【ドバイ最新スポット】未来都市「エキスポ・シティ・ドバイ」で万博のレガシーを体験しよう
中東・アフリカ地域で初めて開催された国際博覧会「ドバイ万博」の会場が革新的なスマートシティへと再開発!会場は一般開放されており、いくつかのパビリオンは内部見学もできます。賢く回るためのヒントをおさえて、エキスポ・シティ・ドバイ散策をたっぷり楽しみましょう。
Summary
エキスポ・シティ・ドバイの必見アトラクション
「エキスポ・シティ・ドバイ」では、ドバイ万博が掲げたテーマを冠する「モビリティ館」と「サステナビリティ館」のほか、一部のパビリオンやアトラクションを体験できます。ラマダン期間中は開館時間が延長され、夜遅くまで開いているので、最新情報を確認してから行きましょう。
【必見1】モビリティ館「アリフ」
モビリティ館の「アリフ」は、時空を超えてUAEのモビリティの歴史を紐解いていく没入型のパビリオン。一度に160人運べる世界最大の昇降機で、一気に展示エリアへと誘導する仕掛けでも話題になりました。
展示内容は、航海に身を投じたアラブ文明の偉人たちの偉業から、現在進行形の火星探査ミッションまでモビリティがいかに人類の進歩を促してきたかを紹介しています。過去から現在、そして未来へと繋がっていくストーリーを体感できます。
言葉がわからなくても理解できる、没入型の演出や映像表現が多用されているのが「アリフ」の特徴です。特に後半の「コネクテッドワールド(繋がった世界)」は、人やデータ、お金など、世界のモノの行き来や繋がりが見えて圧巻。
■アリフ Alif
所在地:モビリティ地区
営業時間:10~18時
定休日:無休
料金:Dh50
【必見2】サステナビリティ館「テラ」
サステナビリティ館「テラ」はずばり環境問題がテーマ。直径120mの巨大キャノピーと、周囲に林立する太陽光パネル(エネルギーツリー)が目印です。この施設だけで、年間で4GWhの代替エネルギーをつくり出しているのだとか。
巨大キャノピーの地下につくられた展示は、森の中と海の中の二手に分かれています。地球温暖化やプラスチック問題など、日々の生活で自分の選択が、自然環境にどんな与えているかを知るいい機会になっているので、ぜひ両方とも見学してみてください。
ハスの花が回転すると、光の点滅によって昆虫たちが動いて見える、パラパラ漫画のような三次元のアート作品(ゾートロープ)も必見。作者はヤング・ブリティッシュ・アーティストのひとり、マット・コリショー。花の中央と花びらをよく見ると、カマキリやサソリといった捕食者たちの動きがリアルです。
■テラ Terra
所在地:サステナビリティ地区
営業時間:10~18時
定休日:無休
料金:Dh50
【必見3】サーリアル
黒い巨大な壁面から水が滝のように流れ落ちるアート作品で、ラスベガスのベラージオの噴水やドバイ・ファウンテンと同じWETデザイン社が手がけています。 水量や流れの強弱はすべてコントロールされており、まるで水が生きているかのよう。
落ちてきた水は壁に吸収され、循環しているため、真下にいてもほとんど濡れないから不思議です。SNSで「濡れない滝」として話題になったサーリアル、ぜひ自分で体験してみてください。
■サーリアル Surreal
所在地:ジュビリーパーク
営業時間:24時間
定休日:無休
料金:無料
■エキスポ・シティ・ドバイ EXPO CITY DUBAI
所在地:Expo Road, Dubai South
TEL:04-555-2030
営業時間:24時間(パビリオンの開館時間は異なる)
定休日:無休
料金:入場無料(パビリオン等、一部は有料)
アクセス:ドバイメトロ レッドラインEXPO2020駅から徒歩5分
公式サイト:https://www.expocitydubai.com/en
チケット購入:https://tickets.expocitydubai.com/
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【最新版】『るるぶドバイ‘24』
Text:森本有紀
Photo:井田純代
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