたからラッキー!」とポジティブ思考でいられる。長期でお金を育てているので、月に一度くらい“自分へのご褒美”として、旅に出たり、おいしいものを食べたりしてもいいんじゃない?っていう考え方が、ズバリ「つみたてチートDAY」です!
加川:いいですね! もちろん私は旅に出たいです(笑)。
内田さん(セゾン投信):分かります。同じ旅でも、心とお金に余裕があればもっと楽しめるはず。たとえばホテルの部屋を一つグレードアップできたらうれしいですよね。社会人には時間がありませんから、一回のクオリティを上げに行くのも手だと思います。
加川:具体的には、それまで積み立てた投資を少し取り崩して“ご褒美旅”に充てるという考え方で大丈夫でしょうか?
福田さん(セゾン投信):基本的には、目標の資産額を達成するまでは取り崩さず、投資している安心感を武器に、手元の現金を使ってプチ贅沢がしやすくなるイメージです。ただ、加川さんがおっしゃるように積み立てた投資をフレキシブルに現金化して、ご褒美旅に充てるパターンももちろんアリ。後者の方が、お楽しみが増えるという意味でより豊かな人生になるかもしれませんね。
小野:いいですね。いつも節約のために素泊まりするところを、ラウンジ付きのリッチなホテルにして、満喫したいですね。
福田さん(セゾン投信):電車旅好きの私としては、やっぱりグリーン車とかグランクラス(特別車両)とかにアップグレードしてみたいです。
加川:私は食べることが大好きなので、旅先で、ご当地のおいしい物をたくさん食べたいです(笑)。
小野:夢が膨らみますね。今日はみなさんのお話を聞いて、今後は胸を張って、「ほったらかし投資」をしていこうと思いました。
川野:私は本当にほったらかしできるなら、長期投資を始めてみようかな?という気分です。次回は「つみたてNISA」について、もっと詳しく知りたいですね。
\ つみたてよう、ココロのよゆう。 /
\ 投資初心者の不安は解消できる? /
※上記ページにて、『【結局、「つみたてNISA」って?】超・初心者でも分かる「投資のリスクを減らす方法」~セゾン投信の“中の人”が、分かりやすく解説!~』をご紹介しています。ぜひご一読ください!
\ 「つみたて投資」をもっと詳しく知ろう! /
Text:Riyua Joe(mogShore)
Photo:Takahiro Okamoto
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