【鹿児島県・奄美大島】2022年7月オープン!奄美大島世界遺産センターで自然を体感し学ぼう!

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【鹿児島県・奄美大島】2022年7月オープン!奄美大島世界遺産センターで自然を体感し学ぼう!

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2021年に世界自然遺産に登録された奄美大島には、広大なマングローブ林や亜熱帯の植物が生い茂り多くの固有種が生息しています。そんなマングローブ林の隣に2022年7月にオープンした「奄美大島世界遺産センター」は、奄美大島の自然や、自然を守るための取り組みを紹介している施設です。

Summary

2022年7月オープンの「奄美大島世界遺産センター」って?

島の中央部・奄美市住用町(すみようちょう)にある奄美大島世界遺産センターは、奄美空港から車で約1時間10分、カヌーでマングローブの特性を観賞できる奄美のメジャー観光スポット・「黒潮の森マングローブパーク」内にあります。2021年7月の世界自然遺産登録をきっかけに、奄美の自然を体感しながら、その価値や自然を守る活動を伝える総合拠点として2022年7月に作られました。

奄美の森が再現されたジオラマ
奄美の森が再現されたジオラマ

展示室内には植物の特徴を細かく捉えたジオラマがあり、そのなかに、アマミノクロウサギやハブ、リュウキュウイノシシ、ルリカケスなどの動物のはく製を展示しています。ジオラマの中のスクリーンに映し出される映像も相まって、まるで奄美の森の中にいるような感覚に!また、あちこちに観察用の装置が設置してあり、動物の生態を動画で学習することもできます。

いろんな表情の奄美の森を体感できます!

館内では照明を使って昼と夜を、映像で晴れと雨を交互に演出し、神秘的な奄美の森を再現しています。昼間の晴れと雨、夜間の晴れと雨、合計で4つの森のシチュエーション全てを体感するには90分ほど。

雲霧林を再現したジオラマ
雲霧林を再現したジオラマ

また、館内は森の深さによって6つのエリアに分けられています。なかには写真のような「雲霧林(うんむりん)」とよばれる海抜500m以上の森のジオラマもあって、なかなか立ち入ることのできない奄美の深い森を知ることができます。

奄美在住のイラストレーターが描く奄美の自然と動物たち

展示室入口から室内に続く通路に描かれているイラストは、奄美在住のイラストレーター兼絵本作家・ミロコマチコさんによるものです。

太古の昔、まだ日本列島が大陸とつながっていた頃から現在の奄美大島の森ができるまでの物語を、壁いっぱいの鮮やかなイラストで紹介しています。今にも動き出しそうなほどダイナミックな動物の絵とそこに書かれた解説が、さらに奄美の森の素晴らしさ、貴重さを教えてくれます。

環境に配慮したグッズを扱うミュージアムショップも

展示室の外にはオシャレな商品が揃うショップ「frat.」があります。奄美の伝統工芸である泥染めを取り入れた自社ブランド「devadurga」(デバドルガ)の商品や人気アウトドアブランドとコラボした限定商品などを販売しています。

一部の商品は、売上の10%が野生動物の保護団体に寄付される仕組みになっています。また、海洋プラスチックの漂着物を再利用したキーホルダーなど、環境に配慮した商品もありますよ。個人的なイチオシは写真のタンブラー!有名ブランドMiiRとdevadurgaとのコラボ商品で、このショップでしか手に入らないものです。描かれているのはマングローブカヌーで奄美感もバッチリ。ショップだけの利用もOKなのでぜひ訪ねてみてください。

■奄美大島世界遺産センター(あまみおおしませかいいさんせんたー)
住所:奄美市住用町石原467-1
TEL:0997-69-2281
営業時間:9~17時(最終入館16時30分)
定休日:平日木曜、年末年始
料金:入館無料



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