おでかけ
2023.03.13
【北海道】星野リゾート リゾナーレトマムの冬のお楽しみ！「霧氷テラス」や「アイスヴィレッジ」で真っ白な世界を満喫しよう
北海道のほぼ中心に位置する、道内最大級の滞在型スノーリゾート「星野リゾート リゾナーレトマム」は、夏の雲海でも人気ですが、冬にもお楽しみがいっぱい！一面の銀世界を楽しめる「霧氷テラス」や、雪と氷で造られた幻想的な「アイスヴィレッジ」など、トマムの冬ならではの体験がいっぱい。新千歳空港から電車で約90分・直通バスで約2時間、トマムの冬を実地レポートします！
「霧氷テラス」でどこまでも広がる銀世界に感動！
トマム山の標高1088mに設けられた「雲海テラス」は、冬期は「霧氷テラス」として営業します。霧氷とは氷点下約2～10℃の間で空気中の水分や霧が木々に付着する現象のことで、きらきら輝く景色は寒冷地の朝ならではの絶景。夏には雲海が楽しめる展望デッキや「Cloud Bar（クラウドバー）」から、霧氷に包まれた森を一望できます。
![星野リゾート トマム Cloud Bar（クラウドバー）]()
展望デッキから歩いて数分の場所にある「Cloud Bar（クラウドバー）」
![星野リゾート トマム Cloud Walk（クラウドウォーク）]()
「Cloud Bar（クラウドバー）」のすぐ近くにある「Cloud Walk（クラウドウォーク）」。山の斜面にせり出した通路から絶景を眺められる
霧氷の上を空中散歩している気分になれる「Cloud Walk（クラウドウォーク）」もおすすめです！歩くたびに揺れる通路はちょっぴりスリリングな体験です。霧氷テラスは標高が高いぶんかなり寒いので、しっかりと防寒対策をして楽しみましょう。
![星野リゾート トマム ゴンドラ]()
霧氷テラスへはゴンドラで13分。往復2200円（トマム ザ・タワー、リゾナーレトマム宿泊客は無料）
また、雲海をイメージしたソフトクリームやドリンクが人気の「雲Cafe」には、冬季限定で霧氷をイメージしたメニューが登場します。「霧氷コーヒー」600円は霧氷を模したアメ細工がホットコーヒーにのっています。霧氷が付いた木をイメージした「霧氷チョコレート」1000円の中には、エリア内で展開する農業プロジェクト「ファーム星野」で生産したトマム牛乳を使ったミルクジャムが入っていて、ちょっぴりビターなチョコレートとの相性は抜群です！
![星野リゾート トマム 「雲Cafe」冬メニュー]()
「雲Cafe」は展望デッキに直結していて、窓際の席からは景色も堪能できる
トマムの冬の夜のお楽しみ！「アイスヴィレッジ」
「星野リゾート リゾナーレトマム」では最低気温マイナス30℃という気候を生かし、雪と氷で造られたドームが立ち並ぶ「アイスヴィレッジ」が冬の夜を彩ります。3万2000㎡という広大な敷地にはホテルやバーのほか様々なお店があり、まさに一つの街のよう。1998年の初登場から進化を続ける、トマムの冬の人気スポットです。
![星野リゾート トマム アイスヴィレッジ 「氷のセイコーマート」]()
アイスシェフのゼリーは北海道らしいメロンをはじめ、好きな味を選ぶことができる
2023年、アイスヴィレッジに新登場したのが「氷のセイコーマート」です。セイコーマートは「セコマ」の愛称で親しまれている道内最多店舗数のコンビニチェーンです。ここで楽しみたいのは、セイコーマート名物の「ホットシェフ」にちなんだ「アイスシェフ」。氷のグラスにヨーグルトとゼリーを入れて混ぜると、どんどん固まってフローズンヨーグルトができあがります。自分の手で作ったスイーツは格別のおいしさです！
「氷のスイーツショップ」では、氷の型にチョコレートやトッピングを入れて外気で固める「オリジナルチョコレートづくり体験」1500円が楽しめるほか、トマム牛乳を使ったミルクジェラートが乗る「氷のパフェ」4500円も食べられます。
「氷のBar」では、氷に囲まれた空間で大人の時間を楽しめます。バーカウンターにはずらりとボトルが並び、アルコール・ノンアルコール問わず50種類以上のメニューを氷のグラスで提供してくれます（グラス1100円～）。
![星野リゾート トマム アイスヴィレッジ 「瞬間冷凍カクテル」]()
2023年に新登場した、注いだ瞬間にドリンクが凍り始める「瞬間冷凍カクテル」1800円はフルーティーな味わい
![星野リゾート トマム アイスヴィレッジ 「氷上のジップライン」]()
「氷上のジップライン」体験2000円（トマム ザ・タワー、リゾナーレトマムの宿泊客は無料）。身長110㎝以上、体重100㎏以内の人が体験可能
アイスヴィレッジには雪と氷の中で楽しむことができるアクティビティも豊富です。「氷上のジップライン」では、アイスヴィレッジを一望する展望台から約30秒の空中散歩を楽しめます。冷たい空気を切り裂いて滑走する体験はアイスヴィレッジならでは！
![星野リゾート トマム アイスヴィレッジ 「氷の滑り台」]()
「氷の滑り台」は身長130㎝以上で利用可（無料）
展望台には氷の滑り台も設置されているので、ジップラインは少し怖い…という人はこちらを楽しんでみては？滑り台の先にはアイスリンクがあり、スケート靴の貸し出しも行っています（大人1200円、小学生600円）。幻想的な景色の中でスケートを楽しみましょう。
毎晩19時30分からは音楽にのせて5分ほど花火が打ち上がります。澄んだ夜空に開く花火は格別の美しさです。寒い冬×花火という一味違った体験をぜひ。
ほかにも氷や雪をテーマにしたグッズが揃う「氷の雑貨屋」や、氷のオリジナルグラスづくりや氷のシャボン玉づくりなどの体験（有料、要事前受付）が楽しめる「氷のアトリエ」、継ぎ目のない一枚氷で造られた「氷の教会」と「氷のホテル」など、氷の世界を満喫できるスポットが盛りだくさんです！
冬のトマムには他にもこんな楽しみが
スキーリゾートとしても人気の「星野リゾート リゾナーレトマム」では、スキーヤーやスノーボーダーに嬉しい施設がたくさん。リゾナーレトマムの27階に1室だけ作られた「スキーヤーズスイートルーム」は、ウインタースポーツを楽しむ人向けの客室です。アンティークのスキー板やリフトチェアをリメイクした椅子が配置されており、玄関にはスノーブーツの乾燥機も用意されています。（1泊5万8200円～）
バスルームからはゲレンデを一望することができます。プライベートサウナも付いていて、スキーを楽しんで疲れた身体をしっかりと癒やすことができます。
スキーやスノーボードを履いたままアクセスできる「ホタルストリート」にはレストランやカフェなどの飲食施設や、アウトドアショップやワインショップが並びます。2023年には「スキーインスキーアウトこたつラウンジ」として、なんとゲレンデにこたつが登場。スキー靴を履いたままこたつに入り、おでんやホットドリンク、地元のクラフトビールを味わえます。雪山でこたつに入る特別な体験を楽しんで。
![星野リゾート トマム スキーインスキーアウトこたつラウンジ メニュー]()
昆布だしが利いた「スペシャルおでん鍋」1万2000円はカニやタラなど北海道らしい具材がたっぷり。おでん串は単品で500円～注文もできる
「星野リゾート リゾナーレトマム」で、この季節だけの特別な体験を楽しんでください！
【データ】※2022年度のものです
■霧氷テラス（むひょうてらす）期間：12月1日（木）～ 3月31日（金）
時間：【12月1～25日】9～15時(ゴンドラ山麓駅舎最終乗車)、15時30分(ゴンドラ山頂駅舎最終乗車)、雲 Cafe 15時LO
【12月26日～3月31日】9時～15時30分 (ゴンドラ山麓駅舎最終乗車)、16時(ゴンドラ山頂駅舎最終乗車)、雲Cafe 15時30分LO
対象：宿泊、日帰り客共に利用可
※気象条件により霧氷が発生しない、または営業を中止する場合あり。
■星野リゾート トマム 「アイスヴィレッジ」（ほしのりぞーと とまむ 「あいすゔぃれっじ」）※気温上昇に伴い2022年度の営業は終了しました期間：12月10日～3月7日
時間：17～22時（最終入場21時30分）
料金：小学生以上600円
※ザ・タワー リゾナーレトマム宿泊者は無料（一部、対象外のプランあり）
※トマム ザ・タワー会員は、宿泊のホテルに関わらず入場券を購入。入場券はアイスヴィレッジエントランスの券売機にて購入可。
対象：宿泊、日帰り客共に利用可
※天候や気象条件により、期間や実施内容が一部変更になる場合あり。
※各ドームや体験は順次開始予定。
※各ドームの利用には人数制限を設ける場合あり。
■スキーインスキーアウトこたつラウンジ（すきーいんすきーあうとこたつらうんじ）期間：12月1日（木）～3月31日（金）
時間：11～21時(20時LO)
場所：星野リゾート トマム ホタルストリート内 cafe&bar「つきの」
対象：宿泊、日帰り客共に利用可
※仕入れ状況により提供内容が一部変更になる場合あり。
※天候状況により開催しない可能性あり。
※時期により営業時間が変更になる場合あり。
Text & Photo：山田凌也
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