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スペインの海外渡航情報! ビザは必要? 時差は? 変換プラグのタイプは? スペイン旅行の際に知っておきたいことまとめ(2024年10月3日更新)

スペインの海外渡航情報! ビザは必要? 時差は? 変換プラグのタイプは? スペイン旅行の際に知っておきたいことまとめ(2024年10月3日更新)

るるぶ&more.編集部 るるぶ情報版(海外)編集部 スペイン 旅行準備
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再び盛り上がりはじめた海外旅行。渡航の前に用意しておくことやもの、最新情報をこの記事で確認してから出かけましょう!

Summary

スペイン旅行 出入国条件事前準備チェックリスト

旅行様子

日本入国時の水際措置の終了

2024年現在、新型コロナウイルス感染症に係る水際措置は終了しています。

以前の水際措置として、有効なワクチンの3回接種証明書または出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書のいずれかの提出が必要でしたが、現在は不要となります。現在は、新たな感染症の流入を平時においても監視するための「感染症ゲノムサーベイランス(※詳細は以下)」が行われています。
※主要5空港(成田、羽田、中部、関空、福岡)において、発熱・咳などの有症状者に対し、任意でゲノム解析を実施。ただし、この解析において陽性となったとしても、隔離措置や公共交通機関の使用制限などはなし。
◎今後の水際措置について(外務省)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2023C022.html

日本出国前に準備しておくこと

日本出国前のPCR検査は不要です。

●Visit Japan Webへの情報登録【推奨】
日本入国・帰国手続きに必要な「税関申告」をWeb上で行うことができるサービス。日本出国前にメールアドレスでアカウントを作成し、同伴する家族などの利用者情報や、帰国のスケジュールを登録しておくと手続きがスムーズです。
◎Visit Japan Web(デジタル庁)
https://services.digital.go.jp/visit-japan-web/

スペイン入国に必要なもの

2024年10月3日現在、日本国籍ならワクチン接種の有無に関わらず、スペイン入国時にPCR検査の陰性証明書を提出する必要はなく、入国後のPCR検査や待期期間もありません。

●パスポート
残存有効期間は帰国予定日から3カ月以上必要。
※観光目的で、シェンゲン領域国での滞在日数の合計が直近180日のうち90日以内であればビザ不要
※所轄官庁の要請に応じて、以下の提示を求められる場合があります。
・滞在予定の目的および条件を証明する書類
往復の航空券または観光周遊チケット。観光や個人訪問の場合は企画旅行の予約確認書、宿泊施設の証明書
・滞在費用を証明するもの(現金やクレジットカードなど)
1人1日あたり€113.40以上、滞在期間に関係なく、最小で€1020.60または相当額の外貨

●ETIASの取得【2025年前半から導入予定】
ETIAS(エティアス)とは一般的な観光や乗り継ぎのために、シェンゲン領域国をはじめとするヨーロッパ諸国(イタリア、スペイン、フランス、ドイツ、オーストリア、チェコ、ハンガリー、フィンランド、オランダなど30カ国)に入国する際に必要な渡航認証制度のことです。直近180日のうち、合計90日以内の滞在が認められます。2025年前半から導入が予定されており、取得していないと飛行機や船舶などに搭乗できないこともあります。取得はオンラインで行い、クレジットカードで支払いとなる予定(料金は€7で、18歳未満と70歳以上は無料)。有効期限は3年、またはパスポートの有効期限まで。パスポートを更新した場合は、再びETIASを取得する必要があります。
◎ETIAS公式サイト
https://travel-europe.europa.eu/etias_en

●海外旅行保険加入【推奨】
海外で病気やケガをした場合、原則的に医療費や追加滞在日の宿泊費は自己負担になります。万が一の場合に備えて、海外旅行保険に入っておきましょう。クレジットカードによっては海外旅行保険が付帯するものもありますが、渡航の決済を該当のカードでするなどの条件が付いていることもあるので注意が必要です。また、帰国後に医療費を請求するために、現地の病院にかかった場合は診断書や領収書を忘れずにもらいましょう。

●「たびレジ」の登録【推奨】
「たびレジ」とは、外務省からの最新の安全情報を日本語で受信できる海外安全情報無料配信サービスです。出発前から旅先の安全情報が入手できるだけでなく、旅行中も大規模な事件や事故、自然災害など緊急事態が発生した場合、現地の大使館・総領事館からメールで連絡を受け取ることができます。
◎利用者登録はこちら
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

日本帰国時に必要なもの

●パスポート

●税関申告の二次元コード(Visit Japan Webから)【推奨】
空港内の税関検査場にある電子申告端末を操作するときに必要です。Visit Japan Webの「日本入国・帰国の手続」画面の「携帯品・別送品申告」をタップして手続きを済ませると、「携帯品・別送品申告」の情報を含んだ二次元コードが発行されます。二次元コードを未発行の場合は申告書を書いて税関カウンターへ進みます。

スペイン 渡航情報

2024年10月27日よりイベリア航空が成田国際空港ーマドリードの直行便を週3便再開し、所要時間は15時間50分の予定です。経由便の場合、欧州諸国またはそのほかの都市での乗り継ぎが必要になります。所要時間は経由地にもよりますが、バルセロナまで最低でも19時間程度はかかります。

入国の流れ

・入国審査
到着したらEntradaの標識に従って進み、入国審査を受けます。EU加盟国以外の国民「NO EU Nations」のカウンターに並び、パスポートを提示するだけです。ただし、スペインはヨーロッパ内の出入国手続きを簡素化するシェンゲン協定を実施しているため、最初に入国したシェンゲン領域国でのみ入国手続きを行えばOKです(例えば、フランス経由でスペインに入国する際は、フランスで入国審査を済ませます)。

・荷物の受け取り
入国審査が終了したら、利用便名が表示されているターンテーブルで荷物を受け取り税関へ進みます。申告する物がない人は「Equipaje Etiqueta Verde」と書かれた緑のゲートへ進みましょう。申告する物がある人は「Objetos a declarar(Aduana)」と書かれた赤のゲートへ進みます。

・税関
荷物を調べられることはほとんどありません。外貨を含む通貨の持ち込み・持ち出し制限は、いずれも€1万相当までです。それ以上の額を所持している場合は必ず申告をしましょう。

・到着ロビー
到着ロビーには両替所や観光案内所があります。

・スペイン入国時の制限
<主な免税範囲>
◎通貨:€1万相当以上は要申告
◎アルコール類:度数22%以上の酒もしくは度数80%以上のエチルアルコール1ℓ、または度数22%未満の酒2ℓ、非発泡性ワイン4ℓ、ビール16ℓまで(18歳以上)
◎たばこ:紙巻たばこ200本、または小型葉巻(1本あたり最大3g)100本、または葉巻50本、または刻みたばこ250gまで(18歳以上)
◎みやげ品:€430(空路の場合)、15歳未満は€150相当まで

<主な持ち込み禁止、制限品>
◎麻薬や覚醒剤
◎猟銃以外の銃砲類
◎公序良俗に反する出版物

<シェンゲン協定とは>
ヨーロッパの一部の国家間で締結する検問廃止協定のこと。シェンゲン領域国間の移動は、国境の通行が自由化されています。これにより日本など領域国以外から入国する場合は、最初に到着した領域国の空港でのみ入国手続きを行います。出国の際は最後に出国する領域国で出国手続きをします。
シェンゲン領域国
イタリア、フランス、ノルウェー、ギリシア、ルクセンブルク、スウェーデン、ドイツ、オランダ、フィンランド、オーストリア、ポルトガル、スロヴァキア、ベルギー、チェコ、マルタ、ポーランド、スロベニア、リトアニア、ハンガリー、ラトビア、スイス、エストニア、デンマーク、スペイン、アイスランド、リヒテンシュタイン、クロアチア、ルーマニア、ブルガリア
※2024年10月時点。ブルガリア及びルーマニアとそれ以外のシェンゲン領域国間の検問は空路と海路のみ廃止されましたが、陸路の検問は引き続き実施されています。

出国の流れ

・チェックイン
出発の2時間前までに空港に到着しておきましょう。利用航空会社のカウンターでパスポートと航空券(eチケットの控え)を提示し、搭乗手続きを行います。スーツケースなどの荷物は預けて、搭乗券と手荷物引換証(クレームタグ)を受け取ります。

・セキュリティチェック
手荷物を機械に通して検査を受けます。検査所でパスポートと搭乗券を提示します。液体物は、機内への持ち込み制限があるので、注意しましょう。

・出国審査
パスポートと搭乗券を提示して、出国スタンプを押してもらいます。パスポートと搭乗券を受け取ったら搭乗口へ。シェンゲン協定実施国を経由する場合は、出国審査は最終出国地で行います。

・搭乗
搭乗口が遠い場合もあるので、時間には余裕をもって。搭乗時には搭乗券のほか、パスポートの提示を求められることもあります。

免税手続きについて

付加価値税(IVA)
スペインでは商品の購入などの際、4%、10%、21%の3種類の付加価値税が課されます。一定の条件を満たす旅行者は、最大で購入金額の13%の付加価値税が還付されます。

払い戻しの条件
購入日より3カ月以内にEU非加盟国へ持ち出す旅行者が個人の使用を目的とした購入品で、出国時に未使用であることが条件です。

払い戻し方法
グローバルブルーなど数社の免税手続き会社があり、加盟店には「TAX FREE SHOPPING」のマークが掲示されています。必要書類を発行してもらい、空港で手続きを行います。払い戻し手続きの方法は、店舗で発行される書類に沿って行いましょう。

①お店で
会計時にパスポートを提示し、請求書と電子免税還付書類(DERまたはDIVA申請書)を発行してもらいます。

②空港で
自動認証マシン「DIVA」(ディーバ)が導入されており、係員の代わりに機械で免税手続きをすることが可能です。DIVAキヨスクかDIVA読み取り機、または税関に行き、認証を行います。その際購入時の領収書、パスポート、搭乗券、付加価値税還付申請の対象となる物品を用意します。
免税書類を払い戻しカウンターへ提出します。原則として現地通貨またはクレジットカードの口座入金で、所定の手数料を引いた額が支払われます。
※シェンゲン協定実施国を経由する場合は、最終出国地の空港の税関で手続きを行います。
※空港によって手続きの流れは異なります。手続きには時間がかかる場合があります。時間に充分な余裕をもっておきましょう。


③お金の受け取り方法(日本円の場合)
成田、羽田、関西、中部の各空港の到着ロビーなどにある「付加価値税払い戻し専用ポスト」に税関印の押された書類を投函すると、後日、小切手またはクレジットカードの銀行口座に払い戻しを受けることができます。

グローバルブルー:https://cs.globalblue.com/s/submit-your-request?language=en_US(英語のみ)

日本帰国時の注意

海外旅行者の免税範囲が設けられており、「Visit Japan Web」による電子申告が推奨されています。これを利用しない場合は、紙の申告書を提出しましょう。

<主な免税範囲>
◎酒類:3本 1本760㎖のもの。20歳未満の免税はなし。
◎たばこ類:紙巻たばこ200本、または葉巻たばこ50本。加熱式たばこの場合、個装等10個(「アイコス」のみ、または「グロー」のみの場合は200本、「プルームテック」は50個まで)。その他の場合は総量が250gを超えないこと。20歳未満の免税はなし。
◎香水:2オンス 1オンスは約28㎖。オーデコロン、オードトワレは含まない。
◎その他:1品目ごとの海外市価の合計額が1万円以下のもの全量(海外市価の合計額20万円までが免税)。
詳細は税関https://www.customs.go.jp/ を参照

<輸入禁止>
◎麻薬、大麻、覚醒剤、鉄砲弾およびけん銃部品、爆発物や火薬、貨幣・紙幣または有価証券の偽造・変造・模造品、わいせつ物、偽ブランド品など。土、土付きの植物、一部の果実も。

<輸入規制>
◎ワシントン条約に該当する物品。対象物を原料とした漢方薬、毛皮・敷物などの加工品も同様。ワニ、ヘビなどの皮革製品、象牙、剥製、ラン、サボテンなどは特に注意。

<動植物>
◎果実、切花、野菜、ソーセージといった肉類などは検疫が必要になる。乳製品も制限あり。
※2024年10月現在、多くの国で家畜の病気が発生しています。また、おみやげや個人消費用の畜産物は検査証明書の取得が難しいため、肉製品や動物由来製品のほとんどは、日本へ持ち込むことができません。詳細は動物検疫所https://www.maff.go.jp/aqs/を参照。

<医薬品・化粧品など>
◎個人が自ら使用するものでも数量制限がある。医薬品及び医薬部外品は2カ月分以内(外用剤は1品目24個以内)。化粧品は1品目24個以内。

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