
スペインの海外渡航情報! ビザは必要? 時差は? 変換プラグのタイプは? スペイン旅行の際に知っておきたいことまとめ(2025年7月8日更新)
再び盛り上がりはじめた海外旅行。渡航の前に用意しておくことやもの、最新情報をこの記事で確認してから出かけましょう!
Summary
言語
公用語はスペイン語。地方によってはスペイン語のほかにガリシア語、カタルーニャ語などの独特の言語があります。都市部の観光施設やホテル、レストランなど旅行者向けの場所では英語が通じることが多いです。
通貨・紙幣の種類
€1=168.70円(2025年7月8日現在)
スペインの通貨は「ユーロ€」(補助通貨はユーロセント¢)で、€1=100¢。スペイン語では「エウロ」「センティモ」と発音します。
紙幣は全6種、€5、10、20、50、100、200。硬貨は全8種、1、2、5、10、20、50¢と€1、2で、表面のデザインは欧州共通、裏面は各国独自のデザインになっています。
チップ
習慣はあるが状況に応じてでOK。レストランでは支払いの5~10%くらい、ホテルのベルボーイやベッドメイクには€1~2くらいが目安になります。バルなどでは基本的に支払う必要はありません。
両替
銀行(バンコ Banco)や両替所(カサ デ カンビオ Casa de cambio)、24時間営業の自動両替機などで両替ができます。レートは店によって異なりますが、日本国内と比較するとよくないため、出発前に日本国内で両替を済ませておくのがおすすめです。特に空港の両替所のレートがよい傾向です。
クレジットカードとATM
レストランやショップはクレジットカードを利用できる店が多いです。街なかには24時間利用できるATMがあり、キャッシングもできます。
ベストシーズン
4~6月。スペインは東西南北、海岸部と内陸部で気候が著しく異なります。マドリードなど、夏や冬時期の寒暖差が激しい内陸部は、過ごしやすい春~初夏がおすすめ。
時差
-8時間。日本よりもスペインのほうが8時間遅いです。日本の正午は、スペインの同日午前4時。3月の最終日曜~10月の最終日曜はサマータイムが実施されるため、時差は-7時間になります。
免税
付加価値税は免税されます。スペインの商品価格には付加価値税(IVA)が含まれています。旅行者は所定の条件を満たし、手続きをすると払い戻しが受けられます。
スペイン国内通話
スペインでは市内通話でも市外局番からかけます(バルセロナ…93か83、マドリード…91か81)。例えばマドリード市内なら、市外局番の91を電話番号の頭に付けてダイヤルします。
国際電話
日本からスペインへ
010(国際電話識別番号)→34(スペインの国番号)→市外局番+相手先の電話番号
携帯電話の場合は「010」または「+」のあとに「34」、相手の電話番号をダイヤルして発信します。
スペインから日本へ
スペインから日本へ電話をかける場合は、国際直通ダイヤルを利用します。ホテルの客室からかけると、通話料のほかに手数料がかかり、割高になるので注意しましょう。
◎直通ダイヤル
00(国際電話識別番号)→81(日本の国番号)→市外局番(最初の0は取る)+相手先の電話番号
スマートフォンの設定
現在の海外旅行では必携といえます。飲食店の予約や地図参照、入国審査や交通系アプリ、電子マネー、各種予約の二次元コード管理など、活用シーンは多いです。通話もデータ通信も不要なら常に「機内モード」をオンにし、通話(データ通信を利用しない)のみ必要なら「データローミング」と「モバイルデータ通信」をオフにすること。いずれの状態でもWi-Fiへの接続のほか、カメラや目覚ましの機能は使えます。
Wi-Fi事情
空港や鉄道駅、観光施設、ホテルなど、無料Wi-Fiを設置しているところもあります。接続が不安定なこともあるので、常にWi-Fiに接続したい場合は海外用Wi-Fiルーターをレンタルするのも手です。また、街なかでスマートフォンなどを操作する際には、スリなどに狙われやすくなるので十分注意しましょう。