
スペインの海外渡航情報! ビザは必要? 時差は? 変換プラグのタイプは? スペイン旅行の際に知っておきたいことまとめ(2025年1月9日更新)
再び盛り上がりはじめた海外旅行。渡航の前に用意しておくことやもの、最新情報をこの記事で確認してから出かけましょう!
Summary
スペイン旅行のプランニングに役立つ滞在中のポイントや、コロナを経て変わった現地事情をチェック。
Q.観光の場合ビザは必要?
A.不要
観光や知人訪問等を目的とした(直近180日のうち)合計90日以内の滞在の場合、ビザは不要です。シェンゲン協定実施国出国予定日から3カ月以上のパスポート残存有効期間が必要になります。2025年からは、渡航認証制度・ETIAS(エティアス)運用開始予定です。
Q.施設入場の注意点は?
A.オンライン予約が必要なスポットも
新型コロナの影響もあり、観光スポットではオンラインでチケットを事前購入するのが主流になっています。サグラダ・ファミリアもオンライン予約が基本です。各施設の情報は事前に確認しましょう。
Q.マスクの着用ルールは?
A.原則、着用義務はありません
スペインではマスクの着用義務は解除され、ほとんどの人がマスクをつけずに外出しています。ただし、医療施設への訪問など、場合によっては6歳以上の方はマスクを着用した方がよいでしょう。
Q.コロナ感染の可能性がある場合は?
スペイン国内で発熱、咳、呼吸困難といった呼吸器系の症状が発生した場合、滞在場所に待機し、他者との距離を1メートル以上保ち、濃厚接触を避けるとともに、医療機関に連絡し、旅行歴及び症状を伝えて診断を受けましょう。
◎スペインにおける新型コロナウイルス感染症関連情報(在バルセロナ日本国総領事館)
https://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00052.html
言語
公用語はスペイン語。地方によってはスペイン語のほかにガリシア語、カタルーニャ語などの独特の言語があります。都市部の観光施設やホテル、レストランなど旅行者向けの場所では英語が通じることが多いです。
通貨・紙幣の種類
€1=163.83円(2025年1月9日現在)
スペインの通貨は「ユーロ€」(補助通貨はユーロセント¢)で、€1=100¢。スペイン語では「エウロ」「センティモ」と発音します。
紙幣は全6種、€5、10、20、50、100、200。硬貨は全8種、1、2、5、10、20、50¢と€1、2で、表面のデザインは欧州共通、裏面は各国独自のデザインになっています。
チップ
習慣はあるが状況に応じてでOK。高級レストランでは支払いの10~15%くらい、ホテルのベルボーイやベッドメイクには€1~2くらいが目安になります。バルなどでは基本的に支払う必要はありません。
両替
銀行(バンコ Banco)や両替所(カサ デ カンビオ Casa de cambio)、24時間営業の自動両替機などで両替ができます。レートは店によって異なりますが、日本国内と比較するとよくないため、出発前に日本国内で両替を済ませておくのがおすすめです。特に空港の両替所のレートがよい傾向です。
クレジットカードとATM
レストランやショップはクレジットカードを利用できる店が多いです。街なかには24時間利用できるATMがあり、キャッシングもできます。
ベストシーズン
4~6月。スペインは東西南北、海岸部と内陸部で気候が著しく異なります。マドリードなど、夏や冬時期の寒暖差が激しい内陸部は、過ごしやすい春~初夏がおすすめ。
時差
-8時間。日本よりもスペインのほうが8時間遅いです。日本の正午は、スペインの同日午前4時。3月の最終日曜~10月の最終日曜はサマータイムが実施されるため、時差は-7時間になります。
免税
付加価値税は免税されます。スペインの商品価格には付加価値税(IVA)が含まれています。旅行者は所定の条件を満たし、手続きをすると払い戻しが受けられます。
スペイン国内通話
スペインでは市内通話でも市外局番からかけます(バルセロナ…93か83、マドリード…91か81)。例えばマドリード市内なら、市外局番の91を電話番号の頭に付けてダイヤルします。
国際電話
日本からスペインへ
010(国際電話識別番号)→34(スペインの国番号)→市外局番+相手先の電話番号
携帯電話の場合は「010」または「+」のあとに「34」、相手の電話番号をダイヤルして発信します。
スペインから日本へ
スペインから日本へ電話をかける場合は、国際直通ダイヤルを利用します。ホテルの客室からかけると、通話料のほかに手数料がかかり、割高になるので注意しましょう。
◎直通ダイヤル
00(国際電話識別番号)→81(日本の国番号)→市外局番(最初の0は取る)+相手先の電話番号
Wi-Fi事情
空港や鉄道駅、観光施設、ホテルなど、無料Wi-Fiを設置しているところもあります。接続が不安定なこともあるので、常にWi-Fiに接続したい場合は海外用Wi-Fiルーターをレンタルするのも手です。また、街なかでスマートフォンなどを操作する際には、スリなどに狙われやすくなるので十分注意しましょう。
スマートフォンの設定
スマートフォンを持っていく場合は「機内モード」をON、「モバイルデータ通信」と「データローミング」をOFFにすれば接続をシャットダウンできます。これを忘れると、海外用の定額プランなどに加入していない場合、高額請求になることがあるので注意が必要です。